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2023.05.19
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テーマ: 読書(8290)
カテゴリ: 【読書】時間術

書名



時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣 [ 滝井 いづみ ]

目次


第1章 思考編
第2章 スケジュール管理編
第3章 ムダとり・時短編
第4章 効率アップ編
第5章 環境・仕組みづくり編
第6章 メンタル編
第7章 人生編

感想


2023年106冊目
★★★


食洗機あればすぐに皿洗い終わるのになって思いながらダラダラしてるならその間に皿洗えるやろって話なんですが。
食洗機導入したらやっぱり時短になったり節水になったりするわけで、長い目で見たらタイムパフォーマンスがいいのだろうと思う(うちにはないけど、食洗機)。
つまりは時間術ってそういうものなんだろう。

春からこっち、新しい環境に四苦八苦する日々を送っている。
「なしておらはこげん仕事ができんとや」
と泣きながら時間術や仕事術の本を読み漁る。
この本は、タイムマネジメント系の本に書いてあることがコンパクトに読みやすくまとめられていました。なんというか、2時間の研修で講師が話してくれそうな感じ。

こういう本を読んでも、いっぱい同テーマの本を読みすぎて、私には既知の内容の再確認になることが多い。
と分かっても読んじゃうんだよな〜。食洗機いいよな〜。

生存・生活以外で、1日15分だけでも自分だけの時間を持つと日々の満足度が変わる。
これは、前に読んだ本の「1日の1%(15分)」と同じだな。

朝ドラも1日15分ですね。これくらいのボリュームだと、毎日続けやすいのよね。

タスクについては、「MoSCoW」という分析法で、

Must(絶対やらないといけない)
Should(可能であればやる)
Could(やってもいい)


のフィルタリングで定期的に見直すとよいのだそうだ。
確かに自分のTODOリストを見ると、上の4項目がぐっちゃんぐっちゃんだ。
TODOリストも、

①書き出す
②仕分け
③行動
④更新

という流れで作っていくとよいのだそうだ。
さらに、時間をうまく使うために「ひとり作戦タイム」を持つとよいと言う。
今抱えていることの棚卸しと、未来への計画づくりの時間。
平日の朝30分、週末2時間取っている人が多いとあって驚いた。
え、そんなに…?
私はだいたい数分でぜんぜん違うこと考え始めちゃうよ…。
それか「ひとり糾弾タイム」になってしまい、ひたすら自分の「出来てない」を責め立てるかだよ…。

ベンジャミン・フランクリンの「仕事を追い立てよ。仕事に追い立てられてはならない」は、耳に痛い。
追い立てられてばかりよ。私…。

マーク・ザッカーバーグの「完璧を目指すより、終わらせろ」という言葉も含蓄深い。
ま、これは私得意でして、すんごい粗いクオリティで完成品名乗って出してくるからな?!笑

負担に思うこと、頼まれごとは「試されごと」というのも、染みる。
今、私は試されているんだろうなあ。
何が出来て、出来ないのか。
出来ることをどう活かすか、出来ないならどうするか。

「まだ来て2ヶ月なのに、次々新しいことに取り組んでいて、こんなアクティブな係長が今までいなかったからびっくりしてる」
と、部下のひとりから言われた。
ちょっと嬉しかった。

この間、いつもはクレーム対応をしている課長が不在の時。
私が(いちおう係長なんで)かわりに責任者としてクレーム対応ではじめて現場へ趣き、話を収めて帰ってきて(計6時間)、その後、今回の改善点や対処法を課長に提案したら、読まずに返された。
私の行動が癇に障ったようだ。
現場も会社のこともよく分かっていない、来たばっかりのぽっと出の奴に、知ったような顔されたくはないわなあ。
…でも絶対、やったほうがいいと思うんだけど。
と、ひとりで悶々としていた。
私ここにおる意味あるんかな。何のために?
仕事もできない、ただピーチクパーチクうるさいだけの奴やん…。

4月に現場から引き上げられてきた人は、「現場を離れたら自分は何の訳にも立たない…」「ダブルクリックが遅すぎてクリックとしか認識されない…」「自分が雇われていることは会社の金の無駄遣い…」と4月は毎日家に帰ると泣いていたのだそうだ。
それを聞いて、びっくりした。
現場では大ベテランで、知識も豊富で、みんながカリスマ、神と呼ぶ存在。
異動してきても、業務を飄々とこなしているのだと思っていた。

そっかあ。みんな、同じなんだ。
おとなだから、言わないだけ、見せないだけで。
私だけが特別、世の中に適合できていないだけなのかと思っていたよ。
(そしてその人から見ると私も、「すっとみんなに溶け込んで、いつも明るく元気に働いている」のだというから、人というのはわからんね!)

今の会社は、前のところよりダイレクトに、現場に意思決定を反映できる。
それが面白くも怖くもある。
本社の「思いつき」に、現場が右往左往して翻弄されるようなことにはしたくない。
よいものをつくりたい。もっとよくしたい。
現場がなくては立ち行かないのに、ブルーカラーな現場の給料は驚くほど安い。
私なんてブルシット・ジョブのホワイトカラーなのに、たいしたことしてない私の方が給料は高い。
その矛盾が辛い。
なんで?と思う。

そこもなんとか、解消できないのかなと思っている。
給料ということが難しいのであれば、ほかの面で。
それが出来るのは、私が今、この立場にいるからだ。
私には、決定権と裁量権が与えられているからだ。

なら私は、私がここにいる意味はあるのだと思いたい。



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最終更新日  2023.05.19 00:03:13
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