シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2009年02月17日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 さて、植物炭を観察するとき、その特質に注目する人は、次のように言うだろう、

「多量に服用すると、植物炭は、特定の病像を引き起こすが、ホメオパシー療法の医師の見解に従い、植物炭を希釈することで、同じ病像が克服される」 、と。

 (つまり、病気というのは、過度なプロセスが進行した状況を指し、ホメオパシーにより、希釈することで、プロセスの進行を遅らせ、適度な、健康な状態にもっていくことができる。つまり、事象をゆっくりと進行させることで、適度な平衡状態に導くことができる。
 例えば、いきなり沸騰したお湯に入ると火傷をするが、水に入り、除々に温めていくと、火傷をせずに、有る程度の熱湯に耐えられるようになる。
 シュタイナーはよく植物炭を用いたマッサージ法を提案している。いまでいえば、アロマテラピーで、古くは軟膏や、塗り薬である。)

 植物炭に着目するとき、人智学者のなかには、何が存在するのか。人智学者にとっては、第一に、人間の外にある自然へと出向いて、既に鉱物化し始めた外界の炭や、地中の炭全般が、どのような状態にあるのかを調べるような探究心が存在する。

 その探究心からわかることは、炭とは本質的に、酸素を用いて、地球プロセス全体に関与しているという事実である。地球プロセスにおいて、地中の炭の含有量が、地球の周囲の酸素の含有量を調整する存在となっている。

 このことから、すぐにわかることは、地球自体を、有機体として捉える必然であり、地球自体が1つの呼吸プロセスの影響下にあり、地中の炭の含有量が、この地球の呼吸プロセスに関与しているという事実である。



 この動物化の傾向は、実際、衝撃を与えるような形でしか、その特徴を述べることができない。なぜなら、次のように言わざるを得ないからである、

「土の炭化プロセスと、地球の周囲の酸素を巡って起こるプロセスとの間で生じるプロセス、つまり外界で生じるプロセスのなかには、いわゆるエーテル的な存在だが、動物性とは反対に、絶えず地球から遠ざかり、立ち去り、離れていこうとする存在を、出現させる本物の存在が、多少とも存在している」 、と。

 動物性とは、地球のこの脱動物化に対抗するプロセスにおいて、地球に集積された存在であり、動物的プロセスのなかで前面に出現する存在として、把握しなければ理解できないものである。従って、植物炭を、人間の生体組織のなかに取り入れる場合に生じるプロセスは、動物性に引き寄せられるプロセスを、人間の生体組織に取り入れることに他ならない。

植物炭の摂取;動物性の摂取

 植物炭の摂取により、発生してくる症状全ては、ゲップから腸内ガスに至るまで、腐敗性の下痢その他、一方では痔疾形成、他方では、ありとあらゆる焼けるような痛みに至るまで、これら全ては(その全体像を見れば)、人間が、人間足り得る為に、その進化の過程で、人間から排泄した(押し出した)動物性を、つまり、この動物性プロセスを、人間のなかに再び、取り入れるということに起因している。

 この事から、次のように言える、

「人間に、多量の植物炭が与えられると、押し入ってくる動物化プロセスから身を守るように促される」 、と。

 身を守ることは、人間が環境に負っているプロセスを、自らのうちに通用(納得)させ、つまり人間が進化しながら、動物性を、自分の外に出すこと(排泄すること)によりなされる。

 (つまり、人間は進化の過程で、動物性を周囲、つまり地球に放出してきた。だから、植物炭や動物性の過度な摂取は、それから身を守ろうと、炎症反応を起こすので、病気となる。ゲップや腸内ガス、腐敗性の下痢の類、腹痛などは、人間の正常な進化上の、脱動物化の反応といえる。





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Last updated  2009年02月17日 21時28分08秒
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