シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年12月27日
XML
カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 教科書問題が巷を賑わせている。「太平洋戦争当時の軍部が沖縄県民に集団自決(自殺)を命令し、強要した」歴史教科書の記述を揉み消そうという検定のことである。

 国民にとっては妥当で、政府にとって都合の悪い事実は、当時でなくても、いまでも、揉み消されていることは、「消えた年金」や「薬害」等のことで一目瞭然である。

 しかも、汚職をしたことが半ば明らかになっているのにも関わらず、無責任にも、大臣職に就いている恥知らずな政治家の態度をみれば、当時の軍部上層部そのままであることが一目瞭然である。

 最高責任者の職にありながら、病気を理由に、逃げ隠れ、国民の記憶力の悪さを頼みにする元総理をみれば、日本が外国に負け、侮られる理由が容易に見出せる。

 いくらマスコミを使って厚化粧をしようが、お前らのやっていることなど、スッキリまるっとお見通しだぁあああ!

 嘘や誤魔化しがバレて、ああだこうだと屁理屈いいやがって、そんな屁理屈、聞きたくねぇ~よ!「あぁ、そんなのカンケーねぇ」なんだよ。

 あまりにオッパッピーな馬鹿政治家に、嫌気がさし、「太平洋戦争の意外なウラ事情」を歴史教科書に推薦したい。ちょっと脱線で、ここから真面目に展開したい!

 やはり、太平洋戦争を研究すると、日本人の短所が自然と浮かび上がってくる。

 最たる短所は、「日本人は群れる」ということにある。



 大体、日本人と日本人以外(外人)という区別も、日本人の堕落精神を表明している。このような区別をしているにも関わらず、日本人同士が仲がよいかというと、自らの利害を超えてまで、協調する精神はなく、何か、自分より強い存在に属し、庇護されるというような依存心の下で、協調しているにすぎないのである。

 その最たる例が、派閥である。勝海舟は派閥は私利私欲だと喝破した。派閥は私利私欲から生まれる。つまりエゴや欲望が大きくなっただけなのである。自分に厳しくあれば、派閥など必要はない。派閥は闘争を生み、結局は不幸を招くだけである。 

 マッカーサーが、日本人の精神年齢が低いといったのは、この精神性の事だと思われる。

 日本社会では、何かに属し、屋根の下で保護されながら、暮らす生活が理想のようである。

 この理由を容易に見出すなら、天皇制にあるといえるだろう。天皇の臣下であるなら、その庇護の下に、威張って生きていけるが、でない奴には、レッテルを貼り、徹底的に異質性を排除しようという差別的で、堕落した精神性が、日本人の闇のなかに垣間見られるのである。まるで、日本人の基準レベルがあるようである。

 それは現代でも、官僚のお上意識に現存している。なにか官僚が不祥事を起こすと、官僚は優秀だからという理由を持ち出すが、問題を起こした時点で、その優秀という定義は既に失われていることに気がついていない。単なる情緒論である。優秀であるなら、不祥事になる前に失敗を分析し、大きな事件につながる前に手当てができるはずである。

 どうも、国家公務員試験の点数や、大学入試の点数が高得点な人を優秀というらしい。この事からも、このような発言者の浅はかさが伺える。

 日本社会では、官僚や政治家の失敗は、揉み消され、もし、バレても、何度でも許されるが、それ以外の国民の場合は、致命的に、悪い場合は、自殺に追い込まれる。

 官僚組織に限らず、民間会社でも、異質的、少しでも組織に批判的で、体制に反逆的な態度を示すと、自ら組織を辞めるように追い込まれるのである。

 つまり、明文されずに、法的証拠がなくても、俗に村八分といわれるような心理作戦で、追い込んでいくのである。

 現代でも、このようなことは平然と社会の目の届かない、闇で行われているので、教科書問題のように、なるほど、後世には、その証拠は残らないが、尤も、日本社会では、そのようなことはかえって表立って明らかにしないので、残るほうが、かえって偽装や不自然と捉えられるだろうが、とにかく、軍部がなかば強要して、集団自決に追い込んだことは、いまの日本社会の特色からでも、明らかといえるだろう。



 つまり、教科書を検定しようという行為こそ、偽装の匂いが充満しているように思える。中国共産党を非難しているが、自民党だって同じで、どっちもどっちという感じで、結局は同じ穴のムジナにすぎない。

 歴史問題で一番大きな主題は、靖国参拝であるが、靖国は、日本の上層部の堕落した精神の自己満悦の為だけにあるだけで、以上の事から、国民に集団自決の見返りに、靖国に奉るという勲章を与えるというエサでしかなかったことがわかるのである。

 でなければ、一億総玉砕などというような、とても理性的人間が考え出すとは思えない、集団自殺を奨励していたわけだから、仮想国家を夢みて、他者の命を粗末にする行為は、金輪際止めて欲しいものであり、恥知らずもいい加減にして欲しいように思う。

 他人を巻き込む前に、先ず、自らが戦場に赴いて、玉砕していれば、何万、何十万という国民の命が救われたのである。日本社会は、上にいくほど馬鹿になり、上にいくほど、我儘で、自分に甘い連中ばかりなのは、太平洋戦争当時に限らず、いまの政治家にそっくりそのまま受け継がれていることが、今年、明らかになったといえる。

 政治家はいまも老害のもはや地獄行きが決まっている連中を野放しにしている。引き際を知らない人間こそ、最悪の人物といわざるをえない。将来ある若者の命を粗末にしないで欲しい! 後進に道を譲ることこそ、最大の事業なのである。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年12月28日 00時07分10秒
コメント(6) | コメントを書く
[軟弱日本を斬る!] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


群れても組織化できない。  
武侯仁従  さん
> 他人を巻き込む前に、先ず、自らが戦場に赴いて、玉砕していれば、何万、何十万という国民の命が救われたのである。日本社会は、上にいくほど馬鹿になり、上にいくほど、我儘で、自分に甘い連中ばかりなのは、太平洋戦争当時に限らず、いまの政治家にそっくりそのまま受け継がれていることが、今年、明らかになったといえる。

正直、明治維新以降、特にこの悪弊が跋扈している。
ただ良い人物がいないわけではない。戦争時代には大体良い人傑は、前線で借り出されるか左遷で干されるかしてました。軍隊はその傾向が強く大体よき人材・良識家は窓際か前線しかいなかった。
ちょうどまた敗戦で、既存の組織が崩壊して松下さんや本田さん等が出てきた。

日本は外圧でなければ、内部改善が至難になってきているようだ。


どうも私も含めて日本人の「権威主義」と「安定志向」のカップリングが、事大主義的無思慮につながり、それが自己変革・新陳代謝を阻害しているように思います。

サッカーで欧州の人が「自由とは、それを為すリスクを引き受けること」という。
どうも日本人はそれができないのだろうか?
自由で無いことすら「リスク」なのだが、それが判らない訳でもないだろうが・・・。

だらだら成りました。すいませんね。

再見!


(2007年12月28日 09時52分14秒)

Re:群れても組織化できない。(12/27)  
5dolphin  さん
どうも現代孔明こと武侯仁従さま
>正直、明治維新以降、特にこの悪弊が跋扈している。
>日本は外圧でなければ、内部改善が至難になってきているようだ。
>どうも私も含めて日本人の「権威主義」と「安定志向」のカップリングが、事大主義的無思慮につながり、それが自己変革・新陳代謝を阻害しているように思います。

全く同感です。新陳代謝を上手く高尚な精神に結びつける理念をもった指導者がいません。大抵は、俗物で、私利私欲、権力欲に走る馬鹿者が多いのです。だから、優秀な人物が、殺されてしまうわけです。東条英機がその最悪の典型でした。いまの守屋ですよ。

>サッカーで欧州の人が「自由とは、それを為すリスクを引き受けること」という。
>どうも日本人はそれができないのだろうか?
>自由で無いことすら「リスク」なのだが、それが判らない訳でもないだろうが・・・。
>
この事は、司馬遼太郎も言っていますが、欧州の場合、陸続きで、少しでも愚かな指導者が出ると、周囲から攻められるので、いわば日本でいう戦国時代の下克上の経験が継承されているのでしょう。日本は、あまりにも徳川の太平の世が続き、指導者が堕落したのです。勝海舟は冗談で、西洋は上にいくほど賢く優秀だが、幕府は上にいくほど馬鹿になると言って、上司にお目玉を食らったといいます。

孔明さまと意見や観点を分かち合えて嬉しいです。

「どげんかせんといけんです。ニッポン!」

特に、日本国民は指導者に非常に甘いのです。だから、国民は馬鹿をみるのです。信用できない指導者なんか、すぐに打ち首にすべきなのです。国民が賢くならなければ、指導者も馬鹿で、国家は滅びます。 (2007年12月28日 10時42分14秒)

Re[1]:群れても組織化できない。(12/27)  
武侯仁従  さん
>特に、日本国民は指導者に非常に甘いのです。だから、国民は馬鹿をみるのです。信用できない指導者なんか、すぐに打ち首にすべきなのです。国民が賢くならなければ、指導者も馬鹿で、国家は滅びます。

正直東条英機はそれほど悪人ではないですが、彼が
ヒトラーと似た立場にいたことが、日本の堕落・低劣さを表していると思います。

あと正直日本人は組織のトップに甘すぎますね。一つは「完成されたシステムを破壊してもらいたくない」願望とがあったこと。もう一つは権威信仰でしょうか。

極論すると、日本人は「無政府主義では?」といえます。政府の干渉を嫌い「平穏無事」至上主義ですからね~。政府はその障害になること多く、また異物に感じているように思います。
日本の民主主義と言っても、まだその政治は「オリンポスの上」の感触を社会が持っている気がします。それが政治の「盲動」の要因ですがね~。

中国の故事に激杖歌という話がありますが、堯舜のような為政者は3000年現れてないのに、まだそれを期待する日本人は「守株」の愚劣さですね。

再見!
(2007年12月28日 12時57分33秒)

Re[2]:群れても組織化できない。(12/27)  
5dolphin  さん
どうも現代孔明こと武侯仁従さま
>正直東条英機はそれほど悪人ではないですが、彼が
>ヒトラーと似た立場にいたことが、日本の堕落・低劣さを表していると思います。

 いやいや、自分の地位を脅かす有力者を戦地に送ったことや、左遷したことが記録に残っているようです。昭和天皇は、東条なら開戦に踏み切らないと推測していたようですが、そのように天皇に思わせるだけでも一種の詐欺で悪です。

>あと正直日本人は組織のトップに甘すぎますね。もう一つは権威信仰でしょうか。極論すると、日本人は「無政府主義では?」といえます。政府の干渉を嫌い「平穏無事」至上主義ですからね~。政府はその障害になること多く、また異物に感じているように思います。

 お上に甘いのは、やはり天皇制でしょう。「無政府主義」なのは、元々、地方豪族支配の土地柄から来ていると思います。いまだに縄張りがあるのです。

 自我が、西洋のように個人化していないのも一因だと思います。一般的に東洋は没我的で、何かに寄りかかって暮らす他力本願なところがあります。日本人は特に顕著です。

>日本の民主主義と言っても、まだその政治は「オリンポスの上」の感触を社会が持っている気がします。それが政治の「盲動」の要因ですがね~。
>中国の故事に激杖歌という話がありますが、堯舜のような為政者は3000年現れてないのに、まだそれを期待する日本人は「守株」の愚劣さですね。

常に何かを当てにして生きているようなところがあります。独立志向とは正反対といえるでしょう。常に、自分に都合のよい解釈を用いるのも問題です。日本の文化は異質だから外国からは理解できないという風に、相手に理解される努力に欠けるところもあります。

 この典型例が、セットメニュー等のお任せや、自分の選択権さえも、相手に委ねるところです。欧米では意志薄弱とみなされます。 (2007年12月28日 13時34分11秒)

Re[3]:群れても組織化できない。(12/27)  
武侯仁従  さん
5dolphinさん

> いやいや、自分の地位を脅かす有力者を戦地に送ったことや、左遷したことが記録に残っているようです。昭和天皇は、東条なら開戦に踏み切らないと推測していたようですが、そのように天皇に思わせるだけでも一種の詐欺で悪です。
>

その辺は彼の悪といえます。気に喰わない記者や反対意見を言った大臣を前線を送ったこともありますね。これは馬鹿というか彼の低能さと独善がありありと見えますね。

なにか独立志向を悪くいったり、思ったりするのが日本人の危険さの一つと思います。
また他者の意思や意図を甘く見るというのも問題な気もします。

日本は、誰もというか、独立した人間があまりにも稀な社会であるといえます。
あぶないな・・・。

セットメニューは昔日は店から強要していたところもあったとか。または「お任せ」など昔の関西では稀でしたが・・。

「お任せ」を要求する提供者と、それを求める消費者。
どうも堕落に見えますね・・。

再見!
(2007年12月28日 17時47分31秒)

Re[4]:群れても組織化できない。(12/27)  
5dolphin  さん
どうも現代孔明こと武侯仁従さま
明けましておめでとうございます。

 28日途中から、出かけておりました。掃除等が忙しく、年明けになっていま、自分のブログを眺めたところです。返事が遅くなりすいません。

>その辺は彼の悪といえます。気に喰わない記者や反対意見を言った大臣を前線を送ったこともありますね。これは馬鹿というか彼の低能さと独善がありありと見えますね。

権力を握った人物、特にその地位に相応しくない人物がやりがちなのが、この私利私欲で地位や人事を固めることです。公平さを欠くので、後に大きな災いをもたらします。

>なにか独立志向を悪くいったり、思ったりするのが日本人の危険さの一つと思います。
>また他者の意思や意図を甘く見るというのも問題な気もします。
>日本は、誰もというか、独立した人間があまりにも稀な社会であるといえます。
>あぶないな・・・。
>セットメニューは昔日は店から強要していたところもあったとか。または「お任せ」など昔の関西では稀でしたが・・。
>「お任せ」を要求する提供者と、それを求める消費者。
>どうも堕落に見えますね・・。

同意です。大阪文化が、日本のなかでも異質で、進取の精神をもつのは、この独立志向だと思います。 (2008年01月06日 14時17分15秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: