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2023.06.28
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テーマ: 読書(8290)
書名


考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール [ 益田 ミリ ]

目次

1章 フィンランドの空の下で考えたこと
2章 未来から今を懐かしむ
3章 自分の直感を当てにして生きる

引用



わたしは、まだここにいるのに。元気でここにいるのに。なぜだろう、未来から、この今を懐かしんでいたのだった。


感想

2023年139冊目
★★★

著者が2017年、2018年、2019年にフィンランドを訪れた際の一人旅エッセイ。

さて諸君、私はシナモンロールがあらゆるパンの中で一番好きなのだ。(唐突に)

というわけで、本の冒頭の写真がいろんなお店のシナモンロールだらけで垂涎。
羨ましい!フィンランド行きたい!フィンランドでシナモンロールを食べまくりたい!!


私はかつてバックパッカーでヨーロッパを巡っていたことがあり、その時にフィンランドへも行った。
真冬。めちゃくちゃ寒かった。そしてあらゆる施設が冬は閉まっていた記憶…。
でも町がコンパクトで観光もしやすく、雪で真っ白できれいで、絶対にまた行きたいと思った。

北欧への漠然とした憧れって、その逆の「極東の日本」みたいなものなのだろうか。
私はステレオタイプな国の話を聞く度、「でもイタリアにかて鬱の人はおるやろ」「ダサいフランス人かておるやろ」と思うようにしているんですが(ごめんな)、でも国の「カラー」はあるのだろう。
北欧、憧れの地。
そしてなかでも、フィンランド!

著者が一人旅をしているうち、「旅装束としての最強のコーディネート」を決めたところは参考になった。
白黒ボーダーカットソーを数枚、黒の細身パンツを2〜3本、黒のカーディガンを1枚、そして赤い口紅。
確かにこれでちょっと洒落た場所も行けそう。
足元は黒のバレエシューズがいいだろうな。


黒が無難だと思って選んだら、全身黒尽くめになってしまう…。
私はボーダーがあんまり好きではないので、トップスは白がいいな。
ひらひらした素材のブラウスっぽいやつでドレッシーにしておくと、フォーマルな場でも気後れしない。
…ってそれ、毎日のわたしの日常着やん。
マイテーマ「飛び込みで年末の一万人の第九を歌いに行ける人」のドレスコードやん。


昔、フランス人やノルウェー人の女の子がすっぴんでも、さっと赤い口紅をひいているのを見て、「口紅効果すごい」と思った。
それだけで一気に華やかになり、「オン」になる。
まあそれは白い肌に映えたからかもしれないのだけれど、日本だとグロスを塗っても口紅はそんなに塗らない気がする(私が知らないだけ?)。
口紅があると、メイクがおざなりでもぱっと顔の印象がくっきりするので良い。
眉墨と口紅があれば、旅行のときも嵩張らずにメイクできる。

というような「旅行にまつわるあれこれ」を考えなくなって久しいな、とこの本を読んでいて思った。
小さな子供連れ、近場の旅行。
コロナになってからはそれもなく。
海外なんてまた夢のまた夢…。パスポートの期限も切れた。
旧姓だった私のパスポート。いろんな場所のスタンプが押してあったパスポート。

さて次にどこへ行きたいか。
妄想だけはたくましく、日々本を読んで夢想する。

フィンランドでシナモンロールを毎日食べ続けるんだ。

それも、「死ぬまでにしたいことリスト」に加えておこう。
いつかの日を、現実にする日のために。
カレンダーに書き込んで、パスポートを取って、チケットを予約して。
わくわくとドキドキで荷造りをする、いつかのその日のために。


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最終更新日  2023.06.28 06:11:06
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