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2023.07.19
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テーマ: 読書(8290)

書名



本好きの下剋上第五部「女神の化身10」(5-10) [ 香月美夜 ]

感想


2023年156冊目
★★★

表紙がうつくしい!
成長したローゼマイン、まじ女神の化身。
今回はリアルに、英知の女神メスティオノーラに身体を貸出して、ぴかぴか内側から神々しく光が漏れるようになっちゃったり、ほんとこの子ったら!

というわけで、毎回「前回どこまでいったっけ?」と話を思い出すのに苦労する。
アーレンスバッハの礎を奪って、貴族院襲撃&奪還の巻でした。
王の証であるグルトリスハイトを持つ3人のツェント候補たち。
彼らは女神の提案で、王となるよう競い合うことになるーーー。


というわけで、今回のフェルマイポイント。

「では、君が勝手に案じていればよかろう」


もう成長したローゼマインに人目も憚らず、貴族の外聞ぶっちぎりで、むしろ周囲に見せつけて牽制しまくりの所有権主張しまくりの自覚後のフェルディナンド様が、はたからみていてやばい。
側近たちがドン引きしている(けど怖くて言えない)のが目に見える…。

女神に「図書館で本読み放題!」のかわりに身体を差し出したローゼマイン。

「ローゼマインに何をしたのですか!?」


お貴族様で、感情を表に出さないことにずーっと誰よりも長けていたこの人が、顔色を変えたんですよ。
うわあ、情緒育ってきたなあフェルディナンド様。
そして、女神の図書館から戻ってこないローゼマインに、必死に呼びかけるフェルディナンド様。
傍から見ていたジェルヴァージオに「よほどマインが大事らしい」と言われるくらい。

「クインタはマインの中から貴方に関する記憶がなくなっているのと、残っているのとどちらを望んでいるのかしら?」


女神の言葉は、恋愛感情を抱かれない存在としての新たに認識されることと、家族枠で認定されている記憶のある状態と、その間で揺れているフェルディナンド様の複雑な心境。
どっちもほしいんだろうな、この人は。
そして目覚めるローゼマイン。

吐息を感じるくらいに近い。切羽詰まった心配そうな眼差しが至近距離にある。



ああ〜フェルディナンド様可哀想…。
こんっなにアピールしているのに、ちぃーっとも意識されていない。
師匠で主治医で保護者で…のほうがどうしても強くなっちゃって。

ジルヴェスターには「おま、領主の許可も取らんうちに求婚してんじゃねー!」的なことを神々比喩で言われてましたね、フェルディナンド様。
それがなにか?みたいな顔してたけどね。ドヤ。


そりゃもう結婚結婚!てなるやん。
あ、でもツェントじゃなくてアウブ・アーレンスバッハとして図書館都市を作るんだっけ?

たぶんもうそろそろ本当に完結。
長かったなあ。
そんでこの感想、本好き〜を知らない人からしたら何言ってるかまったく分からない内容だなあ。

続刊が出ているので、はやく読みたい〜。


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最終更新日  2023.07.19 07:00:18
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