シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年08月07日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 獅子(ライオン)の場合は、呼吸と血液循環の間に、ある種の均衡が成立している。

 勿論、獅子(ライオン)の場合も、血液循環は(リズムにおいて)重くされているが、それでも、駱駝や牛ほど重くはない。これら(駱駝や牛)の場合、消化が、血液循環に非常な負荷をかける。

 獅子(ライオン)の場合、消化器官が、これら(駱駝や牛)と比較して非常に短く、しかもできるだけ速く消化が行われるような体構造になっているので、消化が(血液)循環に対して、酷く負荷をかけることはない。消化器官に対して、獅子の頭部では他方で、呼吸と(血液)循環のリズムの均衡が維持されるように展開している。

 獅子(ライオン)は、内(精神)的な呼吸リズムと、心臓の鼓動リズムとが、内的に釣り合いを保ち、正に内的に調和し合い、この2つのリズムを、体内に最も多くもつ動物である。なので、獅子は、獅子の主観的な生活とでもいうべきものに入り込むと、独特の方法で、ほとんど際限のない貪欲さで、その餌食(餌)を飲み込み、つまり獅子は、餌食を身体の下方に送り込む際に、非常に幸福感を感じ、嬉しく感じる。

 獅子(ライオン)が餌食に対して貪欲なのは、獅子にとって空腹が、他の動物よりも遥かに苦痛に感じるのは勿論だが、餌食に貪欲であるからといって、獅子がことさら、美食家足ること、多く味わうことに執心しているわけではない。

 なぜなら、獅子(ライオン)は、呼吸と血液循環の釣り合いから満足を得る動物だからである。

 獅子(ライオン)は呼吸の流れを深い内的満足感をもって、自らのうちに取り入れることにより、呼吸のなかに歓びを感じ、獅子の大食が心臓の鼓動を調節する血液のなかへと移行し、この心臓の鼓動が呼吸と相互に関わり合ってはじめて、また大食した結果を、つまり呼吸と血液循環との内的均衡を、自らのうちに感じてはじめて、獅子は自らの獅子要素(エレメント)のなかで生きることができる。

 要するに獅子(ライオン)は、血液が拍動しながら上昇し、呼吸が波打って下降していく、という深い内的満足を得るとき、正しく獅子(ライオン)存在として生きる。

 この打ち寄せる2つの波動の相互の接触のなかに獅子(ライオン)は生きている。



 つまり、獅子は、均衡の乱れから再び均衡へと至るなかに喜びを感じる動物である。

 この独特な獅子(ライオン)の眼差し、自ら発して、多くを見る、自ら発して、内的な克服、相対する働きの克服を見つめる、この獅子の眼差しほど秘密に満ちた気分にさせるものは、ほとんどないといえる。

 獅子(ライオン)の眼差しが外に向かって見ているものは、すなわち、呼吸リズムによって正に完璧な仕方で行なわれる心臓の鼓動の克服である。

 呼吸リズムによる、心臓の鼓動リズムの均衡化、克服に、獅子の眼差しが向けられている。

 形態を芸術的に把握するセンスを持つ人は、獅子(ライオン)の口、つまり獅子(ライオン)の口の構造、つまり、心臓の鼓動が、この口のところまで上昇してくると、呼吸がそれを押し止めることを示す、この獅子の口の構造を見るとよい。心臓の鼓動を、獅子の口は、呼吸により、押し止めている。

 心臓の鼓動と呼吸のこの相互の接触を心に描き出すなら、獅子の口に至る。

 つまり、獅子の口とは、心臓の鼓動リズムと呼吸リズムの均衡調整(制御)を表しているといえる。 心臓の鼓動リズムに対する、呼吸リズムの克服を、獅子の口と呼ぶ。

 このような獅子(ライオン)は正に胸部器官に他ならない。

 獅子は実際、その形姿のなかに、その生態のなかに、正しく律動組織を表わしている動物である。獅子は、この心臓の鼓動と呼吸の交替を、その心臓と肺との相互関係においても表わすように組織化されている。

 宇宙言語;獅子=口=律動胸部器官=鼓動(心臓)と呼吸(肺)の均衡形成

 従って、実際次のように言うべきである、





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Last updated  2007年08月07日 18時59分53秒
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