シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年10月03日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 「独裁者で何が悪い!」というTVをみた。非常に面白かった。民主主義は善で、独裁主義は悪という杓子定規でみることに真実はないことを示すものといえるだろう。そもそも、善とは押し付けるものでなく、自ら選択するものである。

 番組で求めていた指導者の資質とは、数多くの意見がなされたが、結局は、国家を取り返しのつかないような過った方向に導かない能力といえるだろう。単純にいえば、国家を世界の進む道に、しいては地球の進化の導き手に軌道修正を図ることといえるだろう。

 昨今でいえば、まず20世紀型の大規模な戦争をなくし、貧困を根絶し、福祉を充実させ、かつての自然溢れる環境を取り戻すことであろう。

 そこには、幸福という命題があるが、まず束の間の幸福は、真の幸福ではない。幸福は永遠でなければ意味がないといえるだろう。だからして、幸福というのは、十人十色であるから、是は、人間1人1人が、自らでみつけるものでなければならない。だから、国家としては、国民が独自で幸福をみつけられるような体制を築くことが大前提にあるといえるだろう。

 だからして、幸福とは、比較においてなりたつものでなく、また、国家により押し付けられるものではない。そういう意味では、指導者はあらゆる幸福を知るべきであろう。その為には、多様な価値観、つまり芸術的審美眼を持たなければならない。

 最善の指導者は、正に神に似る知性と、神に似る美学をもたなければならないが、そのような人間に、この世でお目にかかることは有り得ない。大抵は、国家の指導者などになるやつは、人間として青二才の人物がやることだろう。生まれながらの地位に約束されていた王族でなければ、ろくでもない権力欲の人物がなるだけであろう。

 なぜなら、人類史において、最も神に似る人物は、皆、キリストにしろ、仏陀にしろ、ムハンマドにしろ、ホームレスや乞食同然の生活を本分とするからである。最も賢明なる人類の導き手になるなら、まずは、最も貧困に苦しむ最下層の人類生活を良くしようとするからである。これは神々が人類に使わす者なので、当たり前といえば当たり前だろう。

 まずは、自ら最下層の生活のなかから、自らのなかに平和の理念を築き、自らのなかにあるものを、外の社会へと広めていくのである。

 だから、国家というのは、1人の指導者で、直に危うい滅亡には追い込まれないが、多大なる戦乱、つまり国民の不幸を求めるものとなる。だから、歴史上で、最善の指導者は挙げられないが、最悪の指導者なら、いくらでも挙げられるだろう。



 独裁政治が悪いというのは、自分たちが贅沢をしているツケを、国民にまわすことをいうのである。いまの日本は、民主主義といいながら、実は、政官財独裁政治といえるだろう。独裁が悪いのは、独占画一が、世の中を停滞させるからである。

 世の流れは無常であるから、独占して流れを止めるようなことを働くと、流れが澱み、たちまち、自浄能力が穢れ、汚濁が始まるからである。

 この独占主義かどうかは、名目上は、政官財の生活水準と一般市民の生活水準を比較してみて、その格差が大きいかどうかで一目瞭然だろう。

 番組中のムルオカ氏が面白いことをいっていた。マサイ族が、ロンドン大学にいって、西洋文明の仕組みを理解したにも関わらず、自分には向かないと判断し、またマサイ族の生き方に戻ったという話である。

 これは何を意味しているかといえば、先進国が目指した便利な生活のなかに、発展途上国の幸福はないということなのである。先進国は、快適な物質文明を現実化させたが、その反面、自然破壊や戦争による多大で大規模な人命を失ってきたという現実が、その背後にある。それはいまでも、資本があれば、労働をしなくても生活できるような勝ち組と、労働を一生続けても、裕福な生活は望めない貧困の階層社会を生み出している。

 番組中に、独裁主義で有名な、俗にいう大物政治家が2名出ていたが、吉田茂が生きていたら、何といっていただろうか? 日米講和は吉田、その反動の日米安保は岸で、その尻尾に乗って、気勢を上げて、憲法改正、不沈空母と唱えていた人物である。国民も馬鹿ではないから、大勲位などといって持ち上げて、褒め殺しにしていたが…。

 現在の自衛隊が、国防を担えない戦力であるならまだしも、これ以上を軍備拡張してどうするのだろうか? アジアに脅威を植えつけるだけだろう。これからのアジアは、武装解除が大前提だろう。

 番組中の、キューバの教育と医療の無料化には驚かされた。やはり、政府がしっかりと予算配分をすれば、貧困だが、幸福感のある生活が築けるのである。

 日本も、多少とも生活水準を落としても、小さな政府とか無責任なことをいわずに、教育と医療には予算をかけるべきだろう。そして、更には、日本には、農業と環境問題が挙げられる。





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Last updated  2007年10月03日 19時31分30秒
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