元・占い師 ルビー

元・占い師 ルビー

2011年01月04日
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 今日は、人生における光と影について書いてみます。おこがましい事も書きますが、平にご容赦下さいませ。

 占い師をしていると、お客様から、「私は、〇〇さんが好きだから、つきあいたい」とか、「私は、〇〇さんと結婚したい」あるいは、「子どもがほしいので、そろそろ結婚したい」などなど、さまざまな希望を伺います

 お客様の話を伺っていると、お客様は、ご自分の希望が叶うために、お客様ご自身が努力する必要があることは、もちろんのこと、希望が叶った先に、どんな出来事が、ご自分を待っているかを、お考えになっていないなと、私は感じてしまいます。

 恋愛の場合を例に挙げましょう。

 あなたが女性だとします。「私は彼が好きだから、彼と交際したい」と思うのは、自然な感情の発露でしょうね。

 しかしながら、男性からラブレターをいただいたり、熱心なプロポーズの言葉が無いのに、無理にでも、彼と交際したいと願う場合は、仮に交際が実現したとしても、女性にとっては、惨(みじ)めなものになると思います。

 占いのお客様は、「占い師に実力があれば、私の片思いを両思いに変えてくれると」幻想を抱(いだ)くようですが、それは誤りです。

 そして、もしも、女性の片思いが成就(じょうじゅ)したとしても、元々「女性が好きになる側で、男性が好かれる側」であったため、その間柄が、ずっと続くと予想されます。女性が「好かれる側」になることは、できないままです。常に、男性だけの要求が通り、女性は我慢する側でしょう。



 私は、幼い頃から予知能力がありましたが、それを他者に対して善意から忠告をすると、何かと対人関係で衝突が起こる事を、幼稚園に上がる前から、ぼつぼつと気がつくようになりました。

 長じて、私は、その予知能力とか予言者としての力を、学問に活かすようにすれば、他者との無駄な衝突を避けることができる上に、学問を昇華(しょうか※脚注)できるので、自分の精神衛生のために良いなと思い、学術論文を執筆してきました。20代の後半で、研究者として名前が出るようになったのも、幼い頃からの予知能力の賜物(たまもの)だったと思います。

 ここで特筆すべきは、一般の人たちは、出色(しゅっしょく )の秀才として世間の耳目(じもく )を集めるような人であったとしても、多くの場合、その人には、予知能力は無いでしょうという意味です。

 私は凡才ながら、生まれつき、予知能力を持っていたという事です。

 話を元に戻すと、どんなに聡明な人であっても、占い師以外のかたは、未来が透(す)けて見えないために、ご自分が何か願いを抱(いだ)いた場合に、占い師から、「その実現は難しいですね」と予言されると、嘆き悲しむみたいですね。無理はありません。

 というのは、お客様は、どんなに賢い人であっても、夢というものに対して、光だけを見ていらっしゃるからです。

 先だっての記事で、私は、「人生には表舞台と楽屋裏」があることを書きましたが、薄い紙にも表と裏があるように、物事には表と裏があります。

 具体的に申し上げると、ある人が彼(あるいは彼女)を好きになった場合に、占い師から、「可哀想だけれど、両思いにはなれないですね」と告げられたときに、お客様が「幸せになれないですね」と呟(つぶや)くのは、「好きな人と交際できたら、幸せだ」とか、「好きな人と結婚できたら幸せだ」という固定観念に縛られていらっしゃるからでしょうね。

 人生は、好きな人と結婚できても、光の部分もあれば、影の部分もあるということです。

 好きな相手と交際が始まっても、また、結婚できても、毎日の生活には、光と影があります。わかり易く言うと、光の分量が大きければ大きいほど、影の分量も比例して大きくなるのです。

 また、好きな相手と片思いのままで、恋愛が実らなくても、別の人と結婚して、お客様が思ったよりも、幸せな人生になるかもしれないです。



 光(喜びや楽しい事)と影(悲しみや苦しい事)は、交互にあるものだと思って下さい。


※脚注 昇華 ・・・1. 物事が一段上の状態に高められる事。
           2. 筆者(ルビー)の場合は、生まれ持っている予知能力を、本来の目的
             であるはずの「占い」とは異なる分野である「学問」に
             その情熱を置き換えたという意味合いでの「昇華」

占いイズム  ルビー  チャット鑑定

※この文章は、再掲載です。

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最終更新日  2011年01月04日 16時40分32秒コメント(0) | コメントを書く


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