シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年12月25日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 いま「太平洋戦争の意外なウラ事情」という本を読んでいるのだが、この本を読むと、日本人には、当時、理性が欠けていたように思える。まるで、日本人全体が、悪い酒でも飲んで、酔っ払っているかのように映るのである。

 正に、負けるべくして負けるという感じで、外国と戦う前に、日本人同士が、派閥争いや、既得権益やら、面子をたてることや、無責任のやり放題という感じで、読んでいて、なぜ、日本人はこのように、馬鹿なのか、甚だ恥ずかしい思いばかりをさせられてしまうのである。

 とにかく、日本人ほど情に脆く、情に流され、その場の雰囲気に乗せられ易いという感が否めない。信念に欠け、お調子者のお人よし馬鹿といえる。手練手管のフランス人と好対照といえる。

 そういえば、日本人だけが、フランダースの犬のラストに感動するという、ヤフーのトピックに、今日あったが、どうも、無駄な死を美的に捉える節がある。西欧では、このような無駄な死を、負け犬の死としてしか捉えないようである。美学というより、自己陶酔の醜悪と捉えるようである。

 滅びの美学なるものが、日本人の血に流れているようであると、分析されているようである。

 どうも、赤穂浪士の影響なのかもしれない。赤穂浪士の話は、全ては、殿中で刃傷沙汰に及ぶ、我慢が足りない浅野のお馬鹿殿さまの幼稚性にあるだろう(家老大石はなんとか誤魔化す為に連日連夜遊び呆けたが、結局討ち入る羽目なった。当初は、家臣たちの新規雇用に結びつける当ても、切腹となってしまい逆に転ぶ)。そういえば、浅野の馬鹿殿の辛抱の無さは、途中で政権を放り出し病院に逃げ込んだお坊ちゃん総理と良く似ているが…。

 フランダースの犬の主人公はそこまで、滅びの美学、ならぬ醜悪ではないが、何せ、貧乏なのは、本人の罪ではないからであるが、日本人の特攻精神というのは、果たして、どちらに映るだろうか?

 実は、この本を読むと、特攻隊は既にパールハーバーの開戦時に行われ、戦意高揚の為に、10人が犠牲になる予定だったのが、1人が捕虜として捕まり、後はほとんどが、敵に発見され、撃沈だという、その9人を英霊として、祭り、国民の戦争意欲を掻き立てたというのである。戦力が足りないからではなく、はじめから、国民は騙され続けていたというわけなのだ!

 しかし、命を捧げた連中が、いまの政治家たちや、この本に出ている自己陶酔の参謀連中なのだから、なんだか、涙は誘うが、無駄な死に近いように思えてならない。



 なんでも、この辻政信は、第三次世界大戦を誘発させそうな人物というレッテルをGHQから貼られたという。このような人物を生む風土は、流石に米国には、脅威に思え、GHQの3S政策の背景となったのだろう。

 特攻は、自殺という名の逃亡を美学で自己陶酔しているように思える。

 ましてや、小泉なんかの似非改革の宣伝に利用される始末なのだから、さぞ、無念だろう。

 辻のような、悪人が最後まで、生き残ろうと齷齪するのと比較するならば、桜のように、自己陶酔して、国家という仮想の為に、家族を思い自決する方が、確かに美学といえるだろうが、だったら、辻のような人物を牢獄に送り、辻に殺された人達が平和に暮らせる国家をつくる方がどれだけ賢く、どれだけ理想的であるか、小学生でもわかるのだが、当時は、どうも、そうではなかったようである。

 そして、いまの政治家をみていると、どうやら、理性を失っている状態は、戦後から続いているようである。





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Last updated  2007年12月26日 01時01分49秒
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