シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2009年10月05日
XML
カテゴリ: 神秘体験空間
 エーテルのキリストが地球の活動に入り込み、最初は、少数の人間だけが、遺伝的な(生まれつき霊能者である)霊視によって可視となる瞬間に到達した。そして、これから3000年の経過において、益々多くの人間にも見えるようになるだろう。この事実は否応無く生じる。

 これは既定された出来事なのである。この事実が生じることは、19世紀の電気の発見による業績と同じくらい真実である。ある程度の数の個人が、エーテルのキリストを目の当たりにして、ダマスカスで起こったキリストの出来事を経験するだろう。

 しかし、この経験は、そのような人間に、キリストが近づいたときに、その瞬間を観察できるかどうかにかかっている。今(1910年)から、わずか数十年で、特に若い年齢の人々に、このような経験が起こる。既にその準備がなされつつあり、あちらこちらの若者がある種の経験をもつだろう。

 自ら人智学に関わることで、真に、道徳的な感性を研ぎ澄ませていれば、自らを救うためや、自らの感性を研ぎ澄ますために、何者かが、突然近づいてきたことに気づくだろう。そのとき、見る何者とは、肉体的な人間のように思うが、実は、キリストが訪れるのである。

 この遭遇により、キリストが超感覚的存在であると悟るようになる。なぜなら、その存在は、すぐに消え去るからである。非常に多くの人間が、部屋のなかで、静かに座りながら、重い心で、打ちひしがれ、どの道を選べばよいか分からず、絶望の淵にいるとき、この経験をもつだろう。ドアが開き、エーテルのキリストが現れ、慰めの言葉をかける。

 キリストは、人類にとっていまも生きる慰めの担い手となる。今のところ、この話がいかにも奇妙に思えたとしても、相当な数の人間が、座りながら、どうしていいか分からず、途方に暮れている多くの絶望的な場面に、エーテルのキリストを見ることは、真実なのである。

 キリスト自身がその場所にいて、途方に暮れている人々と相談し、そのような集まりに、言葉を投げかけるだろう。今、このような時代に近づきつつある。そして、今述べたような肯定的、建設的要素から、人間の進化を把握できるだろう。

 現代の文化が成し遂げた大きな進歩に反する言葉を述べたくはない。確かに、そのような偉業は人間の安寧と自由に必須であるが、外(物質)的な進歩において、自然の様々な力の制御において、獲得できるもの全ては、キリストを通して、魂における覚醒を経験する人に授けられる恵みと比較すると、小さく無意味なものにすぎない。

 キリストは今の人間の文化とその関心を掌握するだろう。それにより、人間に覚醒するものは、肯定的な様々な力の統合だろう。キリストは、建設的な様々な力を人間文明にもたらす。



 宮殿を建てるときでも、植物と木の枝を編み合わせるようにし、その援助として、自然の力を呼び出した。今日の人間は、生物的には破壊された断片、つまり物質を使って建てている。現代人は、いわば生物の断片からできた産物(物質)から、全ての外界の文化を作り出した。年月が経過するにつれて、将来、現代の文化のどれほど多くが破壊による産物であるかを徐々に理解することになる。

 光はポストアトランティス時代の地球の過程内部で自己崩壊しつつある。アトランティス時代までは、地球の過程は発達過程だったが、それ以後、崩壊の過程になった。

光とは何なのか? 光は崩壊する。

 この光の崩壊が電気となる。人間が知っている光とは、物質内部で自己崩壊する存在である。地球の進化内部で変容を遂げる化学力が磁気である。しかし、第3の力が活動を始めるだろう。もし、今日、電気が驚異を生み出しているように思えるなら、この第3の力は、更に奇跡的な方法で文明に影響するだろう。

 (現代物理では、光は電磁波とされているが、理論的に、電磁波は光子により量子化され、量子化の体系「電弱統一理論」では、弱い力のウィークボゾンと兄弟のような関係にある。

 シュタイナーは、光が崩壊「凝縮」し、電気「電子」となると言っているので、よい意味で解釈すれば、弱い力の核分裂などを想定しているのだろう。例えば、中性子のベータ崩壊のことで、ベータ線は電子だからである。

 だから、シュタイナーがここで言っている「光」とは、科学的にいえば、可視光線だけでなく、宇宙線を含む全てといえる。これら宇宙線によって地球は変容「光が重力に捉えられ、崩壊し、原子力等を生起」するので、その化学力が磁気を起こす。だから、第3の力とは、原子力「核崩壊、核分裂」のことを予言していたといえる。)

 この力を、人間が用いれば用いるほど、地球は、益々早く死骸になり、その霊的な部分は(次の地球の転生である)木星を体現するための準備を行うようになるだろう。人間が、地球から自由になり、地球の体が崩れるように、様々な力が地球を破壊するために用いられるだろう。

 地球が発達的な過程に関与している段階では、このような崩壊過程は行われなかった。地球が崩壊することで、偉大な電気力の成就を利用できる。この話は奇妙に聞こえるだろうが、徐々に知られるべき事実でもある。

 人間の文化を正しく評価するためには、進化の過程を理解する必要がある。その事実を理解することにより、地球(の物質文明)は破壊される必要があるということを学ぶだろう。地球が破壊に向かわなければ、霊性が自由にならないからである。すると、人間は、肯定的な存在、すなわち、霊的な様々な力の地上存在への浸透を評価できるようになる。

 (つまり、地球が崩壊過程にあることで、人間は、その崩壊プロセスから、電気や原子力等のエネルギーを利用して、物質文明を築きあげることができるようになったわけで、この崩壊プロセスが更に進むと、今度は、人間の物質文明自体の崩壊まで進んでいくわけで、現在がその段階といえる。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年10月05日 16時53分32秒
コメント(0) | コメントを書く
[神秘体験空間] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: