Walk in the Spirit

昨日の午後、

ものみの塔の人が来られた、

先日も来た人で、
60台半ばのおばさん、

（但し、新世界訳となり、市販はされていない）
　　＊参考ーー＞ 新世界訳聖書の特徴

何かの話題のたんびに、聖書を取り出しては、
該当箇所を読み始める、

マッ、正直なところ、 話もさして面白くなく、 
聖書の読み方も下を向いての棒読みっぽい、
（何よりも、どこか本人に陰りがある、）

でも、本人は、固く信じているのだろう、

” み言葉 ”を語れば、
それは相手に、必ずインパクトを与えると！？

で、思わず言ってしまった、

「おそらく、聖書の言葉を伝えたいんでしょうけど、
今、私に伝わってくるのは、
長谷川さん（おばさん）の雰囲気ですよ、

（これはコミュニケーションの一大原則、
福音伝道者も似たような過ちをやっている、

福音、あるいは聖句を語って、
最初に伝わるのは、福音・聖句ではない、

その人自身の性格、雰囲気、
これがまず伝わる、

それで、聞く側は、
受け入れ、拒絶を判断する、

福音が伝わらないのではなく、
ブロックをかけてるのは、実は本人なのだが、）

これに、おばさんは、
チョッと、ハッとしたみたい、

続けて、

「声は腹から出すと、相手によく伝わりますよ、

（トマティスの発声方法も紹介しようと思ったが、
めんどうなのでパス、）

イエス様も言っているじゃないですか、
活ける水が腹から川のように出るって、

長谷川さんの声は、のどから出ていますよ、」

おばさんはきょとんとしてたけど、

さらに、（効果的伝道の紹介で、）

「イエス様は、さまざまなしるしと不思議でも、
神様の力を見せましたよね、」

これには、おばさんはすばやく反応、

「いいえ、今はしるしと不思議はないんです！！」
と、ぴしゃり、

（オッと、ものみの塔の教理のここら辺は、
福音派の方と一緒なのか、なるほど、）

で、その話題はそこで止め、

ここら辺で、おばさんも分が悪くなったのか、
話を取り繕って、うちを後にした、

で思った、

ものみの塔も大変だなって、

（コミュニケーションセオリーの理解がなく、）
み言葉を伝えれば、
そのまま伝わるといまだに信じている、

しかも、伝道の大きな 武器でもある、
しるしと不思議（聖霊の賜物）は、
しっかり、教理で、ないことになっているし、

これでは、
いまだに続けられて いる こと自体が、
しるしと不思議かと、