日が照り、風もなく、暖かい。
普通自動車がやっと通れるほどの道で、
軽トラックが、前後輪を側溝に落とし込んでいる。
運転手はいないが怪我するほどではないから、助けを呼びに行ったのだろう。
フロントガラスには高齢者マークが付いている。
同じマークを付けているものとしては、気を付けなければ、と改めて思う。
北側では飛行機雲が長く残っている。
南側を飛んでいるが見えたが、飛行機雲が非常に短い。
方角的に言うと、北側は大阪、南側は東京以北行きではないかと思う。
飛行高度も南側の方が高い様に見え、上空の方が空気が乾燥しているらしい。
軽トラのお魚屋さんが道路脇の広い所に車を止め、お菓子を食べている。
荷台には断熱シートが被せられてあり、その上に電卓が置かれていた。
電卓はビニール袋に入れ、口を輪ゴムで止められ汚れないようにしている。
このお魚屋さんは得意先を「お魚はどうですか」と一軒ずつ回っているので、
回る先の、時間の都合か、お腹が空いたか、のどちらかだろう。
コンクリートの基礎の作りかけの時、鉄筋が出ている所では危ないので、
ビールやジュースの空き缶を、鉄筋の先に差し込んである。
道端の花壇に添え木の先に、
ワンカップの空き瓶を、同じように差し込んである。
それも数ある中の一本にだけ。
酒飲みが歩きながら飲んで、その空き瓶を捨てる代わりに、
こんな悪戯をしたのだろう。
酒の上とは言え、これも不法投棄、許されるものではない。
スイセンが方々で咲いている。それを帰って家内に言うと
玄関にも、わが家のを生けてあろ、言うんじゃなかった。