シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2005年11月09日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 神秘学によると、我々は眠っている間に、幽体離脱して、宇宙空間に旅しているのだという。勿論、その意識はない。なぜなら、感覚器がついている肉体と、肉体をハードとするなら、それを動かすソフトのような生命体を置いてきているからだという。

 昼間目覚めて、肉体と生命体を伴って、活動している以上に、眠っている間は、精神活動を営んでいるという。いわば、肉体を動かすエネルギーの活動体である感覚体とそのエネルギーをどこに集約させるかという、いわゆる自我を、精神活動の源である宇宙の精神世界へと充電(唯物的言い方だが)しにいかなければならないらしい。

 もしも、エネルギーで例えた精神力のその充電が不完全であると、肉体を動かすソフトである生命体に異常が起こり、肉体を動かす調整能力が崩れ、調子が悪くなり、病気になるというわけである。精神力が充分に充電されないでいると、腺機能を通して、肉体を動かす力がうまくバランスよく伝わらずに、現在の物質となって、表に現れる肉体を裏側から支える未来の肉体の設計図(ファントム)が劣化していってしまうのだという。

 どうも太古の東洋医学では、これを陽と陰の2つの気の流れとして表現したらしい。

 昨今、人間力という言葉が巷を賑わしているが、これは精神力に他ならないと思っている。上述した精神力の充電には、相乗効果、これまた昨今よく使われているシナジーという言葉でわかるように、精神力の波長効果が共鳴し増幅しないと、精神世界とうまく交信できずに、充電できないようだ。

 精神世界とうまく交信できるようになるには、目覚めているときに、できるだけ精神力を使って肉体を動かさないとダメで、それらは肉体を通して、生命体というソフトに、いわばログとして記録されるようだ。その個々のログが、周囲にどういう意味をもたらしたか? はたまた人類にどういう役割を与えたか? という道徳的評価を自らに課すようなのである。

 つまり宇宙を創造するが如く道徳的に、有効なログだけが、生命体というソフトのなかから抽出され、それが波長となって、眠っている間に精神世界と融合し、シナジーを形成し、次の目覚めているときの活動のエネルギーとして再分配されていくらしい。 

 だから、目覚めているときに、道徳的な行動をしないと、どんどん精神力は衰え、肉体は衰退し、病気に罹っていくわけである。



 神秘学では、これらを天使との交わりで表現する。人間は、目覚めているときに、いかに道徳的行為をするかによって、眠っているときに天使、大天使(民族霊)、権天使(時代霊)に出会うことができる。そして、その出会いで精神力が強化されるのである。

 ひるがえって、現代をみると、精神力は強化されるどころか、唯物論全盛のお陰で、精神力は脆弱される方向に向かっている。物質力に頼ろうとしていると、どんどん精神力は衰えていく。それは自ら創り出すのではなく、他からとってくることを意味するので、いずれ、大きな機能的物質体の一部にとってかわられてしまうだろう。それが意味するものは獣である。人類の将来はこのままでは果てしなく暗い。

 資本主義とは競争による物質力の争奪戦に他ならない。現代のエネルギー問題は、エネルギーの奪い合いでしかない。これは自ら創り出す精神力を失ったからだ!

 真の温室効果問題というのは温度上昇ではなく、生命力喪失のことなのである。植物が失われ、エネルギー消費により、二酸化炭素が増えているのは表面上の出来事にすぎないのである。

 金に買われる存在に堕するよりも、道徳という宇宙の金を生むような存在になれ!





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Last updated  2005年11月10日 11時32分05秒
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