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はぁー。ドキドキ。怖かったー。トイレに行けない、どうしよう。そして感動したー。でもちょっと最後が?だったなあ。カテゴリーは悩んだ末、感動に決定。
なにかというと、 ドリームキャッチャー
です。やっぱりキング氏は最高です。最初にレンタルビデオ屋さんで見かけてから「どうしようどうしよう」「見たいけど」と迷いに迷って、見る決心がついたのは何年後よ>自分。でもやっぱり見てよかった。おもしろかった。
Sawも見るかどうか迷っているから、少なくとも2年くらいはかかるかも。
今夜はDが起き出してこなかったし、みんみんもおとなしく眠っているので、久しぶりにゆっくりとDVDを堪能しました(本当は映画館で映画を堪能したいよー)。
ずいぶん前の映画だし、大丈夫だとは思いますが、一応おことわり。 以下、ネタバレばかりです。
要するに(いきなり?)外見的な粗い筋だけ言えば、20年以上も地球侵略を試み続けているエイリアンとの戦いのお話です。そしてキングさんらしく、テーマは少年時代に大事な体験を共有している男の友情と葛藤のヒューマンドラマ(本人談)でした。これはほんとうだと思います。
最初のほう、少年時代のシーンは特に、スタンドバイミーっぽいです。絵もそのまんま。それが話が進むにつれて・・・
エイリアンと20数年闘っているのは軍なのですが、縁あって強い絆で結ばれた5人の元少年が、今回の闘いの鍵を握ります。っていうか、軍の人たちはまた、軍の人たちでいろんなドラマがあって、大詰めの人類の運命がかっているすごい大切な場面で・・・なんてことしてくれてんだぁ!ある意味邪魔だよ、あんたら!な展開。大佐のイカレッチまった具合も、あれだけの短時間のわりによく伝わってきました。
エイリアン達の繁殖方法が、またエグいのですが、これも彼らのせいではなかろう。
彼らなりの悲願や思いをこめて、必死で種を存続させようとしているわけです。エイリアンが最後の幼虫を、ボストンへ飲み水を供給している用水池に放そうとしますが、「約束の地」なんていう言葉が出たり、犬に寄生させた幼虫を気遣いながら移動したり。
私はエイリアン側にも感情移入しちゃってなかなか切なかった。
さて、少年達のほうですが、アバウト20イヤーズアゴー、知的障害児のダディッツが近所の不良にいじめられているのを、4人の少年が救います。そして、彼ら5人はダディッツを中心に、ドリームキャッチャーのように強い絆で結ばれます。そして4人はダディッツから、特殊な能力をもらいます。
いちばん私が感動したのは、原作でも映画でもこの場面 ↓
。
いろいろありまして世界を救うため、エイリアンにのっとられたジョーンジイを探すのに同行することになるダディッツ。白血病でもう残り少ない命なのですが、家に4人のうち一人ヘンリーが迎えにきます。ダディッツはずいぶん前からわかっていて、大興奮して待っている。母親もあらかじめ準備をしている。
母親はヘンリーに、薬をもたせ、ダディッツを託します。
「あなたといったら、彼は幸せに死ねる。この部屋でよりも」と息子を送り出す。
なのにさー、結局ダディッツってば、ミスターグレイの野望を阻止するために事前にやってきていたエイリアンだったみたいなエンディング。いきなりウルトラマンを見ているような錯覚に。だってダディッツも同種族系にへんっしーん!!して、死なばもろともで散っていく・・・これじゃあ、どうしてダディッツが事前に地球にきて地球侵略を阻止しようとしたのか、知りたくてストレスたまります。原作こんなんだったかなあ。。。
と首をかしげながら未公開シーンを見てたら、どうも最後のシーンは2種類とってたみたいですね。「オリジナルエンディング」と名前がついていたので、やっぱり原作では、ダディッツがエイリアンに変身するわけではないのでした。
オリジナルエンディングでは、人間のダディッツの姿のままエイリアンをやっつけて息絶え、生き残った二人がダディッツの墓参りをし、少年の日に不良に襲われておびえていたダディッツを落ち着かせるために歌った歌を、墓前で音程外しながら歌うというパターンがあったようです。私は未公開シーン版のラストのほうが好きだなー。でもこれだと綺麗にまとまりすぎちゃってだめだったのかなー。
キングが支持したエンディングなんだろうから、理由とか知りたい。
あと、この映画の山小屋設定と降りしきる雪の効果がばつぐんです。
それから、ミスターグレイと、ミスターグレイにのっとられたジョーンジイとの、記憶倉庫での攻防戦をもっと見たかったなあ。。。
私がいちばん怖かった場面で、キングが一番書きたかった(怖がらせたかった)場面 ↓
。ビーヴァという人物が、トイレに座ってエイリアンの幼虫を閉じ込めるのですが、この人はつまようじを噛んで気持ちを落ち着ける癖が、というかつまようじに依存していたので、床にちらばったようじをどうしてもとりたくて、自滅してしまいます。
映画では出てきませんでしたが、この辺の本人の依存度の強さと切なさみたいなものも、小説では詳しく書いてあって、おばあさんに「お前はいつかつまようじで命を落とすよ」と言われたエピソードも出てきます。
原作では、もっともっといろんな人物が登場するし、各自のエピソードも書き込んでますから、映画にすると、どうしても効率的な要約版を読んでいるような気分になりますが、十分おもしろかったです。
それにしても、トイレからエイリアンっていうのは、どこかで見たことがあるような。。。洗濯機のふたを開けたらエイリアンっていうのが、「惑星からの物体X」とかじゃなかったかな?キングさんは「恐ろしい空間は普通寝室だけど、他の部屋を探したくてトイレになった」とおっしゃってました。文化の違いですかね。日本だとやっぱりトイレといえば怪談の花道、大舞台!ですよね。そういえば日本には「ベッドの下のモンスター」はいませんね。ヒューマンドラマという観点から見ると、キング氏の書き込み具合って、ちょっとジョンアーヴィング氏にも似ている気がします。どっちの本も、文庫厚いし(^_^;)
それにしても、インタビューでしゃべるキング氏を見ていたら、ますます本人が恐ろしげな風貌になってきてるんすけど・・・。ある意味、バルタン星人に牙がはえたような映画中のエイリアンより恐怖心をあおる風貌になってました。
恐ろしくて、毛布にくるまって見ました。でもとても感動しました。この感動の大きさと、恐怖を感じて緊張している自分の精神状態は、なにか関係しているのかしら。
実はさっきからトイレに行きたいのだが・・・・むぅ。怖くていけないぞ。
アバター 2010年01月26日
ていねいに生きるには 2007年07月06日 コメント(7)
軽率な結論、そして反省、納得(Saw 3 ネ… 2007年07月03日 コメント(5)