シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年09月12日
XML
カテゴリ: 神秘体験空間
 これまで、ある方法で、地球状態、宇宙状態、そして動物界それぞれと人間とのつながり(関係)を考察してきた。

 これからは正に、この考察を先に進めるが、今回は、今後、関心事となる広範な領域への繋ぎとし、ここに最初に示唆したい事は、既に著書『神秘学概論』のなかで、宇宙における地球の進化、この地球進化というものを問題にするなら、太古における地球の土星進化紀を出発点とすべきであると叙述したことである。

 この土星進化紀は、この太陽系に属す全てのものが、まだこの土星(と呼ばれる星体)に含まれていた状態として思い描くことができる。今日の土星から月に至る、太陽系の個々の惑星は、当時はまだ、この古い土星(これは、熱エーテルのみから成立する)においては、溶解した宇宙体であった。

 つまり、まだ空気の密度すらも獲得できず、熱エーテルそのものである土星は、後に独立した形態を取って個々の惑星へと個別化される全てのものを、同等に、エーテルとして溶解した状態で含んでいた。

 次いで、地球進化の第2の進化紀として、地球の古い太陽進化紀と呼べる状態を区別できる。ここでは、土星の火球から徐々に空気球、つまり光が流入し、光によって輝き煌く空気球である太陽が形成される。

 更に第3の進化紀があり、前の状態が再度繰り返された後、この進化紀に形成されてくるものは、一方では、当時まだ地球と月を包含していた太陽的なもので、更に他方では、その太陽的なものから分離された元々の土星を、その一部とする外側のもの(これも『神秘学概論』に書かれている)である。

 第3の進化紀;太陽的なもの+太陽的なものから分離された元々土星の一部の外側のもの

 しかし当時、この月進化紀においては同時に、太陽と、地球と月との繋がり(結合)が、分離するという事が起こった。そして、もう何度も記述したように、今日、見慣れた自然領域は当時存在せず、特に地球は鉱物塊を含んでいなかった。地球は、角質のようなもので、従って、今日の固体成分が角質状に溶け合い、液体状の月の塊から角質の岩がいわば突出していた。

 この月進化紀に続いて、今日の地上の状態である、いわば地球の状態が、第4の進化紀のなかで誕生した。



 考えてみると、土星から太陽への進化において、まず気体的実質へと前進したものをどのように扱うべきか。進化は火球から始まり、火球が進化し、空気球へと凝縮する、この空気球は既に光に浸透され、光に煌いている。ここから進化の最初期が得られる。

 更に、月が、当面の役割を果たす進化段階が得られる。というのも、月が果たす役割は正に、角質状の岩石を形成可能にする事であるからである。月は地球進化紀の期間に放出され、月は地球の衛星となり、内なる地球の力を地球に残している。例えば、重力(質量を生じる力)は、物理的関係において、この月によって、地球に置き去りにされたものに他ならない。

 月自体は地球から去ってしまったが、もしこの古い月の包含物の名残りが置いていかれなかったら、地球は重力を発達(進化)させられなかった。月は宇宙空間におけるコロニーであり、この事については、既に随分前に霊的観点から述べている。

 月は、地球とは全く異なる実質をもっているが、月は地球に、広義の地磁気と名付けられるものを残していった、地球の力、とくに地球の重力、重力の効果とみなされる引力、これらは月が残していったものである。

 なので、次のように言うことができる、

 「例えば、2つの円として、土星状態と太陽状態があるとする、両者をまとめると、根源的に、熱の、光に浸透されて輝く進化紀になる。そして今度は、2つの円として、月状態と地球状態があるとする、月に担われた液体的進化紀、液体的なものは月進化紀の期間に形成され、さらに地球変容の期間にも残り、そして固体は、正に重力を通じて出現させられた。」

 以上、2つ毎の進化紀は、本質的に、かなり明確に区別され、理解すべきことは、かつて存在したもの全ては、後の存在の内部にも潜んでいる、ということである。

 古い火球の土星であったものは、熱実質として、その後の全進化紀の内部に残り、もし、今日、地球(領域)の内部を、様々に移動し、至る場所で、熱にぶつかるなら、この至る場所で見出す熱は、古い土星進化の名残りである。

 また、地球の、空気、或いは気体状の物体を見出す、至る場所に、古い太陽進化の名残りが得られる。太陽に貫かれて輝く大気を見渡すとき、この進化の感情に満たされることにより、本当は次のように言うべきである、

 「太陽に貫かれて輝く大気のなかに、古い太陽進化の名残りが得られる」、と。

 というのも、この古い太陽進化というものが存在しなかったら、大気と、今、地球の外にある太陽光線との親和性は存在しなかった。太陽が、かつて地球と結びついていたこと、太陽の光が、まだ気体状であった地球の内部で、自ら輝きを発していた事、つまり地球は内部の光を宇宙空間に放射する空気球であった事、このような事を通じて、その後の進化、つまり現在の地球進化紀が可能となった。こうして地球は、大気圏に囲まれ、そのなかに、外から太陽光線が差し込んでくるようになった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年09月12日 19時54分24秒
コメント(0) | コメントを書く
[神秘体験空間] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: