心臓手術体験記(大動脈弁閉鎖不全症弁置換術)

心臓手術体験記(大動脈弁閉鎖不全症弁置換術)

PR

×

プロフィール

3300TFX

3300TFX

カレンダー

コメント新着

3300TFX @ Re[1]:主治医の退職と病院探し(06/26) アンリさんへ お友達なんですか(笑) 先生…
アンリ@ Re:主治医の退職と病院探し(06/26) その先生知っています。 看護師の妹のお友…
on-x@ Re[1]:久しぶりの雑多です。(07/19) さりう0584さんへ コメントありがとうござ…
2017.03.09
XML
カテゴリ: 心臓
参考まで。
弁選択は自分でも考え決めるしかありません。

生体弁というのはウシの心膜(心臓の表面を覆っている薄い膜)で作られたものや、ブタの心臓弁を人の心臓に移植できるように加工したものがある。
また、特殊なものではホモグラフトといって、亡くなられた方の心臓弁をいろいろに処理したものを移植することもある。いずれも生体由来の組織なので生体弁と呼ぶ。
・機械弁はパイロライトカーボンという炭素線維やチタンからできている。最近は弁葉が2枚ある傾斜型二葉弁が多く用いられている。
・生体弁は、血栓を作る可能性が極めて低い。
機械弁を植え込むと血栓ができるのを防ぐため、ワルファリンを一生飲み続ける必要があるが、生体弁の場合は手術直後の数か月を除いて抗凝固療法の必要がない。
・また、ワーファリンは妊娠中に服用すると胎児に奇形を起こす可能性のあることが知られており、妊娠の可能性のある女性では避けたい。
生体弁は感染症にも強いと言われており、感染性心内膜炎という病気で傷んだ弁を取り換えなければならないときにもよく用いられる。

大体15年前後で弁が硬くなり、動きが悪くなって狭窄や逆流が生じ、最終的には再び弁置換が必要になる。
一般的に若い時に置換した方が、高齢で置換するよりも早く壊れ、さらに生体弁は、大動脈弁に使った場合よりも僧帽弁に使った場合の方が壊れやすいとされている。
そのため、高齢者で特に大動脈弁を置換する方は生体弁が頻用される。
また、腎不全のために慢性透析を受けている方は、弁の石灰化が早く進行すると言われている。
・機械弁の最大のメリットはすぐれた耐久性だ。
機械的性能だけからみると一度置換すれば一生もつと考えられている。
そのため、再び弁置換術をしたくないという方は機械弁を好まれる。
デメリットはワルファリンを一生服薬し続けなければならないことだ。
血栓症の可能性、出血の可能性、定期的に採血する必要性などがある。
仕事の関係で外傷を受ける可能性が高い場合や、なんらかの事情できちんと服薬できない場合、定期的受診が難しい場合、機械弁は注意が必要となる。
すでに説明しましたように、生体弁と機械弁はどちらもいい点、悪い点があります。

しかし、最近は生体弁の耐久性が向上してきたこと、仮に再手術になってもその際のリスクが減ってきたことから、生体弁を使用する年齢が次第に若くなる傾向にある。
最近では生体弁の使用頻度が高まってきている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.03.09 08:50:48
コメント(0) | コメントを書く
[心臓] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: