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2021.01.08
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テーマ: 読書(8283)
カテゴリ: 【読書】未分類

本のタイトル・作者



家族のトリセツ (NHK出版新書 637 637) [ 黒川 伊保子 ]

本の目次・あらすじ


第1章 なぜ家族にストレスを感じるのか
第2章 「家族を甘やかす」の効用ー「失敗」「弱点」「欠点」が人生を拓く鍵
第3章 家族にこそ必要な、4つの「やってはいけない」
終章 家族の中に「優しさの泉」をつくる

引用



「失敗を恐れずに挑戦する」のではない。「失敗をするために挑戦する」のである。


感想


2020年読書:255冊目
おすすめ度:★★★

脳科学・人工知能(AI)研究者である著者による本。
この著者の本を読むのは3冊目で、1・2冊目のときと同じようなことが書いてあるのだけど、例示が変わってまた興味深く読めた。
多分この人、講演とかしたらめちゃくちゃ聴衆引き付けるの上手いタイプだと思う。


やかんでお茶を沸かしている間に掃除をはじめたりとか、あるある!
だから、溢れるお茶を許容する。だからって死ぬわけじゃないし。噴かないように付きっ切りでいるより、多少零れたってこちらの掃除が済んでいる方が効率的だ。
でも男性脳は違うんですね。私もよく夫から言われる。「それ終わってからやったら?」
違うねん!これで全体のストレス下げてるねん!それ想定の範囲内やねん!

被害者意識を持たないどころか、自分で罪を差し出すというセンス、すごい。
誰かを先に許すこと。自分の脳に、優しさを証明すること。
これ、子どもや夫にもそうだけど、仕事にかなり使えると思いました。
「どうして~したの?」「前にも言ったよね?」より、「“私が”気にしておいてあげればよかったね」「“私の”伝え方を変えたらよかったね」。
そうすることで、自己と他者の境界線を乗り越える。関係性をつなげる。脳内の責任範囲を広げる。
心に留めておこう…。私めちゃくちゃ人を責めてるんで。「俺じゃない/あいつがやった」理論で生きてるんで…。そしてそのことに自己嫌悪してしまうので…。

これまでのレビュー


2020.09.11  妻のトリセツ [ 黒川 伊保子 ]
夫のトリセツ [ 黒川 伊保子 ]


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最終更新日  2021.01.08 18:00:09
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