シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2010年12月18日
XML
カテゴリ: 神秘体験空間
 学院でなされた前回述べた出来事は、先進した波と、残存した波が相互に働きかけあうものだった。

 この相互作用により、多少とも無意識にせよ、実際、ある意味、古代ギリシアではアーリマン的な先進した形の文明生活の波の到達と、彼方のアジアでは、ルシファー的な形で残存し、残された文明生活の波の到達との、エフェソスにおける、[両者の]調停という使命が必要になった。

 (エフェソスは、太古の叡智を形骸化した遅れた文化と、太古の叡智を占有した進みすぎた文化を調停し統合していたようである。)

 そして、アレクサンダーは、彼の誕生日に、エフェソスが物質的に崩壊してしまった為に、東洋と西洋を照らすような太陽光をもつ霊的なエフェソスを建設しようとした。深い意味でアレクサンダーの意図の根底に存在した構想は、西南アジアを通ってインドの内部まで届く光と、アフリカのエジプトを通って、東ヨーロッパまで届く光をもつ霊的なエフェソスを建設することだった。

 この背景を知らないと、西洋での、人類の歴史上の進化を理解できない。というのも、このような出来事が起こった直後に、太古の由緒あるエフェソスの叡智を広範囲に拡げようとする試みが行われた後、結果として、エジプトのアレクサンドリアにおいて、歪んだ写字の形だが、かつてのエフェソスにおいて、叡智を広く行き渡らせる輝く文字が保存されたからである。

 そして、このエフェソスにあった遅咲きの花が咲き誇った後、西洋の彼方では、全く別世界であるローマの精神が勃興していた。ローマの精神は、もはやギリシアの影像とは関わりなく、人間の本質のなかには、太古の時代への追憶だけしか残されていないローマの精神が起こった。

 従って、歴史上、研究すべき最重要な転換期は、エフェソスの火災の後、アレクサンダーによって霊的なエフェソスが建設されたときにあたり、この霊的なエフェソスはその後、最初はローマの精神に、次いでキリスト教他の、更に西側で勃興していく(アーリマン的な)精神により、西洋から押し戻される。

 (恐らく、このアーリマン的精神を現在に受け継ぐのが米国の精神であろう。また、アジアで形骸化し、遅れたルシファー的精神を現在に受け継ぐのが中国「中華」の精神であろう。

 日本は、その調停を果たすべき地理的に絶好の位置にある。日本に、アレクサンダーのような存在が現れるように思える。恐らく、個人的には、皇室なのではないか?と思っている。



 私的な感想だが、地球を人間の脳とするなら、右脳の中心が日本で、左脳の中心がパレスチナのような感じがする。)

 人類の進化は、次のような結論に達するときにだけ理解できる。



 しかし、古代ギリシアや古代東洋を、(現代人の意識から)振り返ってみることはできない。その場合、イマジネーション(霊視、心眼)「夢の覚醒意識」のなかで見なければならない。そのためには、霊能力が不可欠である。」


 (古来、日本では、神道や仏教が盛んなのは、霊能力を身につける訓練が盛んだったのだろう。日本の文化や風習には、霊能力獲得法、つまり秘儀参入法に近いものが沢山残っている。

 例えば、葬式の寝ずの番などが、それである。また、皇室が残っているのは、将来に対しての調停を果たす役割を秘儀参入者たちが予測していたのかもしれない。)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011年01月06日 16時58分16秒
コメント(0) | コメントを書く
[神秘体験空間] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: