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酢のパワーで健康力をアップ!
酢のさまざまな健康効果と、毎日手軽にとる方法を紹介
よく知られる殺菌や疲労回復のほか、メタボ対策にも効果が。
毎日大さじ1杯の酢をとって、より健康に
主な成分は有機酸。米酢、穀物酢、果実酢などがある
人類最古の発酵調味料といわれる酢。最近はその健康効果が注目され、お店
には色々な種類の酢が並び、酢を使ったドリンク商品がよく売れています。
黒酢カフェやビネガーバーなども話題になっています。
食品成分表には食酢類として穀物酢、米酢、果実酢(りんご酢、ぶどう酢)
が載っています。
どれも脂肪はゼロ、大さじ1で約5kcalになります。
酢の主成分は有機酸で、酢酸をはじめリンゴ酸、コハク酸、フマル酸、クエ
ン酸など多種類の有機酸やアミノ酸が含まれています。主な酢の特徴を以下
に挙げます。
米酢
もっとも一般的な酢で、米を原料にアルコール発酵したもの。
純米酢は原材料が米だけでアルコールなどを添加しておらず、純玄米酢は玄
米だけが原材料。いずれも米の使用量が多いので、旨味成分が多くコクもある。
特に玄米を使用したものは、胚芽部分に含まれているアミノ酸や各種の有機酸
が豊富なので色が褐色になり、香りも豊潤。黒酢の健康飲料として注目されて
いる多くがこの玄米酢。
穀物酢
小麦や米、トウモロコシなど2種類の以上の穀類を、酒粕を使用して発酵した
もので、味にクセがなく価格も安価。
りんご酢
りんご果汁をアルコール発酵したもの。
りんごに含まれるカリウムなどのミネラル類が溶け込んでさっぱりした風味だ
が、アミノ酸は少ないのでコクはない。
りんご酢とはちみつを混ぜたバーモント・ドリンクは健康飲料として有名。
ぶどう酢(ワインビネガー)
ワインを発酵させたもの。
りんご酢同様、アミノ酸が少なくカリウムやクエン酸を多く含んでいる。
果実酢にはこのほか、柿やイチジク、梨などで作られたものや、飲用酢の
ブルーベリー酢、ローズヒップ酢などがあります。
酢の健康効果はさまざま。メタボ対策にも役立つ
酢は昔からさまざまな健康効果があることが知られていますが、最近はメ
タボ対策にも効果があることがわかってきました。主なものを以下に挙げ
ます。
●血圧を正常にする
酢に含まれている酢酸が細胞に入るとアデノシンという物質が出てきて、
血管の壁に作用して血管が拡張するので、血液が流れやすくなり血圧が下
がるといわれています。
といっても、元々低い血圧や正常な血圧値を下げてしまう心配はありませ
ん。酢には血圧を正常化する効果があるのです。
●コレステロールを抑制し、肝臓を元気にする
血中コレステロール値の抑制効果も確認されています。
また、内臓脂肪は肝臓で燃焼されるので、肝臓が弱っているとスムーズに
燃焼できません。
酢の成分の酢酸は肝臓での脂肪燃焼に効果があり、さらに酵素も活性化さ
せるので、肝臓を元気にしてくれます。
ある研究によると、酢と大豆を一緒に食べることで大豆に含まれるアルギ
ニン酸などのアミノ酸が肝臓機能を回復させ、より効果的とされています。
酢大豆を常備してサラダなどに利用したり、豆腐や納豆などを酢の物と一
緒に食べると無理なくとることができます。
●ダイエット効果
酢の成分の酢酸やクエン酸、黒酢などに含まれるアミノ酸のリジンやア
ラニンなどが脂肪を燃焼させるのでダイエット効果も期待できます。
酢に含まれる有機酸は体内でクエン酸に変わりますが、体内に十分な量
のクエン酸があるとクエン酸サイクルが順調に働き、脂肪がたまりにく
くなります。
クエン酸サイクルとは、エネルギーの生産工場と呼ばれるメカニズムで、
食物から摂取した栄養素が体内で酸に分解され、その過程でエネルギーが
作り出されるというもの。
そのときクエン酸は重要な働きをします。酢をとることで、このサイクル
が効率よく回り、脂肪を燃焼させます。
●疲労回復、腰痛・肩こりの緩和
クエン酸は疲労物質も分解してくれるので、疲労回復にも役立ちます。
また、疲労物質が筋肉にたまることで腰痛や肩こりなどが起きている場合
には、痛みやコリが緩和されることもあります。
●食欲を増進させ、消化を助ける
梅干しを見ただけで唾液の分泌が良くなりますが、食欲がないときには、
酸味をとることで唾液や胃液の分泌を盛んにして、消化を助けることにつ
ながります。
●カルシウムの吸収を促進する
骨粗しょう症予防などに欠かせないカルシウムは体に吸収されにくいので
すが、酢と一緒にとると吸収率が高まります。
酢に含まれる酢酸がカルシウムと混じり合うことで吸収が促進されるので、
焼きししゃものゴマ酢漬けや豆あじのマリネなどがおすすめ。
骨まで軟らかくなって食べやすくもなります。
●殺菌・防腐効果
酢には強い殺菌力や防腐作用があり、その効果は塩を併用することでさらに
強まります。
シメサバなどの酢じめは、酢の殺菌力を利用したものです。
酢水を手につけておにぎりをにぎったり、魚や貝類を酢洗いしたりなど、昔
から利用されています。
酢を毎日の食卓に。目安は1日大さじ1ぱい
酢の健康パワーを上手に利用しましょう。
健康効果を得るには、酢を毎日とり続けることが大切で、その量は大さじ1
程度といわれています。
このように酢を料理や飲み物で無理なく毎日こまめにとることで、酢のパワ
ーを活かし健康力を高める食生活につながるでしょう。
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