シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2006年06月05日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 このあいだ、TVで、古代文明をやっていて、クリスタル(石英、水晶)の頭蓋骨が、マヤ文明の遺跡から発見されているようなことをいっていた。では、このクリスタルの頭蓋骨を、神秘学で、紐解いてみよう。

 神秘学では、地球には、結晶形成力があるといわれている。地球で水晶(石英)は、六角形の結晶として形成される。このような地球の物質化の力は、月光の力だと、神秘学では暗示されている。地球の子であり、月の子でもある人間にもその力が、地球を通して、宿っているという。ただし、太陽の子でもある人間が、日光に浴びずにいると、人間のなかに、このような力で、水晶(結晶)が形成されてしまい、至る所で、神経を圧し、痛みを感じてしまうので、結晶化する寸前で、その状態を押しとどめているという。これが太陽の力の源泉と呼ばれるものである。

 月の結晶(物質)化力(重力)と、太陽の柔軟(非物質)化力(光、霊力)のつりあいのもとで、人類は、地球で、人間として、過度に柔軟(腫瘍)的でなく、過度に硬化的でなく、適度な(魂の)中庸の進化を遂げることができるように準備されている。科学でいう人間原理のことである。

 このことを、仏陀は、弦の喩えを用いて、仏教の中庸で説いている。とどのつまり、宇宙は人間が良く進化できるように、構成されているということなのである。その恩恵に報いれば、善人になれるだろうし、その恩恵を知らん振りして、わが身わがままにいけば、悪人にとどまる。それは人間の自由だというわけなのである。

 さて、その地球の中の、クリスタル形成力は、人間のなかにもあり、実は、頭蓋からその力が、人体に流れているという。古代マヤ人は、その力の源が、人体のなかで、頭蓋から流れていることを知っていたのだと思われる。結晶形成力は、プラトンが、宇宙(神々)の力を、幾何学として、表現したものであり、宇宙から地球にくるあらゆる方向の力が幾何学的に、結晶を構成するという風に、考えたものだという。

 人間のなかのこのクリスタルの形成力は、人体内で、クリスタル(石英、水晶)が未結晶な溶解状態で、頭蓋骨から、人体内を巡り、結晶化の一歩手前で、日光によりとどまり、とどまったその力を利用して人体を構築しているという。人間はこのクリスタル形成力を、頭蓋から人体内を循環させることで、月光と日光の釣り合いのもとに、人体を構築しているといえるのだという。

 日光は上方で、人体に浮力を生み、月光は下方で、人体に重みを生じる。

 これは、ダビンチの人体図の神秘的な意味でもある。かってこのことは秘教学院で教えられてきた格言なのでもある。

 実は、人体のなかの形成力となる結晶化力は、自然界では、ミツバチが作り出す蜜と、哺乳類の母乳のなかにあるのだという。蜂蜜と母乳のなかには、化学物質のみでは、解明できない成分が秘められているというのが、神秘学の唱えるところであるという。人体が、年齢によって段階的に、その人体の形成を構成していくように、この形成力は、段階に応じて、異なるという。



 これが哺乳類のおっぱいから蜜が出ずに、母乳が出る意味だという。自然の力では、おっぱいから蜂蜜のような蜜を出すことは容易いことなのであるが、母乳が出るのは、赤子にとって、蜂蜜では、人体に過渡に形成力を生んでしまうからなのであり、母乳こそが適度で、丁度よいのだという。だからおっぱいから乳が出るのだという。

 とどのつまり、人間の幼児が、母乳で育つのは、母乳には適切な形成力を供給する能力があるからだという。ただし、昨今の母乳は母親がなんらかの化学物質で汚染されているので、本来の母乳とは異なるという。例えば、母乳の代替のミルクで育った幼児は、60歳を超える年齢になると、組織の硬化が目立つようになるという。対して、健康的な母親の母乳で育った幼児は、60歳を超えても、なお健康的であるという。

 これは適度な人体内の形成力が保たれているおかげだといえるという。大人には、過度の形成力である蜂蜜がよいといわれるのである。

 しかし、蜂蜜は甘いので、あまりに蜂蜜をとりすぎると、糖分をとりすぎ、胃は糖分をとりすぎると、酸を必要とし、酸の働きが狂うという。蜂蜜をとりすぎると胃の調子が狂い、腸がやられる。このために、珪酸や石英を希釈してあたえる薬は、大人には、形成力を養うには、有効だという。ミルクもまた、酸敗しやすく、酸化したミルクには、もはや形成力は残されていないという。

 この蜂蜜の形成力は、地球がクリスタルを六角形に結晶としてつくるように、ミツバチがつくる六角形の巣に現れているという。

 クリスタルの頭蓋骨の意味は、人類のなかでの蜜蜂の巣のことであり、人類が次の進化を遂げると、人類は蜜蜂の巣のような霊魂の巣の力を形成するという伝説が、神秘学には残されているのである。それは愛の巣とよばれ、新たなるエルサレムという愛の都市のことを意味する。

 ちなみにTVでいっていた、マヤ文明には、このクリスタルの頭蓋骨を13個集めると、宇宙の全てがわかるという伝説が残されているというが、これは、キリストと12人の師弟を表し、球体は、周囲を12個の球体で埋め尽くすことができるという意味でもあり、これは宇宙の構造を表していて、キリスト(太陽と月の7柱の神々)と黄道十二宮の関係のことを象徴的に語ったものであろう。

 古代マヤ文明の遺跡は、秘儀参入場であり、エジプトのピラミッドと同じ神殿なのであろう。





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Last updated  2006年06月05日 19時31分07秒
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