シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年01月13日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 植物の花の形成過程には、外惑星の火星、木星、土星を考慮しなければならないが、天王星や海王星は、天文学的意味でのみ、太陽系に加えることができる。この両者は、本当は太陽系の一部ではなく、太陽系の外にあった異物が、太陽系に接近した際に入り込んできた。

 従って、太陽系に招かれた天王星と海王星は、本来、太陽系の、いわば訪問客で、通常は、度外視して語るのが正しい。

 外惑星(火星、木星、土星)の力は、通常は、葉の螺旋構造だけに現われる形成過程を、抑制し、花-種子形成に作用することで、植物の上へと向かう力を後退させる作用を及ぼす。つまり、植物の生成を、葉の形成から上へと観察すれば、葉の上にある形成過程は、太陽と、火星、木星、土星との相互作用から成立した力を起源とする事実がわかる。

 さて、しかし、太陽と、外惑星という2つの要素が、単純に一緒に作用するのではなく、この両者に対してまた、特に月や、太陽の下位に位置する惑星の水星と金星から発する作用が、更に影響している。水星、金星、月は、植物のなかに、地球へと向かう作用、つまり下方への傾向を生み出し、その最も顕著な生成過程は根の形成のなかに発見できる。

 従って、地上に生じる存在全ては、実際には、太陽や外惑星の力と同時に、月と関係しながら、太陽の下位の惑星(水星、金星)に影響を受けている。つまり、植物のなかには、人間のなかにもある、この太陽系全体が表現されている。

 植物のなかには、人間のなかにもある、この太陽系全体が表現され、また別側面では、人間のなかにも、この太陽系が表現されている事実を理解できないうちは、そもそも植物と人間との間の関係を見通すことなどできない。

 実際、次のような事実に注目すればわかる。根の形成に傾く植物(根が発達している植物)、つまり花の形成に傾く植物(花が発達している植物)ほどには、花-種子の形成過程(プロセス)を成し遂げていない植物、もしくは全般的に、植物の根を燃やすと、花やヤドリギ、樹の類の植物を燃やすときよりも、遙かに多量な灰の成分が出る、という事実である。

 根を燃やすほうが、花を燃やすよりも、多く灰が出るという違いは端的に、太陽の下位に位置する、つまり月、水星、金星が、根の形成に優位な傾向を示すような植物に対して、強く作用している、という事実に由来する。

 灰のなかには、鉄、マンガン、珪石[Kiesel]といった、実際、直接的な薬剤の成分が析出でき、植物を利用する際に、薬として現われる成分が発見できる。



灰
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%B0

 植物の生成過程(成長)を完全に観察するなら、1年生植物の場合、植物の生成過程(成長)は、種子(実)の形成と同時に、特定の時季(季節)に生成過程(成長)が中断される。すなわち、この種子形成を、主に、地球外の力に還元しなければならない。

 植物の種子形成は中断され、種子は、再び、地上に委ねられ、中断されなければ、ある意味で、もっと高い段階に達していた生成過程(成長)が、中断により、いわば低い段階で再び継続される。従って、植物の成長全体のなかに、独特な進行が観察できる。

 いま地球の表面を考えると、植物が地上から生えて、地球の外に向かって成長する(下図参照)。しかし、地球(地表)の外で形成された種子は、再び地球へと戻され、新たなる成長の循環が始まる。

 従って、植物の成長全体を観察すれば、天からの様々な作用(力)が毎年地球へと降下し、地球の様々な作用(力)と結びついて、植物の成長の循環が完了し、また新たに始まる。つまり、天の作用は毎年、花-実へと進んだ生成過程を、再び、根のなかに沈降させることで、植物の成長全体を支配するライフサイクル(円環)を達成する(下図)。

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Last updated  2012年01月16日 08時52分33秒
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