シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2009年04月27日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 シラカバの樹全体を、人間のなかへと、前回のように(イメージが必須である)、人間に対して治癒力を持つイメージ像が追求できるように、シラカバの樹の形成イメージを裏返すと、治療薬の理念が得られる。

人間では外側に向かう力→シラカバでは内側の木質や樹皮に向かう力
人間では内側に向かう力→シラカバでは外側の葉に向かう力

 根形成を、非常に受容するような植物、つまり根の力を非常に強く発達(発育)させ、根の力として、アルカリ塩やナトリウム塩を沈殿するほどまでになっている植物を見ると、この植物の葉のなかの、いわば根の力を抑制する傾向のなかに、諸々の出血、更には諸々の結石形成、腎臓結石形成などに、治癒的に働く力を見つけることができる。

 出血、つまり内部の出血と腎臓結石形成、及び、出血と結石間にある病気全般に、上記のように、治療薬として良く用いることのできる植物は、カプセルラ・ブルサ・パストリス、ナズナ(4)である。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%BA%E3%83%8A


 内部出血、腎臓結石;根の力を非常に発達させ、その根の力を、葉のなかで抑制する植物のカプセルラ・ブルサ・パストリス、ナズナが良薬となる。

 さて、例えば、普通に見られるトモシリソウ、コクレアリア・オフィシナリス(5)のような植物を考えてみる。このような植物を研究すると更に興味深い。つまり、この植物の内部には、硫黄のような、硫黄の油が含まれている。

(5)トモシリソウ:トモシリソウ属アブラナ科。ヨーロッパ原産。西洋わさびの一種。葉の形は広心臓型でスプーンに似ている。薬草療法でも、消化不良、壊血病、口内や歯の痛みに用いられる。

 内部に硫黄の油を持つことで、この植物は、自らのなかで、硫黄を通じて、蛋白質に直接作用する。さて、硫黄は、鉱物のなかで、蛋白質に対して、蛋白質力や、形成力を促進するように働きかける。本来、蛋白質形成プロセスは、そのプロセス(経過)が不活発になると、添加された硫黄プロセスによって速められる。

 硫黄の油とはつまり、トモシリソウのような植物が自らのなかに器官形成した産物である。特定の生息地に生えることで、全く特定の形で、自然に組み込まれ、トモシリソウは、蛋白質プロセスが極度に不活発な働きしかしないように運命づけられたが、素晴らしい自然の本能により、不活発な蛋白質プロセスに対抗する内部の硫黄の油を産出し、均衡をもたらした。



 しかし、そのようなプロセスは、トモシリソウの不活発原理と硫黄の油により速められた原理とが相互作用することで引き起こされたものではない。トモシリソウの成長において、不活発原理と硫黄油の促進原理が間断なく共に作用することが、トモシリソウを、その内的な親和性を通じて、例えば壊血病のような疾病に適切な形で究めて有効に適用することを可能にする。なぜなら、壊血病の場合に生じるプロセスは、今述べたプロセスに究めて類似するからである。

壊血病;トモシリソウの不活発原理と硫黄油による蛋白質プロセス促進作用

 さて、個人的に修練し、このような外界の自然の出来事と、内(精神)的な人間に関わる出来事を、共に考察することを身につければ、実際、かなりの見解に達するだろう。この考察により、この究めて重要な親和性に到達できるだろう。この考察により、他では決して獲得できない人間理解にも到達するだろう。

 というのも、本来、人間とは何と言っても、人間以外の存在と、人間自身を通じてしか、完全には理解できない存在だからである。両方を一緒に研究できなくてはならない。更にもう1つ、人間の生体組織において脾臓が果たしている独特の機能に関するものを、付け加えるが、これは無用なものでなく、次回以降の考察において非常に必要である。





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Last updated  2009年04月27日 20時00分45秒
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