シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2006年03月12日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 我々のポストアトランティス時代の第3文化期は、バビロニア、カルディア、エジプト文化期とも呼ばれる。

 エジプト文化期になって、マーヤー(幻)のなかに、霊的なものを見い出し、人々は法則を探求しはじめたという。

 エジプト人は、「神々は無駄に星々のなかに文字を残したのではない。神々は、無駄な自然法則のなかに彼らの意志を伝えているのではない。人間みずからの働きによって救済をもたらそうとするなら、星々から探求したものを地上で模倣しなければならない」と思ったという。

 そして、彼らは、星々の位置と運行のなかに、星々の位置が地上に生起することがらにおよぼす影響に法則性があるのを知ったという。こうして、何千年先までなすべきことが予見され、巫女の書が書かれたという。

 第4文化期は、この第3文化期の巫女の書を実践したのだという。

 古代ローマ文化の起源を調べれば、このかすかな余韻を認識することができるという。アルバロンガ(長い白衣)という名の司祭文化の都市から、ローマの文化は発生していったという。そして、それはカトリックの司祭のミサの服装に、その余韻が残っているという。

 人間は、第3文化期に、マーヤーを人間精神で貫くことを可能にし、第4文化期に、この行為は完成にいたったという。

 エジプトの芸術には、神々の意志が見られ、そして、ギリシアに見られる物質の征服は、人間が物質存在を愛するようになる段階よりも、一段高いものとなったという。ローマにおいては、人間は完全に物質界に歩み入ったという。

 そして、個体原則が完全に現われ出、ローマに法という概念が、現れたのだという。



 我々は、文化が人間よりも深くまで下った時空の、第5文化期に生きているといわれる。人間が外的な状況、環境の奴隷である時代に生きているという。

 ギリシアでは、精神は物質を霊化するために使われ、そこでは、人間は物質界に下ってきてはいたが、人間の下には下っていなかったという。ローマでもそうだったが、現代になって、人間の領域の下への下降が生じ、現在、精神は、物質の奴隷になっているという。

 外界の自然の諸力に浸透し、この外的な物質界を人間にとってできるかぎり快い場にするために、現在、精神は用いられているという。

 人間の領域とは、この世を精神という神々の意志を浸透させ、刻印する行為の場であるのだが、逆に、精神が、この世の物質世界の虜になってしまい、人間の領域以下に、現代がおかれているという。

 朱に交われば朱に染まるといわざるをえないのが現代の精神が堕落した、第5文化期のいわば物質文化であるという。





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Last updated  2006年03月12日 21時14分39秒
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