シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2010年03月10日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 蝶は、何らかの形で、太陽との関係を保てないような場所には卵を産まない。従って、蝶が地上に卵を産みつける、と言うのは、不味い表現である。蝶は、太陽と関係をもてない場所には断じて卵を産まず、蝶は太陽の影響下に卵を産みつける。

 蝶はほとんど地球に降りてこない。地上のなかの太陽の影響が存在する場所に、蝶はその卵を産みつける場所を探すため、この蝶の卵は太陽の影響下にあり、蝶の卵は地球の影響下にはない。

 次いで、この蝶の卵から幼虫が這い出てくる。つまり幼虫が出てきて太陽の影響下に止まるが、太陽以外の他の影響も共に受ける。まだ他の影響を共に受けないうちは、幼虫は這い出てくることができない。この他の影響とは火星の影響である。


 幼虫が這い出る;火星


 地球を思い浮かべ、そして火星が地球の周りを回転するなら、地上全ての場所に火星の流れがあり、止まり続けることがわかる。火星の場所が問題なのではなく、地上に、火星領域があること、そして幼虫が這い出てくるとき、幼虫は火星領域下の影響において這い出てくる、ということが重要である。

 それから、幼虫は蛹になり、自らの周囲に繭を作り出し、繭を得る。

 繭は幼虫の太陽への献身であり、このとき紡がれる糸は太陽光線の方向に紡がれることは以前述べた。幼虫は光に曝され、光線を追い求め、紡ぎ、暗くなると一端中断し、また紡ぐ。繭(シルク)は、全て本質的に、宇宙的な太陽光、つまり物質的実質(マテーリエ)に浸透された太陽光である。

 (シルクの輝きは、太陽光という宇宙言語を体現したもの、つまり太陽光であることがわかる。)

 例えば、絹の衣服に用いられる蚕の繭を手にするとき、絹のなかにあるものは、正しく太陽光であり、蚕の物質的実質が紡ぎ込まれた太陽光である。自身の体から蚕は、太陽光の実質を太陽光線の方向に紡ぎ込み、そして、紡ぎ込むことで、自らの周囲に繭を作り出す。



幼虫が繭を紡ぐ;木星

 そして、既知のように、繭や蛹から這い出てくるのは、蝶であるが、蝶は、光に運ばれ、光に輝く鱗翅類である。

 蝶は、丁度、繊細な光しか射し込んで来ない繭や蛹と同じクロムレック(環状列石)のなかの暗い部屋を後に残し出て行く。古代ドルイドのクロムレックに関して、蛹からの蝶の飛翔の意味をかつて述べたことがある。

 このとき、太陽は土星の影響下に入り、そして土星と共にあることで、太陽は、鱗翅類が空中で様々な色彩に輝くように、光を空気のなかに送り込むことができる。

蝶の舞い(色彩);土星

 従って、大気中を飛ぶ無数の蝶の群を眺めるとき、その内側にある宇宙言語について、次のような結論に到達する。

「蝶は、根本的に地球の産物ではなく、蝶は天(宇宙)から地球へと産み落とされた存在である。」

 蝶は卵を、太陽から地球へやってくる太陽光下の外には携えない。宇宙は地球に無数の蝶の群を贈る。土星は蝶に色彩を与え、太陽は、光による支援力他により引き起こされた飛翔力を与える。

 実際、蝶のなかに、太陽と太陽の外惑星(火星、木星、土星)との共同作用により太陽系に存在し、この地球上へと拡散された小さな存在とでもいうべき宇宙言語を読み解かなければならない。蝶を代表とする昆虫全般、または蜻蛉他の昆虫たちは、土星、木星、火星及び太陽からの賜物である。

 もし太陽の向こう側にある外惑星(土星、木星、火星)が太陽と共に、地球に、この昆虫界という贈り物を与えてくれなかったなら、地球は、たった1つの昆虫さえも、蚤一匹たりとも生み出せなかっただろう。

 事実、土星や木星や火星や太陽は、非常に物惜しみせずに、昆虫界を飛翔させたが、これは地球進化が体験した最初の2つの変容(土星紀、太陽紀)の御蔭である。






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Last updated  2010年03月16日 14時07分37秒
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