シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2008年11月22日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 昨今、巷の迷走劇をみるにつれ、日本人の異質性が、特にクローズアップされるように思えるので、人種論から、解き明かしてみたいと思った。

 人種論といっても、現代のものでは、差し障りがあるので、シュタイナーのアトランティス時代の人種論を元に、考えてみたい。

 さて、シュタイナーはアトランティス時代の人種を、根幹7種と、その他亜人種に分けて論じているが、人種論は、受け取り方により、差別問題を孕んでくるので、非常に危険思想的な話となってしまうので、適当に聞き流して欲しい。

 神秘学では、唯物論では捉えることのできない、いわば、精神世界の記録書ともいうべきものがある。神秘学者、オカルトの間では、アカシャ年代記、アカシックレコードと呼ばれているものである。

 対照的に、現在の歴史書は、ほとんど全てが、物的証拠や記録によっていて、唯物論で構成されているので、物質は崩壊するので、いわば、時間的な賞味期限が存在するといえるだろう。

 神秘学では、唯物論で捉えた歴史は、時間に依存するものなので、時間自体を超えることができないから、どんなに物的に証明されようとも、誤謬を免れない代物と認識する。

 それに対して、精神世界は、時間を超えて、永遠の存在で、魂自体がその事を示しているので、一見して、全く異なるようにみえる出来事でも、真実において一致をすると認識できる。

 なにより、真実はどこからみても一つだから、物的証拠では、時間に依存する時点で、変化を遂げ、一つとはならないからである。歴史は、物質的に絶えず変化しているという時点で、真実はそこにはない。

 前置きをやめて、アトランティス人について簡単に書いていく。



 進化は、絶え間ない魂の浄化、いわゆる精神の向上を目的としているので、我々の時代は、まさに、奈落の底に落ちた堕落の段階といえる。

 人類は、ここから浮上するといわれる。だだし、1部の精神的に目覚めた人々だけとされる。ここで思い出されるのは、スパルタ教育の、獅子は、子を千尋の谷に落とし、登ってきたものだけを育てるという話である。

 この逸話を、人智学的に解釈すると、獅子というのは、心臓を意味する。古代エジプトでは、死者の心臓を秤の一方に乗せ、他方に、叡智(天使)の翼を乗せて、釣り合いを保てば、天国にいけるというような逸話が残っている。

 つまり、心臓が、どのくらい天の理、進化に沿ってきたかで、最後の審判がなされ、心臓には、生前のその人の行い全てが記録されていると考えられていたようだ。

 だから、獅子というのは、霊的な心臓で、その子は、物的心臓で、千尋の谷とは、我々の第5文化期にあたり、そこから這い上がって進化を続ける者が、最後の審判により、救いの対象にあたるということになる。

 我々の時代が、進化の分岐点で、この試練に乗り越えられない者は、人種的に、獣性の虜になり、民族の劣化を招くという警告を発しているとも考えられる。

 そのことはともかく、アトランティス期というのは、我々のポストアトランティス期の前であり、遥か太古のレムリア期の次にあたる。大体、今から1万年前が、アトランティス期だったという。アトランティス期は、数百万年続いたというから、現代の約1万年より遥かに長かった。

 アトランティス大陸は、その伝承のように、アメリカとヨーロッパの間の大西洋にあったという。プラトンは、この大陸の最後に残ったポセイドンの島のことについて語っているという。

 アトランティス人の特徴を一言でいうならば、抜群の記憶力の持ち主であったという。現代人は、論理を用い、自然のなかから類似の関係をみつけ、法則として体系づけるが、アトランティス人は、全く論理に欠け、その代わり記憶力に優れていたという。

 アトランティス人は、記憶力に優れていたので、現象が起こると、過去の記憶を辿り、なるべくそれに近い事例から、物事を判断したという。いまでいう官僚の先例主義のようなものだろう。このため、アトランティス時代は、同一文化で、約百万年も続いた。その反面、社会は何分、先例主義なので、停滞気味で、変化力や、活性力に乏しかったという。

 逆にいえば、現代は、論理主義で、些細で細かい点までに、記憶を行き届かせないために、大まかな部分だけで妥協し、同調し、法則を成り立たせて、一つの特異的な実験という時間的に依存した観測立場から、体系化できるので、物体のような粗い対象を、創作するのに都合がよい唯物思考が発達したといえる。時間に依存するものは、時間により破壊される宿命にあるのだろう。



 そのため、社会はめまぐるしく変化して、戦争のような生命の物質的やり取りも行われるようになった。現代は、アクティブでアグレッシブな時代だといえるだろう。

 このような、現代の悟性による、唯物的な法則体系化は、物質世界で創造を行うのに都合がよい思考で、
 対して、生物や生命体を扱うのには、このような唯物的な法則は、あまりというよりも、ほとんど役に立たないといえる。なぜならば、生物や生命体は、一つ一つが全て異なる状況に、かつ複雑な関係に、置かれていて、同一視できないからである。

 大体、生物自体が、常に変化を続けており、物質のような、ほぼ安定した状態の存在ではない。

 なんらかの法則性や規則性をみつけられるほど、生命体は粗くはなく、個々別々にみていかないといけない。



 アトランティス人は、現代人とは異なり、この抜群の記憶力をもっていたので、生命体を、創造できたという。主に、植物の生命力を用いて、現代人が物質生成を行うが如く、生命生成を行っていたという。

 だから、生命に関わる仕事に従事するには、抜群の記憶力が要請されるだろう。この点から、医師や生物学者、生物工学者は、記憶力重視の教育、反面、物理学者、化学者、工学者は、論理力重視の教育を考えていくことが提案できる。

 逆に、現代の失敗は、生物に、論理を持ち込み、鉱物に、記憶を持ち込んでいることが、錯誤を生み出し、精神を堕落せしめているともいえる。生命を物的に扱い、物質に記憶力や判断を委ね、計算機を生み出してしまい、人間は、馬鹿になってきているのである。

 精神を鍛え、魂を浄化させるどころか、精神を甘えさえ、魂を濁らせて、どんどん神から離れ、堕落させ、退化していっているといえる。千尋の谷どころか、万尋の谷、永遠に浮上できない地獄の主になりつつある。





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Last updated  2008年11月22日 10時53分33秒
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