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2014.09.18
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カテゴリ: 映画
「永遠の0」考察の続きです。


永遠の0 Blu-ray通常版【Blu-ray】 [ 岡田准一 ]

以下ネタバレ改行。















ええっと、恥ずかしながら、ここからはSSで。
ストーリーに無理なく、宮部が大石を生き残らせる、というシーンを書いてみました。



〜〜



あの音だ。
いつもならうんざりするエンジン音。
だが、今日は違う。
いつも通りのエンジン音を聞いて、俺は歓喜に震えた。

今、この瞬間まで、ひょっとして俺はとんでもない過ちを犯しているのではないかと、ビクビクしていた。
だが、なんとかなるという妙な自信もあった。
何より他に方法がなかった。
俺の行動は賭だったかもしれない。
しかし、俺は賭に勝った!
さあ、大石に声をかけよう。
さりげなく、本心を悟られないように。
これで、全てうまくいく!

この基地に来てから、整備の精度が日に日に落ちていた気がする。
それはもう何ヶ月も特攻が成功してないという、この基地特有の閉塞感からか。
それとも、これも俺に対する報復人事の一貫か。

しかし、仕方ない、仕方ないんだ。
練度の高いパイロットが必要なのは本当なのだから。
俺はパイロットしかできないし、俺がやらなくても誰かがやらなければならない仕事だ。
いやむしろ、特攻兵を教えてきた俺には、彼らの最期を見届ける責任があるのではないか。
俺は上層部に睨まれ、同期にも疎まれ、整備士も言うことを聞いてはくれない。

だから、エンジン音を聞いたら、だいたいわかってしまう。
俺の乗ってる機体は「はずれ」だ。
だが、この長引いた戦局の中で、贅沢は言えない。
整備士に言っても、適当に流されてしまう。
違う、整備士はそこまで悪くはないのかもしれない。
何故なら俺は「ハズレ」の機体でも乗れてしまうから。
だから問題が表面化してないだけだ。
このエンジンは多分○○○○の○○がつまりやすい、だから○○時間飛行するとエンジンがストップする。
いや、ほんとのところはわからない、俺はエンジニアではないからな。
でもエンジンの調子はエンジン音でだいたいわかる。
調子のいい日は何事もなく飛ぶが、調子の悪い日の方が多い。
しかし、エンジンの回転を○○○○にして○○を○○○すれば、飛びながら詰まりは取れる。
だから、この「はずれ」の機体でも、飛行継続できなかった日はなかった。
俺が乗っている間は。
こういう技は、現場でパイロットからパイロットへと伝わる裏技のようなものだ。
学校では教えてくれないし、俺も教えなかった。
そもそも○○○○を○○○するなんて、熟練のパイロットでなければできないテクニックだ。
だから、大石は知らない。
エンジン自体をオーバーホールされたら、たまたまエンジンが調子のいい日だったら、俺の計画はだいなしだった。
賭けだった。
しかし、俺は賭けに勝った!

大石がこの基地に来た時から、漠然と考えていたことだ。
大石は死なせたくない。
それは俺のエゴだ。
生き残ってもらわないと困る。
俺には約束がある。
それを成就するために、どうしても大石が必要なんだ。
あの時、大石に助けられた時から、もう運命は決まっていたのかもしれない。
俺は間違ってるかもしれない。
他人の人生を弄んでるのか。
違う、約束なんだ。
だって、俺が……。
大石が特攻に選ばれた時、俺も思わず志願した。
何故か、全てうまくいくような気がしてた。
なんとかなる気がした。
俺の中でずっとぐるぐる渦巻いていた思いが、固まった。
もう大丈夫。

そう、俺は特攻してもいいんだ。



〜〜



以上です。
やー、恥ずかしいね!(^_^;)
こんな説ができました!

(b-2)宮部の乗っていた機体は元々エンジンが不調になりやすい機体だった(それが問題化しなかったのは、不調でも宮部が乗れてしまってたから)。だから、宮部はエンジンが不調になることをあらかじめ予測していた。

これねー、文章もっと上手くて、ゼロ戦に詳しい人がそれっぽい専門用語使って書いてくれたら、かなり説得力あると思いません?
宮部を犯罪者にしないで、(b)説を採用するなら、こうでしょ!

宮部の一人称「俺」ってのが異論あるかもですが、真面目な人なんで人前では「私」だけど、心の中では「俺」という設定です。
宮部って基本本心をさらさないキャラなんだけど、本当はかなり利己的というか頑固モンなんじゃないかなあ。

宮部は真面目キャラ、直接軍に逆らったりはしない、と思う。
映画公開時にどっかの掲示板で「そんなに嫌ならゼロ戦乗ってそのまま飛んで逃げたらええやん」って意見があったけど、そんなんできる訳ないやん。
よくて軍法会議、わるけりゃその場で銃殺だよー。
軍人が戦線脱走って、そりゃ人間だから逃げ出したい人もいるでしょうが、そんなヘタレはすぐ敵に見つかって撃ち殺されるか、味方に見つかって銃殺か。
宮部の卑怯者•臆病者と呼ばれるファイトスタイルも、乱戦を避けているだけで戦果はあげているはず。
じゃなきゃ、ほんとにただ敵機から逃げ回ってるだけなら、軍法会議ものだよー。
首とか減俸とか降格とか、そんな甘っちょろいもんじゃないと思うで、軍隊ってさー。
フリーターじゃないんだからさー。
だから、直接は手を出してないけど、結果的には大石を救えるという、からめ手で考えました。

まあこれもご都合主義なんですけどね(^_^;)。
ゼロ戦のパイロットって乗る機体はいつも固定なの?とか、エンジンの何かが詰まったとして乗りながら自分で治せるもんなの?とか、軍隊で整備が甘いなんてあり得るの?とか。
最後の疑問は訓練生が事故で亡くなったシーンで、少しは補完できるかな。

あくまで妄想なんでご了承下さいm(_ _)m。
とりあえず私個人的にはこの説で納得かなあ。


しかし!


ブルーレイ見てたら新たな発見が!
(てゆうか忘れてたorz)

なんと、エンジンの不調は大石機だけではなかった!

あらまー(^_^;)。

あのちょっとヤンデレ入ってた(^_^;)影浦さん、あの人も途中でエンジンの不調で飛べなくなって、戦線離脱してた。
しかも、宮部が「知ってた」的な意味ありげな一瞥したよ。
影浦さんてば、宮部が好き過ぎて、宮部のために命も惜しくないってくらいテンション高かったのに、これは……?

エンジンの不調で不時着が2機って偶然ありすぎ。
影浦機にも宮部が絡んでたとしたら!
テンション高い影浦さんが無茶して死んじゃわないように?
いやいや考え過ぎ?

でも(b-2)説だと、影浦機までは説明できないんよ。
これは(b-1)説が濃厚?
宮部関係なく影浦機はただの偶然?

と更に謎は深まるのでした、、、。



(この説はあくまで映画見た私個人の感想というか妄想です。本気にしないで下さいね(^_^;))



----追記(関連項目を追加しました)----

関連項目
【ネタバレ】映画「永遠の0」感想
「永遠の0」考察というかSS その1









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Last updated  2015.04.17 13:45:32
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