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[FT]イシグロ氏 「忘れられた巨人」に込めた思い
2017/10/9 14:33 Nikkei (抜粋)記憶を薄れさせていく霧、ドラゴン退治への旅、高原を睥睨(へいげい)しながら進むアーサー王伝説に出てくる騎士――。
カズオ・イシグロの著作「忘れられた巨人」は「ポスト9.11小説」には思えないかもしれないが、少なくとも字面の上では書きだしはこんな感じだ。
イシグロ氏という英国人作家はこの小説の構想を日本で開いた読者との交流イベントで最初に語った。折しも、2001年9月に米国で同時多発テロが起こった直後だ。
「その時、社会はどう記憶し忘れるかについて本を書きたいと思いました」とイシグロ氏は言う。

「どんな時こそ前へ進んだらいいのか。個人としては誰もがその問いに直面します。では、国家がこの問いを受け止めたらどうなるかと考えるうちに、興味が深まって行った。イベントでは、日本人に向かって話していることを強く意識しました。もちろん、日本は第2次世界大戦で起きたことの大半を忘れてしまったと思いますが」
国家動員を余儀なくされたり抑圧されたりした国について、イシグロ氏は様々な事例を読み進めている。ナチスドイツによる占領が終わった後のフランス、大虐殺が起きたルワンダ、アパルトヘイト後の南アフリカ、内戦で分裂したユーゴスラビアなどだ。
数年後にはこの問題について、スイスのダボスで開かれる世界経済フォーラムの討論会で司会をする予定だったのだが、自身の考えをなかなか形にできずにいたという。
■ようやく訪れたひらめき
イシグロ氏は「私の考察をこうした歴史的状況に当てはめようといくら試してもしっくりこなかった。一歩引いて、もう少し隠喩的で普遍的な小説を書こうと思いました」と述べた。
ひらめきは04年になってようやく訪れる。それは14世紀の詩「ガウェイン卿と緑の騎士」、その中でもとりわけ、架空のアーサー王の時代の英国を舞台に、主人公である(アーサー王のおいの老騎士)ガウェイン卿の旅が描写される箇所を目にした時だった。
「この数行が私のなかではじけたのです」とイシグロ氏は話す。「鬼が飼いならされていない雄牛のように付随的に描かれ、ガウェイン卿は毎日追い払わなければならなかった。突然、目の前が開け、よし、これで行けるぞ、と思いました」 (以下略)
*日経は書評に、FTの記事翻訳を持ってきたが、これは正解と思う、文化背景の違う作品に、日本人のコメントは無理があるゆえ、
ドラゴン退治をする騎士って、
神の国の兵士そのものだな、
丁度、例のマタイ11:12の訳(*)で、
* 洗礼者ヨハネの(現れた)時からいままで、 天の国は暴力で攻め立てられ 、暴力で攻めた者がそれを奪いとっている。
まともなバージョン(英訳)をチェックしていたところで、
* 続々)パラレルユニバースとしての神の国 、神の国は攻めている(マタイ11:12)
これまで、ほとんどの英訳(和訳はもちろん)が、
神の国は攻められ、傷つけられているだった、上の表現を使えば、
ドラゴンが国・民を虐げている、NIVはもちろん、KJV、ESVまで、
攻められていると訳されていたらお手上げで、
誰でも信じてしまうだろう、
しかし、biblegatewayの Matt11:12 を見ると、
以下の9バージョンは違った、ICB(International Children’s Bible)
ISV(International Standard Version)
NTE(New Testament for Everyone)
From the time of John the Baptist until now the kingdom of heaven has been forcing its way in – and the men of force are trying to grab it!
参考)上の9英訳のうち、( Galatians 5:16 in all English translations から、)walk in the Spirit を採用しているのは MEV のみ、
(多勢に無勢ながら、)
「神の国が力強く攻め込んできている、」
と訳出・表現している、特に最近出てきた ISV がこの訳を取っているのは心強い、
ノーベル賞の世界にも、
聖書訳の世界にも、
神の国が攻め込んできている、
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