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2020.12.14
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テーマ: 読書(8283)
カテゴリ: 【読書】未分類

本のタイトル・作者



OKUDAIRA BASE 自分を楽しむ衣食住 25歳、東京、一人暮らし。月15万円で快適に暮らすアイデアとコツ [ 奥平 眞司 ]

本の目次・あらすじ


朝の時間
・朝5時に始まるモーニングルーティン
・気づいたら朝食に1時間半
・ホームベーカリーで作ったパンを網でトースト
・目玉焼きは、自作の陶製フライパンで
・買い物は個人商店か、野菜の無人販売所などで
・食後の片付けは自転車のメンテナンスと同じくらい楽しい

・僕が規則正しい暮らしをする理由
・フリーランス生活の1日ーユーチューバーの時間術ー
・DIYで作るワーキングスペース
・お金よりも時間を大切にしたい
・憧れだった一人暮らし。進路変更の相談
・和の朝食作りで、心と生活のリズムを整える
・だしへのこだわり。だしとコーヒーは似ている
・利尻昆布と僕の街の水
・椀を手に持つたびに「きれいだなあ」と思う
・土鍋で炊くちょっとの不便さが楽しい
・卵焼きの思い出。一人暮らしに巻きすは必要?

・部屋に枝ものを飾る

昼の時間
・昼休みは12時から13時まで。仕事は17時で切り上げる
・暮らし系ユーチューバーの仕事術
・僕の仕事道具を紹介します

・憧れには遠いけれど、植物のある生活は楽しい
・家事を細かく分けて好きになる
・部屋作りの原点は、子どもの頃の秘密基地作り
・キッチンの壁、テーブル、物置き台を自作
・自分の中にぶれない軸を作りたい
・僕がこの家に出合うまで
・収納ボックスを二つ重ねて食卓に
・物選びは暮らしの醍醐味であり、ライフデザインである
・七つのフライパンを使いこなす
・どの鍋もレギュラーメンバーです
・吟味しているはずなのに、不用品が出てくる不思議
・修理、手入れをして長く使い続ける
・手作りのラック、ビンテージのハンガー、古着、機能性
・休日は火曜日と水曜日と決めています
・一人キャンプの魅力は「不便さ」
・ベランダおやつとエスプレッソ
・季節の手仕事、始めました

夜の時間
・ランニングと夕食作り、ときどき一人居酒屋
・靴は7足。でもコレクションの趣味はありません
・鍋にピザにスパゲッティ、煮付けに燻製も
・我が家の夕食コレクション
・器と料理。人生二度目の陶芸教室
・僕のデザイン修業時代
・「普通っていいな」25歳の誕生日の過ごし方
・客人を手料理でもてなす。これ以上ない幸せ
・オーブンがオープンする暮らしの会話
・テレビを置かなくなった理由
・奥平家のお正月
・母とその友だち、弟とその彼女
・大学生、一人暮らしの仕事と家計簿
・デザイン専門学生、一人暮らしの仕事と家計簿
・月15万円で、快適に暮らす
・将来のこと、収入の不安、専業主夫、結婚
・自分の欲望に忠実に。僕の夜遊び。
・愛しの小倉トースト
・トントントン、ザクッザクッ。暮らしの中の音楽
・階上の住人と仲よくなる
・包丁研ぎは、只今修行中
・寝る前3時間は、間接照明で過ごす
・台湾でちょっと暮らしてみた

あとがきにかえて。この1年とこれからのこと

引用


暮らしとは、料理や掃除、洗濯や整理整頓など「やらなきゃいけないこと」です。でもその「やらなきゃいけないこと」を「楽しくて仕方がないこと」に変えることができるなら、毎日が、そして人生が楽しくなると思うのです。


感想


2020年読書:214冊目
おすすめ度:★★★

著者は、25歳独身男子。
愛知県出身。大学卒業後、東京の専門学校に一人暮らしで通い、現在はフリーランス。
月に15万円(奨学金返済15,000円を含む)で「楽しく、無理せず、頑張らない」をモットーにした丁寧で豊かな生活を送る、暮らし系YouTuber( OKUDAIRA BASE )。



私、YouTubeをまったく見ないので、この方を存じ上げなかったのですが、チャンネル登録が25.6万人という人気YouTuber。それとデザインなどで生計を立ててらっしゃる。すごいな。
「丁寧な暮らし」系で若い男性って少ないですよね。そういう雑誌も女性向けだし。
家事が大好き、日々を慈しむ男子っていうだけで、珍しい。

こういう新しい生き方に、心理的な抵抗を覚える自分に老いを感じる。
YouTuber?誰もがそんなふうに生きていければ苦労しないよ、若い時はいいけどこれからどうするの?
あー、最も自分が言いたくなかった台詞が脳裏をよぎる。
別にいいじゃん、好きに生きれば。その人の人生なんだから。誰に迷惑かけるでなし。
こうして「ああ、いいな」と暮らしを立ち止まる瞬間を与えてくれる。
YouTuberを「エッセイスト」と置き換えたら、私には抵抗がない。そういうことなんだろうな。

著書の内容はとても興味深かった。思わず目次をすべて書き写した。
「めちゃくちゃ食べるな」「ずっとご飯作ってる」「すごい料理好きなんだな」「ピザとチーズケーキめっちゃ美味しそうやな」「お家の採光加減が素敵」。
私には出来ないなあと思うけど、見ていたら「いいなあ」と思う。

著者は元々は家事が嫌いだったそうで、そこからの分岐ルートが

家事が嫌い→じゃあ嫌いを減らすには?→とにかく最低限にしよう(ミニマリスト)
家事が嫌い→じゃあ好きを増やすには?→とにかく楽しもう(著者)

みたいな感じがしました。私はその中間にいるかな。
どちらも自分が楽しく生きて行けるならそれでいいと思うんだ。
そして月にいくらあれば自分がご機嫌で生きて行けるか?というのって大事。
私は月に10万円程度あれば最低限、楽しく生きていける。一人なら。
質素で豊か。それじゃあ経済が回らない?そもそもそういう経済活動が間違っていたんじゃない?
そんな気がしてくる。
ベーシックインカムがあればな…!

著者は、自身を暮らしマニア、暮らしオタクと呼ぶ。
私も日常の研究をするのが大好き。ちょっと系統は違うけど(時短系)。
世の中に毎日、こういう暮らしをしている人がいるというのは、いいものだ。
何を大事にしたくて、何をないがしろにしているのか、気付かせてくれる。


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最終更新日  2020.12.14 12:00:10
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