シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2010年09月29日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 さて、では、秋のクロッカスが生えている牧場をイメージする。ベラドンナを見つけるには、遠くまで旅をし、山岳地帯に登る必要があるかもしれない。物質世界では、ベラドンナと秋のクロッカスが一緒に見つけられることはない。しかし、精神世界の中では、それらは、極近くに見つけられる。

 空間が現世とは別様なのである。物質世界では、遠く離れて存在している物体同士が、精神世界では、極近くに見つけられることがある。精神世界は、精神世界特有の根源的な法則をもち、精神世界では、あらゆることが、物質世界とは異なっている。

 さて、死者の世界で怪物になる、クロッカスやベラドンナのような植物に、死者の世界で遭遇することを想像してみる。

 秘儀参入者が初めて死者と連絡を取るとき、これらの植物が、参入者の中に生じさせる恐ろしいイメージが、死者の中には決して生じていないことがわかる。

 死者たちは、上記の悪魔的存在たちが、賢明な宇宙の計画に従い死者たちの周囲にいる、ということを知っている。従って、秘儀参入者が死者と連絡を取るとき、死者の世界には、毒をもつ植物に相応する悪魔的な姿をした存在たちが多く住んでいる、ということがわかる。

 死者が更に進んで、10年、20年、もしくは30年後に、更に高次の領域に参入していくために、去っていくような高次の領域に参入するとき、無毒な植物に関連した相応の姿を見つける。

 (霊界は階層構造になっているそうで、低次元の段階から高次元の段階まで様々に分かれているようである。現代科学でも、宇宙は階層構造になっていることがわかっているので、このような話とは矛盾しない。

 ほとんどの宗教でも、宇宙が階層構造になっていることを説いているが、それぞれの世界観については見解が多少分かれていることはある。)



 真の姿においては、アストラル(星の)世界に属する存在が、地上での対応物として、ベラドンナ、秋のクロッカス、あるいはスミレのような姿や形態をもつ。それら植物の真の姿が、死者の世界にも、上述したような形で反映した姿をもつ。

 物質世界に存在する全存在は別の世界にも働きかけるが、上記の事実を真に認識するためには、精神的存在が実際に属する世界に意識的に参入していく必要がある。

 同様の事実は、死者の世界のような別世界の存在たちにも当てはまる。参入者は、人間の世界と直接境を接する世界に参入するときにはじめて、元素霊の、つまりアーリマン的な力をもつ子孫の真の存在を知ることができる。

 さて、悪魔的な存在たちは霊媒を通して現れる。上記の悪魔的存在(の子孫)たちは霊媒に憑依し、一時的に、人間世界に参入する。もし、人間の霊媒を通してのみ、悪魔的存在と接触するなら、その存在の属する真の未知の世界を知らずに接触することになり、その悪魔的存在の真の姿を知らないことになる。

 そのような悪魔的存在が出現する世界は、その存在にとっては未知の世界なので、霊媒を介する出現だけで、悪魔的存在たちに接触する人たちが、真実に至る可能性はほとんど皆無である。

 それでも、精神的存在の顕現が伝えられる、という事実に疑いはないが、その精神的存在が属さない世界から、流出する限り、その存在の理解は不可能である。

 霊媒的意識に結びついた全ての中にみられる高度に幻惑的で、あてにならない要素は、悪魔的存在たちと接触を持つ人たちが、悪魔的存在の真の本性を理解していない、という事実により説明できる。

 さて、悪魔的存在は、上述のように霊媒を通して、人間世界に入り込んでくるが、そのために、特別な運命が、これらの存在たちに用意される。そして、このような宇宙に関する知識は、人類の知識水準を向上させるのに役立つ。

 秘儀参入者が死者の世界に参入し、秋のクロッカスや紫のジギタリス、山りんご等々の悪魔的な森を横切るとき、例えば、将来スミレが変容を遂げ、現在とは全く異なる姿や形態を取る、ということに気づく。

 悪魔的存在は、宇宙の未来にとって、何らかの意義をもっている。秋のクロッカスは、その本性により死を運命づけられ、死を準備している。毒のある植物は絶滅すべき植物で、未来では、進化する可能性がなく、死滅しつつある植物なのである。

ジキタリス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%AE%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%B9

山りんご
http://www.kamilion.jp/blog/?p=704

 現在の有毒植物は、未来では、別の有毒な植物に代わるだろう。今日、有毒な種類の植物は、現代において既に死滅しつつある。勿論、これらの植物の時代はまだ長い間続くが、有毒な植物は、内に死の種を宿している。

 そして、死の種は、植物界全体の運命にもなる。秘儀参入者が、精神(霊)的な視覚で、植物界を探索するとき、未来に向けた動的な衝動をもちながら成長し、発展する力と同時に、死滅しつつあり、消滅することが運命づけられた植物の世界を知覚する。

 上記のような事実は、霊媒に憑依する存在たちにも同様である。悪魔的存在は、現在を遙か未来に向けて運んでいくのが使命である(元素霊の)仲間から、自らを引き離す。悪魔的存在は霊媒という代理を通して現世に侵入し、地球の運命に捕らえられ、遥か未来の使命を犠牲にする。



 (昔のアニメ「笑うセールスマン」のような存在といえる! 悪魔的元素霊が悪霊で、そうでない元素霊が、神々の命令に従う善い聖霊である。)

 従って、真正な秘儀の関連性と宇宙の真の本性に対する洞察をもって心霊主義的なセッションに参加するとき、最初に驚かされるのは、心霊現象を見に集まった人々のサークル全体が、まるで有毒な植物に取り囲まれているように見えるときである。

 あらゆる心霊主義的なセッションは実際、有毒な植物の庭に取り囲まれているが、それらの植物はもはや死者の王国と同様の側面を見せない。心霊主義者のセッションの周りで成長し、その実や花から、悪魔的存在たちが現れる光景に遭遇する。

 超感覚(霊)的な視覚能力を持つ(霊能)者が心霊主義的なセッションで経験するのは上記のようなことである。霊能者は、大まかに言って、内部から活性化され、部分的に動物となった有毒な植物の繁る一種の宇宙の茂みを通過する。





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Last updated  2010年10月07日 14時21分38秒
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