シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2009年02月19日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 前回述べたことを、図で描けば、包括的に理解できる。地球の上空を考察すると(下図参照)、地球は空気(大気)に囲まれ、空気(大気)の上方には、更に他の層がある。この空気(大気)の上方には、地球の熱の覆いといえる熱層がある。

 つまり、地球から離れていく進路をとれば、全く地上とは別の熱状態に到達することが判明するが、この熱状態は、地上の熱状態に対して人々を大層驚かせるだろう。地球から少し離れた場所の熱の力のなかに存在するものが、この熱の覆い(熱層)の下で、大気が果たすのと類似した役割を果たしているからである。

 しかし、この熱作用(熱層)の反対の外側には(この熱作用の層、地球の上空の熱層を中心に定めると、その下が大気層となり(下図参照))、その大気層の対極が、熱層を反対側にあり、そこでは全てが、本質的に、大気領域(層)で起こるプロセスと逆のプロセスが生じる。

 この空気(大気)層の対極の層では、空気が奪われ、空気の存在が破棄され、空気が取り去られることで、光が、この対極の層から発し、地上へと送られてくる(下図参照)。

med1-17.gif

 地上の光が、太陽からやってくると考えるのは全く無意味である。この見解は、物理学者と天文学者のかなり厄介な幻想にすぎない。地上の光は、上述の熱層の上部の層からやってくる。光は、この層で発現し、生み出され、地球上で植物が成長するように、この層で成長する(上図参照)。

 だから次のように言える、

「人間が自らのなかで、初生の、固有の光を作り出せる根拠は、人間が、光(霊光)の形成プロセス(過程)を通じて、自らのなかで、通常は上空(熱層の上部)で生じることを先取りし、自らのなかに、地球外の起源をもつことにある。この地球外の起源が、全植物界に作用し、人間にも作用する。ただ、この光は外から植物界に作用するが、人間の光(霊光)は、自らのなかに存在するものを、高めている(上図参照)。」

 さて、空気(大気)よりも、もう少し地球に接近すると、どのような状態(層)になるか、と問うなら、別の面(意味)で、更に人間の内部に入り込んでいくことになる。

 空気(大気)層から出て、地上に更に接近することで、液体状の、水状の層に至る。だから、空気(大気)層の下に、液体層を想定できる。



 その対極層では、先の空気層の対極層で光が成長するように、ある意味、何かが成長する。この層で成長するのは、いわゆる化学力で、この化学力が地球へと作用を及ぼす(上図参照)。だから、地球に対する化学作用を促進する働きを、物質のなかに探究するのは全く無意味で、化学作用は、この対極層から地球にやってくるからである。

 この化学力の場合も、上空にあるような層を、人間の内部でも作り出している。人間は自らのうちに(いわば)、1つの化学装置をもっている。

 人間は自らのなかに、化学的活動の起源である、天の領域を、わずかに持っている。そして、この化学作用は、人間のなかに非常に強力に限局され、つまり、この化学力は肝臓に限局されている。

 生体組織において、肝臓が展開する、この全く独特の働き、つまり、肝臓が、一方で血液の性質を吸い込む(吸引する)ように作用し、他方で、胆汁分泌を通じて、調整的に作用し、血液の調合全体に関与するという事実を研究すれば、この化学力がわかる。

 肝臓の、この拡張された活動全体を眺め、徹底的に研究するなら、肝臓のなかに、真の化学を与える存在が認められるだろう。

 唯物的な化学では、地球上の、真の化学力の姿を見出すことは全く不可能である。外(唯物)的な化学は、実際、人間の外にある化学領域(層)の鏡像と見なす必要がある。人間の肝臓の驚くべき作用を全て研究することで、地上を超えた化学力の領域をも研究できる。

 植物炭をアルカリ、つまり例えばカリウム、もしくは炭化カリウムと関係づけるなら、植物炭と、その内的特性といえるものから、更に前進し、その結果生じる作用を人間の生体組織のなかに引き起こすこともできる。

 アルカリ性は、全般に、生体組織内部の奥深く、肝臓プロセスにまで作用できるのに対し、植物炭と関係する全ての作用は、腎臓経路を目指す。

アルカリ性;肝臓プロセス、植物炭;腎臓プロセス

 すると、アルカリ全般と、肝臓組織との間に、全く明白な相互作用を認めることができる。アルカリ全般を研究するなら、炭性(酸性)全てが、動物化と関連するのと同様、アルカリになろうとするもの、アルカリの傾向を持つものは、人間の植物化と、植物界を、人間の外に排泄するプロセスに関連することに気づくだろう。

 (今回の内容は非常に衝撃的な話に思えるだろう。天文学、天体物理学の知識を持つ者なら、いかにも、如何わしく感じるだろう。

 むしろ、逆に、人間が宇宙から誕生したのは間違いないのだから、なぜ、同じことが生じていないのかという疑問が残り、異なる方が変ともいえる。
 さて、地球の大気の外で光が生じ、人間のなかでも光、いわゆる霊光が生じていると、シュタイナーは言っているが、ここでいう光は、物質光、つまり電磁波というよりも、精神的な光、つまり、エーテル的な光の、オカルトでいうエーテルオーラのことを意味するように思える。
 地球は外からみると、青く光る天体だが、海の青だけでは説明できない色ともいえる。太陽光が海に反射して青くみえるというのなら、もっと暗い青なのではないだろうか?とも思う。
 シュタイナーは、ゲーテの色彩論を用いて、色の理論を展開しているが、青とは、闇の黒と光の白が混じった色で、精神的には、魂の輝きの色、エーテルの色と言っている。
 つまり、地球の青は、熱層の上層の光の生成により、丁度、宇宙の闇の黒と、光の白が混じりあい、エーテルの青を光らせているように思える。ともかく、科学的解明が待たれるところである。) 





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Last updated  2009年02月19日 21時20分23秒
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