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ドイツ人より日本人に必要なのに見かけない製品
欧州で人気の乳糖(ラクトース)フリーの牛乳がなぜないの?
2013.6.19(水) 川口マーン 惠美
いつも不思議に思っていることがある。ドイツで最近、乳糖(Lactose・ラクトース)を除いた乳製品が盛んに売られている。ところが、それが日本にほとんどない。
日本の友人に「ラクトースフリーの乳製品」の話をしても、「何それ?」みたいな顔をする。そして、たいていは、ファットフリーと勘違いする。
なぜ大人になると牛乳でお腹がゴロゴロするようになるのか?
乳糖というのは、哺乳類の出すミルクに必ず含まれている糖分だ。牛のミルクにも、もちろん人間の母乳にも含まれている。乳糖は、自然界では乳汁の中以外には存在しない。
そして、人間の母乳には、他の動物の乳と比べると、乳糖はとりわけ多く含まれているらしい。
乳糖が小腸の中で分解されるには、 ラクターゼ
(乳糖のラクトースと紛らわしいので注意!)という酵素が必要だ。
ラクターゼは乳糖(ラクトース)を分解し、身体のために有用なガラクトースという成分に変える。
ガラクトースは、脳髄や細胞壁の構築のために、赤ん坊が緊急に必要とするものであるという。
ただ、 酵素ラクターゼは、子供が成長するにしたがって消えてしまう
らしい。
離乳期以降は急速に減るので、牛乳や母乳を飲んでも乳糖はうまく分解されなくなる。だから、 乳糖は分解されないまま小腸を通り越し、大腸まで行ってしまう。
大腸にはたくさん細菌がいて、乳酸をガラクトースではなく、違ったガスなどに変えるので、しばしばお腹がゴロゴロ鳴ったり、下痢したりといった問題が起こる。(以下略)
ラクトース(乳糖)フリー牛乳と言うと、こんな感じ?
乳児以外は、乳糖はない方がいいようで、
詳細は調べなければならないが、ここでは省略して、
乳糖をどう除去するのか?と言う話題に、
酸化グラフェンを用いたナノろ過膜による無乳糖牛乳の開発
(Developing lactose-free milk
with graphene oxide based nano filtration membranes)
2021年7月13日 phys-org.(信州大学)翻訳
*グラフェン酸化物の膜のクローズアップ写真。
乳糖と水は透過し、脂肪、タンパク質、大きな分子は牛乳に残る。
これまで酸化グラフェン膜は、主に水の脱塩や色素の分離を目的として研究されてきました。
しかし、膜の応用範囲は、食品業界など多岐にわたります。
信州大学グローバル・アクアイノベーションセンターのAaron Morelos-Gomez氏らの研究グループは、 グラフェン酸化膜の牛乳への応用を検討しました。
牛乳は通常、高分子膜上に緻密なファウラント層を形成します。
酸化グラフェン膜は、多孔質の汚濁層を形成できるという利点があります。 そのため、市販の高分子膜よりもろ過性能を維持することができます。
酸化グラフェン膜のユニークな化学構造と層状構造により、 乳糖(ラクトース)と水の透過性が向上したが、脂肪、タンパク質、一部のミネラルは透過を免れました。
そのため、 牛乳の質感、風味、栄養価は、市販の高分子膜よりも良好に保たれました。
多孔質のファウラント層と酸化グラフェン膜のユニークな層状構造により、乳糖の濃度と乳糖透過液のフラックスは、市販のナノろ過膜よりもはるかに高かったです。
また、酸化グラフェン膜に孔径1μmの支持膜を用いることで、不可逆的なファウリングが改善されました。
これにより、多孔質のファウリング層が形成され、牛乳をろ過した後の水流束の回復率が高くなりました。
酸化グラフェンの優れた防汚性と乳糖に対する高い選択性に注目したこの先駆的な研究は、酸化グラフェン膜の食品産業、特に乳業への応用を示すものです。
この方法は、飲料から糖分を除去すると同時に、他の成分を保存し、栄養価を高めることができるという高い可能性を秘めています。
また、牛乳のような有機物を多く含む溶液に対しても高い防汚性があるため、廃水処理や医療分野など、他の用途にも適しています。同グループでは、今後も酸化グラフェン膜の応用を模索していく予定です。
*牛乳をろ過するための酸化グラフェン膜の芸術的表現。
この研究は、Nature Nanotechnology 12 (2017), 1083-1088に掲載された、水の脱塩のためのスプレーコーティングされた酸化グラフェン膜を作成するためのグループの以前の知見に基づいています。
この膜は、数層のグラフェンを加えることで化学的安定性が向上する一方、5日間の運転で安定したろ過性能を示した。さらに、スプレーコーティングによる成膜方法は、スケーラビリティの面でも期待できます。
*酸化グラフェン膜は、高分子の市販の膜よりも高い乳糖透過流束を示す可能性があります。
(ここまで)
例の大規模食中毒で牛乳が取り上げられた、
ラキンタコラムナでは、
大部分の食品には磁性体(GO)が入っている事実を紹介し、
食中毒と食品の磁気
の関係を指摘、
そこで、個人的には、(ミルク自体にGOがある以上に、)
まず牛乳パッケージを疑った、
内部コーティング材にGOが使われている可能性があったから、
しかし、これは知らなかった、
ラクトース(乳糖)フリーミルクにGO膜が使われている、
ナノ単位でGOが混入する可能性がある、
これで、パッケージもミルクもGO処理され、
そして、GIGAスクールの5Gがミルクに当てられたら、
(パック及び牛乳内の)GOは
励起され、
酸化が進み、
それを含んだミルクは胃腸内で中毒を引き起こす!?
酸化グラフェン(GO)が、ここまで使われていたとは、
想像できなかった、
しかし、上の関連記事を見ると、ミルクのみならず、
GOの膜技術は水、ウイスキー、海水へと広がっている、
ターゲットコーティングは、ナノ濾過用の酸化グラフェン膜を改善します
かつての夢の素材アスベストがソーだった、
有毒性を省みず、
あらゆる分野に行き渡った代償は大きかった、
もっとも、これを推進している連中は承知の上でだろう、
ケムにさえ含まれていることが明らかになった以上、
ーー>
気象操作に使われているグラフェン
地上の野菜に無農薬(有機)栽培も何もない、
これからのライフスタイルに欠かせないのは、
これまでの健康常識(食事、睡眠、運動など)に加え、
デトックスを如何に取り入れるかだろう、
*ちなみに信州大学の話題を提供してくれたのは、
いつもの
laquintacolumna「
第5列」
(
翻訳
)である、
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