あまぐり日記

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あ.まぐり

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2007.12.03
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カテゴリ: 本
高野和明著:★★★☆☆

犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。だが手がかりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。処刑までに残された時間はわずかしかない。二人は、無実の男の命を救うことができるのか。(裏表紙より)


ラスト30ページくらいで、一回読んだことがあったことに気づきました。あまりに綺麗さっぱり忘れていたために、2回目なのにとても新鮮な気持ちで読めた。

この物語は、真犯人が云々というより『死刑』制度についてとても考えさせられる話です。実際、真犯人の正体が分かる場面はかなり強引。実際に事件が起こった時に、もう少しだけ深く事件そのものを追求しておけば、簡単に真犯人は見つかったのでは?と思うところ盛りだくさん。それと、冤罪を晴らすために調査を依頼した人物もなんとなく強引。

この本を読む限りでは、死刑囚となる基準が如何に曖昧なものなのかと考えさせられる。また、刑務官の仕事、どのようにして死刑は執行されているのかなど、その点に関しては、とても興味深く読める。ヒトがヒトを裁くということは、とても難しいことだと思う。


13階段


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Last updated  2007.12.03 22:30:33
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