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2023.09.30
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テーマ: 読書(8559)

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感想


稲垣えみ子さんの『家事か地獄か』を読み、お料理本や家事本、ミニマリスト本を読みたくなり物色。

池田さんの汚部屋脱出コミックエッセイ
『片づけられない女のためのこんどこそ! 片づける技術』
『必要なものがスグに! 取り出せる整理術』
が好きで何度も繰り返し読んでいるのだけれど、これは読んだことがなかった。

池田さんは「あるもので作る」事ができず、スーパーにいっても売り場をぐるぐる回って結局お惣菜やお弁当を買って帰ってしまう。
「残りものでぱぱっと」料理が出来るようになることが夢だけど、どうすればそうなるのか分からない…。

冷蔵庫から肉の「くさっちゃうよくさっちゃうよ」「はやくはやく」という声に毎日追いかけられている気分だ、というのもすごーく分かる。

思うんだけど、片付けが出来ない人(私)って、料理も同じことで悩んでない?
脳内キャパシティの問題なんかな?
ワーキングメモリが少ないから?

そこで、池田さんは定番メニューをレパートリーに追加し、キッチンの動線を見直し、冷凍保存を身に着け、買い出しを工夫。
最後には「自分なりの解決法」を見つける。

私は池田さんのエッセイの「自分なりの解決法」を見つけるまでの試行錯誤のぐちゃぐちゃしたところが好きで(身に覚えがあるから親近感が湧く)、今回は料理の本なのだけど半分以上を「キッチンの整理」が占めていたのが面白かった。

いやでも、池田さんのキッチン、モノが多い…。
収納方法工夫しても、これだけ多いと管理が大変なんじゃないか。
私は常々、「モノを減らせ、話はそれからだ。」を何か生きているときの不便さに当たった時の座右の銘にしている。
不便を感じる→それを解消として何かを「買う」(増やす)が多いが、それよりも「減らす」ほうが効果が大きいという経験則。


休日まとめ作り置きとか半調理とか冷凍とか調理方法固定とかメイン食材固定とか、色々試してみたけど、今の私はもう8年?作り続けて、「ごはん作りたくない」「ごはんのこと考えたくない」というところに行き着いている(早いな)。
今は、

★月曜日 宅配生協で翌々週到着の食材を注文
 献立は考えず、税込6,000円以内で買いたいもの、使い勝手のよいものを買う。
 大体買うのは、
 牛乳、こんにゃく、油揚げ、納豆、豆腐、蒸し大豆

 人参、玉ねぎ、じゃがいも、ごぼう、かぼちゃ、れんこん、さつまいも
 冷凍の骨取り切り身魚、レンチンするだけのコロッケ
 ボイルするだけの煮魚やハンバーグなど
 調味料なども宅配生協で買う。
 揚げないといけない半調理品は、油も高いし熱いし面倒なので買うのを止めた。

★火曜日 宅配生協配送日
 朝、注文したものをウェブで確認し、何を作るか大雑把に考える、けど忘れる。
 思いつかないときは、保育園の帰り道に息子にアイディアを募集(息子は自称「レシピスト」)。
 夜、届いたものを卓上に並べインスピレーションの赴くまま、とにかく何か作る。
 届いた野菜の加工が目的(私は「息の根を止める」と呼んでいる)。
 煮たり焼いたりチンしたり。
 「レンチンしてザルにあげて和える」のが一番手軽で好き。
 単品でも成立するし、組み合わせ次第で何通りでもいける。
 品数豊富になるし、翌日以降も温め直さず出せる。
 私は「とりあえずナムっとけ」と言っている。
 だいたい1時間で7品くらい作るので、この日は夕食が遅い。
 洗い物もたくさん…。

★水曜日・木曜日
 火曜日に作ったものを食べる。
 2日間ごはんのこと考えなくていいし、作らなくて良いのが最&高過ぎる。
 水曜日はたくさんおかずがあるので、「出すだけ」の豆腐くらいを足す。
 木曜日はおかずが減っているので、「温めるだけ」「レンチンするだけ」のものを足す。
 気力があれば「焼くだけ」も可。意地でも包丁とまな板を使わない。

★金曜日
 イヤッフー週末だぜヒャッホーイとなって気力があるときは、日持ちする野菜と冷凍の肉などで何か作る。
 一週間分の気力体力も尽きているときは、ごはんだけ炊いてレトルトカレーや、海鮮(冷凍)丼。

★土曜日・日曜日
 夫はスーパーめぐりが趣味なので、夫が買ってきたもので適当に何か作る。
 (私はほぼスーパーに行かないので、一緒に行くときはレジャー気分。)
 休日に働きたくなさすぎて、「焼肉、鍋、冷しゃぶ」登場回数が多い。
 日曜日は多めに作り、月曜日の晩ごはんにする。

とにかくもう、「いかにご飯のことを考えないようにするか」「いかにご飯を作る回数を少なくするか」を考えていて、同じものをひたすら作ってますね!
「焼く・レンチン・煮る」×「調味料」で考えてる。
鍋で煮るのは時間がかかるのであまりせず、ごはんの予備があるときは炊飯器で煮物を作ったりもしています。

お皿は平皿ワンプレート。ご飯茶碗は使いません。汁物はなし。
休日の昼ごはんは「うどん・ラーメン・パスタ・そば・そうめん」がダントツ多く、「ごはん・晩ごはん残り・冷凍冷蔵おかず」のときもあるのですが、そのときに「インスタントの汁物」をつけることで特別感を演出しています。

保育園からの帰り、息子と夜7時前に歩いていると、良いにおいがしてくる。
「あ〜今日の晩ごはんなんだろ…って私が作るんか」という絶望に何度襲われたか。
究極はもう「作らないこと」なんだろうと思う。
毎日スーパーで買うのも時間がかかるし、高くつくし、健康面でもどうなんかなと思う。
ということで、今は「とにかく何日かに1回は頑張る」だけやってます。

夫は「白ごはん」が大好きで、自称「ごはんさえあれば満足、納豆か卵があればいい」という人。
(でもほんまに毎日そんなんやったら不満が出るのは明白)
「もっと簡単でいいよ」とよく言われるんですが、私が嫌。
色んなものがたくさん並んでいて、色々食べられるのがいいんだよ…。
って「なるべく作りたくない」には逆行してるんだけども…。
自分がやりたからやっているんだ、っていう納得も、必要よな。


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最終更新日  2023.09.30 00:00:14
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