シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年11月21日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 本来、人間は、意識下において、花咲き芽吹く植物と共に、何か特別なものが存在することを予感するので、植物存在を、秘密に満ちたものに感じる。勿論、この秘密は、いまだ暴かれず、驚くべき神秘から、蝶の鱗粉が払い落とされていない。

 物質的な植物だけでなく、植物の力を最初に押し上げ、宇宙を、直接理解し、正に知性を形成するグノームの世界の驚くべき作用が、地下にあることを感じるとき、通常、植物が、人間を魅了し、癒す秘密は、一層、驚異に満ちた予感や憧れ、叡智を、人間に与える。

 いわば人間の知性が、重力に屈しないように、脳の重さを感じることなく、脳が持ち上げられるように、グノームは、その光輝く聡明さにより、大地的な重力を克服し、植物を押し上げる。

 グノームは(地)下で、生命を準備する。しかし、生命は化学機構により、かき立てられることがなければ死滅してしまう。化学機構をもたらすのはウンディーネである。更に光が、これに浸透しなくてはならない。

 下から青黒い色調で、グノームから発して、重力が上方へと弾み返り、上昇するのが見え、植物を取り巻いて、飛びまわり、葉のなかに、ほのめくウンディーネの力が、植物の成長により、素材を混合、或いは分解する力が見える。

 上方からは、ジルフェ精霊により、植物のなかに光が刻印され、ジルフェは可塑的形態を作り出し、また理想化されて下降し、大地の母胎へと受け入れられる。

 更に、また植物のまわりを、火の精霊たちが飛び交い、小さな種子の粒の中に宇宙の熱を集め、種子の力と共に、グノームのところまで下ろされ、グノームは地下で、火と生命から植物を誕生させることができる。

 また更に、大地の反発力、密度が、根本的に、いかにグノームとウンディーネの両生類と魚に対する反感に基づいているかがわかる。土の密度が高いとき、この密度はグノームとウンディーネの反感であり、反感によって、この精霊たちは自らの姿を維持する。

 光と熱が地面に下降するとき、同時に、共感の力、担い手であるジルフェの、大気中に運ばれる愛の力が出現し、そして担い手である火の精霊の、自らを下降させる傾向のある供犠の力が出現する。だから、次のように言うことができる、

「地の密度、地磁気、地の重力が、上を目指し、苦闘することにより、下を目指してくる愛-供犠の力と、大地の上方で一体化する」、と。

 そして、このように、下へと流れ込む愛-供犠の力と、上へと流れる密度、重力が混じり合って作用することで、共作用することにより、両者が出会う地面の上方で、植物存在が、宇宙の愛、宇宙の供犠、宇宙の重力、宇宙の磁力の共同作用の外界への出現である植物存在が生育していく。

 この事は、人間を魅了し、高揚させ、楽しい気分にさせる植物界に眼差しを向けるとき、重要なことを教えてくれる。

 我々人間は、物質や、(通常の)感覚に、霊性や、超感覚を付け加えて、観ることができてはじめて、植物界を見通すことができる。

 同時にまた、唯物論的植物学の大変な誤謬の、あたかも花の上で受精が起こっているかのように思う、誤謬の修正をも可能にする。花の上で起こっているのは受精ではなく、大地の母胎のなかでの、植物の本来の受精の為に、前もって準備されるもので、植物の男性的な(雄性の)天の種子が、用意されるだけなのである。

 真の受精は、大地のなか、霊的意味において奥深く、密かに行われるのである。





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Last updated  2007年11月21日 19時56分03秒
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