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2023.08.12
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テーマ: 読書(8559)
書名


「大好きなもの」しか持たない 少ない暮らし 時間とお金に愛される ミニマリスト7人の毎日 [ 日本文芸社 ]

目次

はじめに
minimalist questionnaire

minimalist 01 MIHO
ものを手放したことで、「自分を慈しむ暮らし」を
叶えることができた

minimalist 02 megumi
繊細な性質の自分をいたわる、


minimalist 03 あい
持ち物もパートナーシップも、大切でないものに
惑わされず、必要なものだけに目を向ける

minimalist 04 odeko
捨てない家族がいるなら、はんぶんミニマリスト
として自分だけの聖域をつくる

minimalist 05 ゆく
ゆったりとものを手放しつくりあげた、
レトロ可愛いミニマルルーム

minimalist 06 小菅彩子
ものを手放すうち、「足りないものは何もない」


minimalist 07 よしかわりな
自分の「好き」を積み重ね、
幸せになれるものだけを身の回りに置く

感想

2023年176冊目
★★★

もはや、ブロガーでもインスタグラマーでもなく、YouTuberが書籍化される時代になったのだなあ…と隔世の感。
インスタすら見ていなかったのに、You Tubeなんてもっと見てないよ…。

欲しい情報がどこに載っているか分からないから、私は動画は好きじゃないのだが。

というわけで、ミニマリストYouTuber7人を集めた本。
4人目の「Odeko」さんという方が、夫と二人暮らしだけども夫が「タメコミニスト」(ってすごい名称だな)で、自分のぶんだけを減らす「はんぶんミニマリスト」をしているというので、「ほお、うちと同じだな」と思ってクローゼットの写真見たら「左が私のクローゼット(ミニマリストの聖域)」と並んで映っている夫のクローゼットがめっちゃきれいやったんですが。

ミニマリストって、家族おるとむずかしない?
うちは、夫がタメコミニスト(マキシマリスト、ではない)。
ほとんどモノを買わない代わりに、めったにモノを捨てない。
レシート一枚も捨てない。
Tシャツが色褪せていても捨てない。
下着が破れていても捨てない(物理的に「着られなくなる」まで着る)。
ふっつーに小学生の頃からの愛用品とかある。おまえ何歳やねん。
夫の部屋(ひとり部屋)は、独身男性寮?っていう散らかり具合。
夫の実家の部屋は、床からいくつも書類の「塚」(蟻塚をイメージしてほしい)が形成されていた。

なので、夫の部屋はノータッチだけど、毎回「うへえ」ってなる。
私は、今のところ夫の部屋以外について「主婦」(主たる婦人)としてコントロール権を有していて、キッチンや浴室、洗面所、トイレ、子どものもの、家族のもの…についてはミニマムを心がけているけれど、娘(小2)についてはそろそろアウト・オブ・コントロール。
この支配からの卒業。
子ども、物欲の塊。増えるモノども。

最初はすぐにだめになったり要らなくなるものを際限なく欲しがることを「嫌だな」と思っていたけど、最近すこし考え方を変えた。
子どもって、サイズが安定しない。
服だって靴だって、すぐに小さくなる。
子どもにとっては、ほかのモノも同じなのでは?
そしてそれは、「買い物に失敗する権利」でもある。

親としては、いろいろ口を出したくなる。
もっと長く使えるものにしたら?とか、偽善的だけどエコなものにしたら?とか、思う。
ところをグッと堪えられるように、小2の7月から「お小遣い制」にした。
300円×年齢(7歳)=2,100円。
この範囲で買うものについては、「無」であろうと。

娘は「漫画の単行本買いたいから、月刊誌は我慢する」ということを学びつつある。
娘が「これ、お小遣いで買わないと駄目?」というたびに、夫がすぐに「いいよ〜買ったるよ〜」というのをどうにかせなあかんねんけど。

息子が来年小学校1年生。
ランドセル置き場に教科書置き場、新しい家具を買おうかと検索して、思いとどまる。
今あるもので行こう。
数時間かけて片付けをし、遊ばなくなった玩具を仕舞って、様子を見る。
現状に合わせてモノを減らして、新しいものを取り入れられるように。

私に関して言えば、カバンが3つ(普段使いの革バッグ、旅行用大型トート、冠婚葬祭用ハンドバッグ)から、4つになりました!
ほしいほしいと言い続けていた帆布のトートを購入。
めちゃくちゃ要件絞って探して買ったけど、使っているとやっぱり「前のかばんが使いやすかったな…」となる。
粗が目立って別れた元カレの良さを、今になって噛みしめるみたいな…。
でも新しい彼も素敵なところがたくさんあって、欠点が気になるところもあるけれど、仲良くやっていけそうです。

この本で印象的だったことば。

ミニマルライフと推し活を両立させるために忘れてはならないのは、『心の中でオタクであればいい』というマインド


なにかにハマるとついついグッズが気になっちゃう。
それを持っていないとファンじゃないという感じがあるけど、そうじゃないよね。

すっきりと片付いた家は「華やかな何か」ではなくて「地道な作業の繰り返し」でできている


休日に、目についたすべてが「やらなければいけないこと」に見えてしんどい時がある。
牛乳パック切り開いて…洗面所の鏡を磨いて…トイレの便座の固定ボルトを締めて…。
はああああ、とため息がもれる。
でもその地道な繰り返しが、「整った家」なんだよなあ。
つらい…。
この本に五徳まで吊るして収納している人がいて、「おおおう」ってなったよ。

ミニマルに暮らすとは、必要以上に自分に厳しくしてしまう心も手放すこと


で、上記の「ミニマムな暮らし」「ていねいな暮らし」「大好きなものしか持たない暮らし」「少ない暮らし」等々にこだわり始めると、家中がきゅうきゅうするし、自分も家族もしんどい。
ベースは少なく、でも余裕をたっぷりと、が理想ですね。難しいその塩梅。

先日、2泊3日で名古屋へ旅行に行くのに、下着が足りなかった(2セットしか持っていないので、「今着ている」ものと「洗濯中」しかない)。
少ないもので暮らすというのはそういうことなのだ。
ホテルで毎日手洗いしようかとも考えたけれど、生乾きになりそうなのでやめた。
(ホテルにはたいていコインランドリーがあるけれど、使用中のことが多い)
バックパッカーの名残でロープとS字フックも持参したけれど使わず。
結局2セット買い足した。

冬のコートがくたびれているので、次はコートを買い替えたい。
黒のユニクロのウルトラライトダウンかなあ。
この本でも、羽織物としてもインナーコートとしても使えるし、コンパクトになるとオススメされていた。
ミニマリストには愛用者が多い。

増えて、減らして、あるいは減るから増やして。
自分は何をしているんだろうなあ、と思うことがたまにある。
最小限にすると、何かと不便。
少なくて管理できる量、という自分の最適解を見つけるのが大事。


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最終更新日  2023.08.12 11:47:53
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