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2023.10.07
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テーマ: 読書(8559)
カテゴリ: 【読書】子育て

書名



自信スイッチ 10歳からはじめるポジティブ習慣39 [ 中島 輝 ]

目次


はじめにー「自信」とは、自分に「いいね」といえること
1章 自信はなにからできている?
2章 習慣スイッチー毎日の行動で「考え方のクセ」をつくろう
3章 特別スイッチー「気持ち」や「なりたい自分」に合わせて取り入れよう
4章 魔法スイッチーつらいときの、おまじない
おわりにー『ウサギとカメ』のカメになろう

感想


小2の娘が1学期に不登校っぽくなり、朝登校しぶりがありました。


「下敷きを使わなきゃいけないのに、使ってなかった」というだけで、漢字の書き取りをしていたページを丸ごと消しゴムを消す娘。
私は何をやっても出来ない、これから先、私が生きていても何も良いことがない。
ネガティブな言葉がとにかく溢れ出る。聞いていて辛くなる。
仕事に行かないといけない。娘はパジャマで床に倒れている。
苛々。焦り。
娘はお腹が痛いと訴える。
それでもなんとか送り出したら、熱が出たと電話がかかってくる。

学校に相談し、担任の先生に色々とご配慮を頂きました。
宿題を減らす、授業で当てるのを止める、声掛けの方法を変えてもらう。
その後すぐにスクールカウンセラーの先生と親と子で、面談を設定していただきました。
娘の、「言ったことをそのまま受け止めてしまう」、それも「真剣に重く受け止めてしまう」傾向のこと。

真面目すぎて、しんどくなってしまう性格。

「このままでは2学期には学校に行けなくなるのでは?」
「そしたらこの子は、どこに行けば?」
「私、仕事やめないといけないのでは?」
とも思ってフリースクールなども探していました。


・夏休みを挟んで気持ちがゆっくりした(学童は毎日通っていたので、生活リズムは変わらなかったけど、授業や宿題がなかった)
・通信教育の「ちゃれんじ」でタブレット学習を始めて勉強が楽しくなった(予習復習もばっちり。タブレット学習すげえ。)
・歯列矯正を止めた(毎日やるアクティビティというノルマがあり、これも娘は「やらなきゃ」とパニックになっていた)

で、2学期初日は怪しかったですが、1ヶ月経ったけどなんとか通えています。
たぶん一番大きかったのは、

・いろんなものごとを、「そのまま」でOK
・できないことや、いやなことは「やらなくていい」

と、夫が決めたことでした。
習い事のスイミングでテストを受けるのが嫌なら、テストの回は休む。
運動会のダンスが先頭になってしまった時は、すぐさま先生に相談して配置を変えてもらう(ここらへん、モンスターペアレントになっちゃうんじゃないかと私は思ったんだけど)。
私からすると「甘やかし」だと思うことを、夫は是としました。

スクールカウンセラーの先生に、私は「夫は、この子が障害にぶつかりそうだと察知すると、それを先に取り除いてしまうんです。それは果たして本当にこの子のためになっているんでしょうか?普通の子が乗り越えるものを、乗り越えないといけないものを乗り越えないままで、この子はちゃんと成長できるんでしょうか?」と言いました。
先生は、「お母さん、どれだけ親が障害を取り除いてもね、つまずくんですよ」と言っていました。
それで私も、「是」とすることにしました。

夫が娘に優しく声掛けしていても、私はつい怒ってしまう。
「これくらい頑張れ」と思ってしまう。
そんなときふと気づいたんですが、私の心にあるのは「私は赦されたことないのに」と言う思いだったんですよね。
嫉妬と羨望。
それに気づいて、「人の幼少期の影響って相当根深いな!」と思いました。
(というか「娘に影響を与える私のせいじゃないのか」と相当落ち込みました)

娘にこういう本を読ませつつ(見えるところに置いても、中身が漫画じゃないと読んでくれないんだけどね)、自分が一番この手の本に書かれていることを必要としているのだな、とひしひしと感じる今日このごろ。

この本では、自己肯定感を支える6つの力を、木に例えます。
根っこは、自尊感情。自分を大事に思える力。
幹は、自己受容感。「自分は自分のままでいい」と思える力。
枝は、自己効力感。「自分にはできる」と思える力。
葉っぱは、自己信頼感。自分を信じられる力。
花は、自己決定感。自分で決められる力。
実は、自己有用感。だれかの役にたてる力。

この木を見たら分かるんだけど、私の木、グッラグラのカッスカスなのね。
ぼろぼろでなんとか立ってる状態。

「今日のいいこと」を毎日寝る前に3つ書く、というトレーニングも紹介されていたので、娘にやろうと持ちかけてみたら、「まず今日あったいやなことを3つ言おう」と言われ、さらに3つ言った後に質問タイムが設けられ、そんなことしてるうちに寝てまうわ!いいことに辿り着かれへんやんけ!ってなってますなう。ネガティブが育つ。

この本に、赤ちゃんの頃にはみんな自信満々だった、とあってハッとしました。
どこで私は、その自信を失ってしまったんだろう。

子どもに自己肯定感を身に着けてほしいと思うなら、自分だってそうしなくちゃね。
ということで、また自分と向き合い始めたよ、という話でした。
…うまく書けないなあ。


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最終更新日  2023.10.07 01:07:15
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