工房 北極星

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2015.10.01
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カテゴリ: ニュース
写真家のインベカヲリ★さんは、先ごろ、獄中の神いっき被告に接見し、出産や性同一性障害について直接話を聞いてきた。その一部始終が、「別人格出廷! 日本発“多重人格裁判”となった『声優のアイコ事件』」として「新潮45」9月号に掲載されている。

 裁判長は尋常でない様子にわずか5分で審理を打ち切った。だが、その閉廷を告げる声と同時に、再び「お兄ちゃんは悪くありません」との幼い声が響いたのだった。

 第8回公判では男であろうとする神被告に戻り、それまで否認してきた容疑をすべて認めた。そして自身は「多重人格者」であり、事件は他の人格が犯したと主張するに至った。その詳細は、第9回、第10回の被告人質問で語られ、ゲンキの他にもコウジという人格がいることが明らかにされた――。

神被告はインベ氏に対し、まず出産についてこう語ったという。

「男のケジメとして産みました。自分は父親になったんだなぁと思いました」

 神被告は、乳房切除手術を受けているが、下半身は手術していない。だから産めたわけだが、なんと母親ではなく父親という認識なのである。

 子供は女児だったという。だが、その赤ん坊と過ごしたのは5日だけだった。

 そして多重人格についても、驚愕の事実が明かされた。ゲンキ、コウジの他、あと二人の人格がいるというのだ。

「弁護士さんから聞いたんですが、ゲンキ君は、他にも同い年の女の子がいると言っているらしい。あと、オバサンがいるとか」



 インベ氏はこうした神被告とのやりとりをこの記事で詳しくレポートする。

 現在、裁判では責任能力の有無が焦点となり、9月に精神鑑定が始まる。果たしてそこで別の人格は現れるのか。多重人格と診断されるのか。

 別人格出廷という日本初の本格的多重人格裁判となったこの事件の今後が注目される。





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最終更新日  2015.10.01 16:17:58
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