シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2009年11月16日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 ある神智学の通俗的な記述では、「自身の内に神を探し求めよ」と教えたり、語られたりしているが、神を見いだそうとするなら、万有のうちに広がっている神の作品のなか、つまり外界にも神を探し求めなければならない。

 宇宙のいかなるものも物質ではなく、物質は粗雑な波動で、見かけ上にすぎなく、実際、全ての物質は霊的存在の表出で、神の活動のメッセージである。つまり、物質は、精妙なる神の波動(声)の受肉化した存在である(キリスト教的にいえば、「聖霊」か?)。

 そして、人間は来るべき時代の推移において、自らの本性をいわば拡大していき、益々一層、世界と一体化し、現在の人間の形態の代わりに、宇宙(コスモス)の形態(人間を拡大したフラクタル構造)を(未来の地球に)置くことで、自らの存在を提示できるようになっていく。

〔この事実は、岩、海、2本の円柱(幾何学的形状)を備えた第4の封印に見つけられる。〕

 今日、雲として世界を通り過ぎてゆくものが、(未来の)人間の肉体を形成するための素材を提供する。今日、太陽霊の下にある様々な力が、更に限りなく高められ、様々な霊力として形成した力が、将来、人間にもたらされる。この太陽の力こそ、人間が将来獲得するもので、人間の頭部の神経組織に相当する植物の根を、地球の中心に向けて沈めている植物とは反対に、人間は頭を太陽に向け、そして最終的に、人間は頭を太陽と合体させ、より高次の力を獲得するだろう。

〔この事実が、ヨハネの黙示録の象徴図の岩と円柱の上でやすらう雲の体をした太陽の顔の中に見てとれる。その時、人間は自らを創造する存在となる。そして、完成された創造の象徴として、多彩な虹が人間を取り巻いている。〕

4の封印.jpg

 ヨハネの黙示録の中にも、この事実と類似の封印、つまり、雲の中に書物があるという封印をみつけられる。黙示録では、秘儀参入者ならば、この書物を飲み下す必要があると語られ、つまり、外的な叡智(分別知)を受容できるだけでなく、今日食物で自らを満たすように、叡智で自らを満たし、自身が叡智を体現するようになる時が告げられている。

 そのとき、宇宙で大変化が起きる時が間近に迫る。人間が太陽の力を引きつけた暁には、太陽が再び地球と一体化するという進化段階がはじまる。人間は、太陽存在となり、太陽の力を通じて太陽を生み出す事ができるようになる。

〔なので[第5の封印の象徴]は太陽を生む女である。〕

5の封印.jpg

 その時、人類は遥かに道徳的、倫理的になっているので、低次の人間性に潜む様々な有害な破壊力は全て克服されている。

 この事実は、7つの頭と10本の角を持つ動物によって描かれている。太陽の女性の足下に、地球が用いることができずに、分離できなかったあらゆる低次の有害な実質を含む月があり、今日の月が魔術的な力により地球上で行っている全てが、その時には、克服される。人間が太陽と一体になるとき、人間は月を克服した存在となる。

〔続いて[第6の封印]だが、これは高次の霊化に到達した人間が、いかにミカエルの形姿に似ているかを表している。ミカエルは、この世の悪の象徴(シンボル)である龍を捕縛する象徴である。ミカエルは龍退治の象徴である。〕

6の封印.jpg

 人類の進化の最初と最後の両方に、同じ変容の状態があることをまとめてきた。いま、この同じ状態が、融けて流動する火の金属の足を持ち、口から剣を突き出した人間の中に描かれていることがわかる。偉大なる深遠を讃えた象徴学においては、宇宙全体の存在が、聖杯の象徴となって明かされ、以下のような概略的に纏められた第7の封印となる。

 秘教学徒は、この世界の空間が、物質界にとっての単なる空虚な器とは全く別ものであることを知っている。空間は、宇宙全ての存在が、いわば物質的に結晶化し、出現した源泉である。

 例えば、水で満たされた完全に透明なガラス製の立方体の器に、この水を貫くように、冷却を行う流れが導かれたとき、様々な形の氷が形成されるのをイメージすると、この空間の性質を理解できる。1つの世界創造のイメージ、つまり空間は、このようなイメージから形成される。このイメージは、神的な創造の「言葉」が話され、息となって空間を作り出したという理念を与えるだろう。

 その結果、この空間の内部へと神的な創造の言葉が発せられ、ありとあらゆる事物が空間から結晶化し生み出された。

 『つまり精妙な波動に、ある受肉化(結晶化)させる振動(神の調和の波動)が与えられ、空間と共に物質が形成されるような感じである。超弦理論でいえば、弦が精妙な波動で、ディレクレ条件からなる膜、つまりD-ブレインが、神の調和の波動という感じに思われる。』

 神の創造の言葉が息吹となり、内部に発せられた、この空間を、秘教学徒は「透明な立方体」によって表す。この空間の内部に、様々な存在が発達していく。人間に近い存在は、立方体を3つの垂直方向、つまり、長さ、高さ、幅の三本の軸で付与し、特徴付ける。だから、立方体は3次元を示す。

 さて、外の自然界にある3次元に、例えば、反対の方向からくる次元を加えることを考察する(ベクトルを基にした次元)。例えば、ある人物がある方向に進み、また他の人物が、前の人とは逆の方向からきて、両者がぶつかることをイメージする。これと同様に、各空間の次元にも、各々の反次元が存在し、従って、立方体は(ベクトル、つまり方向性を考慮すると)、全部で6次元となる。

 (超弦理論でいえば、コンパクト化した6次元の空間とも考えられる。超弦の場合、D-ブレイン、つまり膜が、神の調和の言語となるだろう。)



 (霊的エネルギーは、物理学でいえば負のエネルギーと呼ばれる、宇宙のダークマターを意味するものかもしれない。)





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Last updated  2009年11月16日 16時55分55秒
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