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若い頃は、役職や収入にこだわりながら目の前の仕事に懸命に取り組むことで十分だと思うのです。ただ40歳を超えた中高年からは、「自分は何をしているときが幸せなのか」を考える必要があります。(略)
この「自分(他人ではありません)は何をしているときが幸せなのか」を普段から考えておくべきでしょう。人によって簡単に見つけることができる人もいれば、そうでない人もいます。また見つけていてもどんどん前に進めていける人もいれば、どうしてよいのかわからずに立ち往生している人もいます。
会社で働きながら取り組むのですから多少時間をかけてもかまいません。頭の中で考えるのではなく行動してみることがポイントです。周囲から三日坊主と言われても3日分は前進しているのです。
自分の幸せが不明確だとあまり関心のない資格試験の勉強を始めたり、自分に合っていないことに時間をかけすぎてしまうことになりかねません。
その次には「自分をどこに持っていけば人に喜んでもらえるのか」を考えます。これは「自分のお客さんは誰か」を確定する作業でもあります。
楠木新(クスノキアラタ)
1954年神戸市生まれ。1979年京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。人事・労務関係を中心に経営企画、支社長等を経験。47歳のときにうつ状態になり休職と復職を繰り返したことを契機に、50歳から勤務と並行して「働く意味」をテーマに取材・執筆・講演に取り組む。2015年に定年退職した後も精力的に活動を続けている。2018年から4年間、神戸松蔭女子学院大学教授を務めた。現在、楠木ライフ&キャリア研究所代表
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