三線マンが行く!!<世界一周編・A-side>

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2009.04.22
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カテゴリ: ヨルダン
「システムがダウンしてるから、チケットが発券出来ない。暫くそこで待っててろ」

と、言いながら、フェリー会社のスタッフは、くわえていた煙草を
窓口から私が立っている通路の方へ火も消さずにポイッと投げ捨てた。

投げ捨てたタバコの落ちた先には私のバックパックと三線ケースがあり、
バックパックの肩ひもの部分にタバコが当たって、小さい火花が飛ぶ。

ナメてる。


ふざけんなテメー!!俺の荷物がここにあるんだよ!!燃えたらどうすんだ!?
その前に、火消せ!!ってか、客向かってタバコ投げ捨てるとは何様だ!?アホか!?」



このクソ暑いのに革ジャンなんぞを羽織った、頭の悪そうなスタッフに、
怒鳴り散らしてやると、あっという間に数名のアラブ男どもが集まってきて、
「どうしたどうした!?」と面白半分に騒ぎ立てています。

基本的に、 イスラム教徒は自分の非を簡単には認めない
つまりは 「Sorry」という言葉を言わない のですが、
どうやら今回は私の方に軍配が上がったようで、周りの野次馬たちが、
「オマエが悪い。謝ってやれ」と言ってくれたようで、
始めてアラブ人の口から「Sorry」という言葉を引き出すことが出来ました。


どうも、ヨルダンという国は南下すればする程、ボッタクリやらバカタレやら、
兎に角腹の立つ野郎どもが多くなる傾向にあるらしく、
ペトラあたりから 何かしらの理由でブチ切れる毎日 が続いています。
それは何も私に限ったことではなく、同じような各国の旅行者然り、
そして、 地元の人々も同じ
いい年こいたオッサンやじぃさん同士が、怒鳴り合いのケンカをしているのを
見掛けることがありました。後から知ったことなのですがが、
どうも、南ヨルダンやエジプトでは、こういった怒鳴り合いが
一種のストレス解消法 でもあるようで、第三者が仲裁をしてくれるまで、
言いたいことを怒鳴り合い、ケンカの後はカラリと仲直りというのが、
アラブ流の人間関係 迷惑な流儀だ。
この先のエジプトが思いやられます。


結局、3時間待たされた挙げ句、ヨルダンのアカバから、エジプトのヌエバまで行く
フェリーのチケットは、コンピューターの異常により 発券されませんでした。
イミグレのスタッフが「出国手続きをして、下で待ってるバスに乗ってくれ。
バスの中でチケットを発券するよ」というので、出国審査を済ませ、
パスポートにスタンプを押してもらって外に出ると、


今度は、 そこにあるはずのバスがない。


インフォメーションのオヤジに「何でバスがねーんだ?」と聞いたところ、
「待ってろ、バスは来る」 というのですが、 出航まであと10分


来るわけがない。


仕方がないので、クソ重たい荷物を背負って、炎天下の港を船まで走らさる私。
汗だくになりながら、「何やってんだろ、俺…」と一瞬怒りを通り越して空しくなります。
何とかタラップが船から引き上げられる前にフェリーに到着。
モチロン、 バスなんて一台もすれ違っていません 。もし、あそこでオヤジの言葉を
信じて待っていたら、 間違いなく置いてきぼりをくらっていた ことでしょう。

インドもヒドかったけど、ここの連中のウソツキ&テキトーっぷりも、
ナカナカ気合いが入っています。たぶん、仮に私が置いてきぼりになったとしても、
コイツらは絶対に謝ったりはしない のでしょう。


「じゃーな、アカバのバカオヤジども!!もう2度と来ねーからな!!ファック!!」
と思いながらヨルダンに別れを告げる船に乗り込みました。


が。



今度は入り口にいたアラブオヤジが 「チケットを見せろ」 と言ってきます。
はぁ?チケットが買えなかったんだから、こうやって慌てる羽目になったんだろ?
そう思って、「チケットは買えなかったよ。知ってるんだろ?通せよ」
と言うと、 「チケットがないと中には入れない。チケットを買って来い!!」
などと、またしてもふざけたことをヌカしてきます。

「イミグレのスタッフがこっちで買えって言ったから、ここにいるんだよ!!」

「そんなことは知らん。何でチケットを持っていない?無理だ!!」

「何で買えなかったか、俺が知りてぇよ!!
オマエんとこのコンピューターがボロいせいで買えなかったんだよ!!分かったか!!」

「チケットがないと入れない!!降りろ!!」

「何でわかんねーんだ!!オマエの会社のせいで買えなかったんだ!!」

「チケット!!チケット!!」


そんな不毛な怒鳴り合いをしていると、またいつの間にかギャラリーが出来ており、
どうも事情を理解してくれているらしいオニイチャンが、オヤジをなだめめすかしてくれ、
私も無事に乗船することが出来ました。通りがけにオニイチャンが
「アイツはバカだから気にするな」 と声を掛けてくれました。

船内で無事にチケットを購入。
「荷物は船底のカーゴスペースに置いてきてくれ」というので、
客室の階段を下り、カーゴスペースに降りて行くと、
そこにはさっきバトルを交わしたアラブオヤジがいました。

無視して荷物を置き振り返ると、そこにはそのオヤジが立っています。
「何だ?また文句でも言いにきたのか?」と思って身構えたら、
「私は荷物の管理者だ。この誰にも荷物は誰にも触らせないぞ。安心しろ」と、
言って、ニヤリと笑っています。「そうか、よろしくな」といおうと口を開きかけた瞬間に、
「荷物は完璧だ。 オマエは俺にチップをやることが出来る。 さぁ!!」 と言い、
手を差し出しています。何が 「You "can" give me」 だ。
それが人にものをねだる態度か。アホか。

差し出された手を払いのけて、オヤジを無視して階段を上っていきました。


後ろから 「ファック・ユー!!」 と聞こえてきたので、


「You too!!」


と返しておきました。



そんなわけで、 非常に胸クソ悪い最後 になったヨルダン。
揺れることもなく快調に飛ばした船は、ものの1時間程で、
エジプトの玄関口、ヌエバの港へと無事に到着してくれました。

DSC_2721.JPG

幸い、エジプト側では1度もキレることなく、順調に手続き等も済み、
現在、紅海沿岸随一のリゾート地「ダハブ」にて、
一気に駆け抜けたイスタンブール以南の疲れと、
アラブ野郎どもとの戦いのストレスを癒しているところです。

DSC_2752.JPG

海もきれいだし、何よりも 物価が安い ( 宿1泊200円!! )ので、
安心して世界随一の透明度を誇る素晴らしい海を満喫しています。


ちなみに、私が乗ってきたアカバ→ヌエバ間の国際フェリー。
たった 1時間の距離 のクセに、 US$70 という、
今までの旅の中でも、一番ボッタクった値段設定になっています。

US$70って… 飛行機並みの値段 ですよ!!
マジで高い。

この理由は、1社独占だからという理由もあるそうなのですが、
何でも、 船が航行する場所はイスラエル領海 らしく、
船賃の何割かはイスラエルに支払われているから なのだそうです。

さらに、 陸路で国境が越えられない のも、
イスラエルがシナイ半島の付け根の部分に国土を持っている為 です。
世界地図とかグーグルマップとか見てみると良くわかります。



イスラエルのアホーーーーーーーー!!!!!



あー、スッキリした。

皆さんも、南ヨルダンを旅される際は、インド並に腹の立つことを覚悟して、
アラブオヤジたちとのバトルに望んで下さい。

エジプトはもっとヒドい そうです。

はぁ…。




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Last updated  2009.04.22 17:05:29
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