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玄米には発芽/酵素/発酵などあるがフィチン酸を押さえておく
果たして、フィチン酸は悪者なのだろうか?
フ ィチン酸は敵か味方か?
2011/3/31 healthimpactnews
(翻訳抜粋)
フィチン酸は敵か味方か?
フィチン酸の"キレート"能力は、健康にとって有害であると考える人もいる。
その一方で、ミネラルと結合するこの能力を最も強力な資産として受け入れている研究も多い。
サラ・シャノンは著書『Diet for the Atomic Age』の中で、重金属毒性や放射線障害から身を守る11の栄養素を挙げている。
フィチン酸は放射性物質や有害物質と結合し、体外に運び出す
シャノン氏は、 フィチン酸がミネラルを結合する性質があることを認識した上で、十分な食事がそれを補って余りある と述べている。
また、 全粒穀物自体が鉄分、カルシウム、亜鉛の豊富な供給源 であることも忘れてはならない。
広範な研究の結果、シャノンは、 私たちの環境が有害になればなるほど、特にフィチン酸を含む穀物が私たちを守る最良の源である ことを発見した。
彼女は「最適な健康のためには、毎食の少なくとも半分は穀物であるべき」と考えている。
なぜ、これほど有益なものを変性させようとするのだろうか?
実際、あるサプリメント会社は、抗腫瘍、抗発癌、血糖調整作用があるという理由で、この「強力な抗酸化物質」(フィチン酸)を実際に分離している!
フィチン酸、特に小麦ふすまに含まれるフィターゼは、小腸でのフィターゼの産生を実際に刺激することが研究で示されている。
小腸でフィターゼが生成されるため、イーストを使わないパンやクイックブレッド、パラパラにしたり茹でたりした穀物のように、すべての穀物を発酵させてから食べる必要がない。
小腸におけるフィターゼ活性は、ミネラル、特にカルシウムの吸収を減少させるどころか、むしろ増加させる。 (Journal of Nutrition 2000: 130: 2020-2025)。
長年にわたり、パンを作るために自分で穀物を挽くようになってから、長年の貧血が治った人を数多く見てきた。
ふすまに含まれるフィチン酸が鉄分の吸収を妨げているとしたら、どうしてそうなるのだろうか?
他の研究では、フィチン酸によって刺激されるフィターゼ活性の増加が、大腸のがん細胞の形成を著しく減少させることも示されている。
この抗発癌性保護は、フィチン酸のミネラルキレート特性にも起因している。
フィチン酸が大腸を強化し、保護するのであれば、どうして大腸炎や過敏性腸症候群を引き起こすのだろうか?
ここでもまた、「本物のパン」を食べて大腸炎とIBSの両方が治ったという数多くの証言を耳にしている。
フィチン酸は人間によって消化され、その過程でイノシトールを放出する。
イノシトールは脂肪とコレステロールの代謝に必要な主要ビタミンB群である。
全粒穀物は、コレステロールの分解に重要なイノシトール、コリン、レシチンの貴重な供給源である。
挽きたての穀物でパンを作るようになると、コレステロール値が大幅に下がったという人が多いのは、このためかもしれない。
イノシトールはまた、うつ病の軽減に不可欠な栄養素でもある。 繰り返しになるが、なぜこの貴重な栄養素を変性させようとするのだろうか?
なぜ全粒穀物やフィチン酸が「選ばれた」のか、本当に不思議でならない。
なぜシュウ酸ではないのか?
ほうれん草、チャード、クランベリー、アーモンド、ルバーブ、その他の野菜に含まれるミネラルキレート剤である。
これらの健康食品も食べるのをやめるべきだろうか?
サリー・ファロンは、脂肪酸を豊富に含む亜麻仁はフィチン酸が少ないとし、その利用を勧めている。
しかし、フィチン酸を栄養素として謳う情報源は、小麦ふすまや亜麻仁を最も豊富な供給源としている。
穀物を一晩浸すとフィチン酸は変性するのだろうか?
私が読んだ限りではそうではない。
一晩の浸漬で分解されるのはフィチン酸の10%程度で、大きな違いを生むには十分ではない。 (ここまで)
ここではパン(全粒穀物)が取り上げられているが、
玄米然り、
+フィチン酸は放射性物質や有害物質と結合し、体外に運び出す。
+フィチン酸はミネラル結合の性質(ミネラル不足誘発)があるが、
十分な食事がそれを補って余りある。
+全粒穀物(玄米)自体が鉄分、カルシウム、亜鉛の豊富な供給源。
ミネラル不足は十分な食事でカバー、
気にすべきは、添加物や、
農薬/除草剤などの環境毒、
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