シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2006年02月13日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 前回は、アトランティス人の第6亜人類のアッカード人までについて、まとめた。今回は最後のアトランティス人となった第7亜人類の蒙古人についてまとめたい。

 この第7亜人類の蒙古人には、第4亜人類の原トゥラニア人の特徴を強く残していたという。原トゥラニア人は、抜群の記憶を用いて、自然のなかにある生命力を、利己的に支配しようしたために、破壊的になったことは、すでに述べた。

 これに対して、蒙古人は、一番古いものが一番良いものであり、それにはどんな思考力も及ばないという確信を抱き、生命力を支配することは、第4亜人類の原トゥラニア人とは異なり、できなくなっていたのだが、代わりに、発達させた想念に、生命力のもつ自然的威力にも似た力を具えたという。

 蒙古人は、原トゥラニア人のように、自然の生命力を、直接支配はできなかったが、生命に対する素朴な信仰を失っていなかったので、生命力は、蒙古人の神になったという。

 そして、蒙古人は、この生命力を神として、この神の委託の下に、正しいと思うことを全て行ったという。このような態度は、近隣の諸民族からは、まるで秘密の力に取り憑かれているかのようにみえるほど、この力に盲目的に帰依したという。

 アトランティス人の第5亜人類の原セム人になって、アトランティス人全般の抜群の記憶力と、ちょうどバランスする思考力が、身についたために、それが、自制力となって、いわば無我となり、ポストアトランティス時代の我々の根幹人類である、アーリア人の素質を生むようになったわけだ。

 聖書では、ノア(マヌ)により、アーリア人のなかから、我々のポストアトランティス時代の文化をつくりあげるために、有能なものが選ばれたと、暗黙糧に、記載されているという。その後、ノアは、他のアトランティス人から、それら有能なアーリア人たちが、堕落しないように、隔離するために、隠遁生活をし、教育をほどこしたとされる。その伝説が、古インドの7人の聖仙として残っているという。

 神秘学では、ノアは通称マヌと呼ばれており、このマヌはマナス(霊我)の担い手という意味で、黙示録が預言する、来るべき未来に、悪を救うための善の概念を創出するために、マニ教を打ち立てたという。その秘儀の教えは、古ペルシャ時代に、ゾロアスターに受け継がれ、ゾロアスター教と形をかえ、更には、エジプト時代になり、ヘルメス、モーセに伝承され、それぞれ、ミトラ教、ユダヤ教の原型となったという。

 ついでに断っておくと、マニも、ゾロアスターも現代人のように1個人のいわゆる1人の人間と考えてはダメだという。太古では、同じ記憶を受け継ぐものは、同じ名前で呼ばれるので、いわば、現代人でも、○○シニアとか○○ジュニア、○○何世という呼び方があるように、いまでいう複数の人間を意味するという。だから、古代人は長生きなのでもあるという。



 この爛熟した人種の子孫が、中国人だという。中国民族が高度な文化を発展させたのは、それがアトランティスの文化をそのまま受け継いだからだという。しかし、中国民族は、私という自我の目覚めに疎いという。それは中国文化が、自らを超え出ることができず、みずからの内にとどまり、作り出したものを変えず、限度を超えない特質をもつことに現れているという。それこそ、アトランティスの文化そのものの特徴だという。

 つまり、古代中国文化はアトランティス文化を非常によく受け継いだが為に、それ以上、発展することができなくなったという。あまりに完成しすぎるとあとは衰退あるのみだという。

 どうやら、前に進むためには、屈伸しないといけないように、「急がばまわれ」というのは本当のようである。





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Last updated  2006年02月13日 21時12分29秒
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