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2020.12.25
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テーマ: 読書(8283)
カテゴリ: 【読書】未分類

本のタイトル・作者



自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい 仕事・恋愛・人間関係の悩みがなくなる自己肯定感の高め方 [ 田中 よしこ ]

本の目次・あらすじ


はじめに

第1章 あなたは「私」が好きですか?自分編
・自分にダメ出しばかりしてしまう沼
・自分を見失いがち沼
・小さなことに悩んでしまう沼
・言ったことを気にする沼
・誰もわかってくれない孤独沼
・すぐに気持ちが落ち込んでしまう沼

・自分のことを自分で決められない沼
・他人軸で考えてしまう沼

第2章 あなたの「価値の基準」は何ですか?お金と時間編
・何かしてないと不安になる沼
・ストレス解消のためにムダ遣いをしてしまう沼
・損得で考える沼
・貧乏マインド沼
・お金のことを心配しすぎ沼
・SNSで落ち込む沼

第3章 誰かに言われたことで悩んでいませんか?人間関係編
・人からどう思われているかが気になる沼
・自分のことより人のことばかり優先する沼
・人に振り回されがち沼

・人からほめられても素直に受け取れない沼
・人に頼み事をできない沼
・人の何気ない一言に傷つきやすい沼
・会話中の無言に焦る沼
・知らないことがあると落ち込んでしまう沼

・人に嫉妬してしまう沼

第4章 わがままに自由に生きてみませんか?仕事編
・ビジネスの人間関係がしんどい沼
・自己犠牲になりがち沼
・仕事ができない自分に落ち込む沼
・他人に厳しくしがち沼
・いつも評価を気にしてしまう沼
・すぐに手を差し伸べる沼
・今の仕事が自分に合っているのか悩み沼
・やりたい仕事がない沼
・仕事が休めない沼
・がんばっている人を見てひがむ沼
・独立したもののお金が稼げない沼

第5章 あなたは誰がいちばん好きですか?恋愛・結婚編
・恐怖でいっぱい沼
・自分を責めてしまう沼
・パートナーを責めてしまう沼
・過去の失敗に囚われている沼
・私だけが運が悪いと感じてしまう沼
・私は誰からも愛されない沼

おわりに

引用



成長や責任に重きを置いていない人は仕事で成果を出したくて働いているわけではなくて、仕方なく働いているかもしれません。


感想


2020年読書:232冊目
おすすめ度:★★★

これ、自分に刺さりますね。
何度抜け出したと思っても、相変わらずいろんな沼にずぶずぶハマってます。
だから定期的にこういう本を読んで、足を抜かないといけない。
ああまたハマってたな、って。

目新しいことはなく、こういう本によく書いてあることが書いてある。
「事実」と「感情」を分けること。
自分の世界の見方、認識のゆがみを自覚すること。
「自分」と「他人」を分けること。
自分が変えられることと、変えられないものを分けて考えること。
「建前」と「本音」を分けること。
自分の心が本当に何を望んでいるのか、今一度問いかけてみること。

自己認知の歪みを意識するだけでも、だいぶ違う。
でもそこが一番つらくもある。

私は人から褒められたい。
褒められない自分に価値はない。認められない存在は意味がない。
だから、愛してもらうには、目に見える成果を出し続けないと。
すごいねって、頭を褒めてもらえるように。ずっと、ずっと。
頑張って頑張って、死ぬまで頑張り続けなくちゃいけない。

…というのが幼少期からの自己形成のベースになっているんですよね。
(ほら、書いててめっちゃ辛くなってきたやん)
子供の頃に、「どこまで行けば終わりがあるのか、私は赦されるのか」って思ってた。
はやく終わりが来ることを願った。心の底から眠れるように。
いつかどこかで、すべてが救われるように。

でもそれって結局、私がかけていた眼鏡なんですよ。
そうすることで世界を見ることにしたのは、私だ。
愛されるためにその方法を選んだのは。
反応を得るための安易な手段として。

でも、もう私は大人になって、自分がどんな眼鏡をかけているのか、気付くことが出来る。
かけている眼鏡を外すことが出来る。
沼から足を抜いて、もっと歩きやすい場所を選ぶことが出来る。
大人になって良かったな。

自分の子供を見ていて思う。
生きていること、それだけで価値がある。
いや、そもそも「価値がある」ってことがおかしいのか。
そこにいてくれるだけでいい。
オプショナルを付け加えたのは、長ずる過程の親か、自分自身か。

今でも私は親の前で「良い子」を演じてしまい、激しく消耗して疲れる。
大学生になって、アダルトチルドレンの本を読んだときに思った。
機能不全家族の子供。「道化」であり「優等生」。
そこから抜け出せない自分。
ずっと、今のままなのかもしれない。
それもまた一つ。
選ぶのは、私なんだ。


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最終更新日  2020.12.25 06:00:09
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