雲一つない快晴。上着も軽い物にした。それでも暖かくて気持ちが良い。
ふと、空を見上げた時、飛行機の機体が見えた。飛行機雲は出てない。
太陽の光を、丁度この方向に反射していたらしく、
見えている時間は、ほんの僅かの間だった。
その時、南側でも飛行機が飛んでいた。こちらは飛行機雲を連れている。
なるほど、頭上から南側の空は、夏の空のように僅かに濁っている。
やや大きめのリックを背負った、夫婦ずれとすれ違った。
ハイキングでもされているのだろうか。
遠くで石焼き芋の売り声が聞こえる。
ずいぶん前になるが、アルミの鋳物で出来た鍋があつた。
鍋底の真ん中が煙突のように開いていて、
そこから、熱気が鍋の中に行き渡る。
その煙突状の周りに、パンの生地を入れたり、芋を入れたりして焼いていた。
芋は石焼き芋のように、ほっこりと焼き上がる。
この手の鍋が欲しいのだが、見当たらない。
鍋の名前も分からないので探しようもない。
何時もの散歩道の下手に、新しくできた広い道がある。
その歩道に植えられた街路樹に、赤い実が付く。
毎年これを食べに、ヒヨかムクがやってくる。
でが、今年は未だ姿を見せない。
実が熟れていないのかと、採ってつまんでみると、柔らかく簡単に潰れた。
餌が豊富で、此処まで出てくる必要がないのだろうか。
紅い色の梅だけが、咲いているので、尋ねてみたところ、
その梅は、実を採る梅とは別種で、実は食用に出来るほどの物でないそうだ。
お正月用の盆栽に、作られていたものを、
地に植えたのが、大きくなった物だとのこと。