シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年01月16日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 実際、地球の植物相のなかに、地球と地球外との相互作用を完全な形で示すものが指摘できる。これは、単なる形態に及ぶだけでなく、内的な化学的現象[Chemismus]や器官組織全体にも及んでいる。

 というのも、形態や機能において、地球の作用が、宇宙の作用に克服されるのと同じように、いわば植物のなかの地球の作用から生じる化学的現象も、地球外の作用により克服されるからである。地球の作用がある程度まで克服されると、今度は地上の化学的現象を示すために、地上のなかにもどされる。

 更に、地上の化学的現象は、燃焼後の灰のなかに外的に現われる全成分として示される。つまり地上の化学的現象は、生命(再生力)から脱落し、抜け落ちることにより出現することが明確になる。地上の化学的現象は、重力に屈服するが、植物の上へと向かう成長は、重力他の地球に結びついた様々な力を、絶えず克服する。

 以上のことから、重力と光の両極(対極;陰陽)的な対立について語ることができる。光は、絶えず重力を克服する。

 光と重力との闘い、つまり、灰へと進む力と、火へと進む力との闘いの生成過程(プロセス)のなかに、ある意味、植物は拘束されている。

 つまり、以上に示されるのは、灰化していく作用と、火のなかに開示される作用との両極的対立、すなわち、測定可能なものと測定不可能なものとの対立である。

 さて、以上の事実から、一面において、宇宙的な関連のなかの植物界が得られた。

 人間を観察するなら、既に以前の議論により、人間も、両極的に方向づけて考えなければ、うまくいかないことがわかる。というのも、植物では、下から上へと成長する生成過程が、人間では、逆転して、上から下へと成長するため、人間の場合、性や排泄の過程(プロセス)では、植物の花や種子の生成過程は下に向かい、根の生成過程は上に向かうからである。

 ただ、この逆転は、人間では、機能的な意味であり、植物では、物質的な生成過程(プロセス)の意味である。



 従って、次のような結論に至る。

 人間の生体は、機能において、上に向かって、いわば植物の根を形成し、下へ向かって成長し、花や種子を形成する。そして、その機能の周辺を巡って、今度は下から上へと物質的に成長する傾向をもつ。

 そのため、植物では、本質的に、上の種子の領域から、種子を取り出し、下の根の領域に沈ませる円環の達成が、(天の作用により)巧妙に行なわれるのに対し、人間の場合は(自身で)継続的に行なわれる。

 そして、本質的には、人間の健康な生活も、病んだ生活も、この相互の変動のなかにある。これまで示してきたように、地球から上に向かって作用する再生力があり、逆に、この再生力を抑えることで、上から下への作用が生じる。

 健康な状態も病気の状態も、人間の生は、これらの力の共同作用のなかにある、という事実を容易に看取するには、例えば、死の淵でなかば絶望しながら、次のような1つの重要な事実の前に立つときである。

 人間の生体組織は、心臓よりも上に位置する器官組織を考察するときと、心臓よりも下に位置する器官組織を考察するときでは、全く別様に扱わなければならない、という事実である。

 この場合、別の原理に従って、人間を観察しなければならない、とすら言える。この原理は、次のような事実、例えば、一般的な「クル病[Rachitis]」である四肢骨の湾曲や変形と、「頭蓋ろう[Kraniotabes]」との関係のなかに現われる。

頭蓋ろう
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0ss/113755400000/

くる病
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%82%8B%E7%97%85



 つまり、四肢の「クル病」において、例えば、燐療法により、ある種の成果を示せた医師たちは、「頭蓋ろう」の場合には、この燐療法では全く成果を挙げられない。頭部の場合、炭酸石灰による(塩)治療によって、四肢とは反対の処置をとらなければならない。

 しかし、以上から、次のような一般的な事実が現れる。次のような事実は、不快だが、全くの真実である。



 何らかの疾患に対して、誰かが正しい治療法を示し、一見全く同じ症状に対して適用しても、この正しい治療法が、治療法にならず、反対の治療法を適用しなければならないことも、十分に起こり得る。

 そのため、ある治療法で処置できるのは、特定の部位のみで、他の部位はまた別の治療法で処置せねばならないという事実を意識しなければ、医学のなかでは、常に、ある治療理論を、別の治療理論によって撃退してしまう可能性もある。」





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Last updated  2012年01月17日 11時01分19秒
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こんばんわ~☆  
∞万華鏡∞  さん
今季は寒さの緩みの少ない冬ですね~。

最後の文で、同じことではないのですが気付いたことがありました。施術しても80%くらいにした方が、身体にはよいという考えをある漢方医がおっしゃっておりました。完璧を目指して、たとえ対象としている病が完治しても、また違う芽が芽を出してしま羽化脳性があるということ。自律神経の交感神経と副交感神経みたいなバランスのような、人間にとっては不快な
痛みや炎症や遺伝子的な病などの大なり小なりの諸々の問題『負』は、生きているものにとっては当たり前でお付き合いしていくものなのでしょうね。
東洋医学の中に『陰陽の相互転化』というものがあります。一定の条件下で陰陽が入れ替わってしまう。
雪を触ったあとの熱くなった手とか、寒いときに入ったプールの後、身体が熱くなったりなど。
結構、極端な作用で逆転が起こります。
影響を与えた分の反動みたいなものでしょうか、
治療の強弱、方法、作用も・・・。
(すみません。焦点がずれているかもしれませんが) (2012年01月17日 20時31分43秒)

Re:こんばんわ~☆(01/16)  
5dolphin  さん
どうもお久しぶりです∞万華鏡∞さま
>今季は寒さの緩みの少ない冬ですね~。
全くですね。心のなかだけでも、なるべく夏の暑さを思い描くようにしています。
 ヨガによると、「う」と発声することで、人体に熱を貯め込むことができるそうです。だから、寒いときは「ううう」と発声しています。

>最後の文で、同じことではないのですが気付いたことがありました。施術しても80%くらいにした方が、身体にはよいという考えをある漢方医がおっしゃっておりました。

ホメオパシーの原理ですね。100%にしてしまうと、反転する恐れがあります。窮鼠猫を咬むや、火事場のクソ力という諺にあるように、陰陽が逆転してしまうのです。
 武田信玄は、6割の勝ちをもって勝ちとしていたそうですが、理に叶っています。全体の方向性をつけたら、後は自由にやらせた方が、逆転されずにすむのです。相手を追い詰めずに、うまく逃してやるのがよいのです。


>東洋医学の中に『陰陽の相互転化』というものがあります。一定の条件下で陰陽が入れ替わってしまう。

『陰陽の相互転化』こそが、ホメオパシーの原理のことです。

>雪を触ったあとの熱くなった手とか、寒いときに入ったプールの後、身体が熱くなったりなど。
>結構、極端な作用で逆転が起こります。
>影響を与えた分の反動みたいなものでしょうか、
>治療の強弱、方法、作用も・・・。
>(すみません。焦点がずれているかもしれませんが)

精神と物質のつりあいは心臓がとっているようです。だから感情が、心臓の鼓動から生まれるわけで、心臓の鼓動、リズムこそが、宇宙神の働きです。あらゆるものはリズムから生まれるのですから、しばしば逆転現象が起こるわけです。非線形現象なので、線形思考ではわかりません。 (2012年01月18日 09時14分45秒)

ありがとうございます♪  
∞万華鏡∞  さん
5dolphinさんへ

『感情が、心臓の鼓動から生まれる・・・』
これはシュタイナーの本を読んではいても、目でみていただけでした。『心臓の鼓動、リズムこそが、宇宙神の働き』逆に考えたことがなかったです・・・。

追伸:プロフィールの更新でフォローシステムになってますよ~♪
(2012年01月18日 21時00分58秒)

Re:ありがとうございます♪(01/16)  
5dolphin  さん
どうも∞万華鏡∞さま
>『感情が、心臓の鼓動から生まれる・・・』
>これはシュタイナーの本を読んではいても、目でみていただけでした。『心臓の鼓動、リズムこそが、宇宙神の働き』逆に考えたことがなかったです・・・。

∞万華鏡∞さまのところの光のメッセージの内容にもカブっています。光のリズムが世界をつくっているようです。人間が思う、感じる、行うことは、心臓を通して、同時に、神さまも思う、感じる、行うわけです。ただし、神さまの場合は、全ての人間を同時に思う、感じる、行っているわけで、ある思い、ある感じ、ある行いが、どのように影響するか同時にわかるわけです。

つまり、例えば、AがBに思い、感じ、行ったことは、AはAの観点からしか経験できませんが、神様は、Bの観点も同時に経験しているので、AがBに与えた影響も即座にわかるわけで、Bの観点をAに理解させる出来事を組み立てるわけです。

簡単にいえば、AがBにしたことを、今度は、BがAにするような鏡の関係、つまりカルマをつくるわけですね。宇宙は非常によくできています。

追伸:プロフィールの更新でフォローシステムになってますよ~♪

すいません、勉強不足で、意味がわかりません。 (2012年01月19日 10時32分18秒)

Re[1]:ありがとうございます♪(01/16)  
∞万華鏡∞  さん
5dolphinさんへ

すみません、わかりずらい表現で・・・。
My設定で、ご自身のプロフィールの設定をしなおすことなのですが、別にしなくても既存の状態でいられるようなので、変更しなくても大丈夫みたいですね。

そうそう、「非線形現象なので、線形思考・・・」
とは具体的にいったいなんなの?といつになくひっかかっておりましたら、ある本が解答してくれました。
『動的平衡』この本の中にありました。偶然じゃないですよ^^求めていましたから^^
一節に・・・
『私たちはあまりにも機械的な自然観・生命観の内に取り囲まれている。そこではインプットを二倍に増やせば、アウトプットも二倍になるという線形的な比例関係で世界を制御することが至上命題となる。その結果私たちは常に右上がりの効率を求め加速し、直線的に進まされる。それが、ある種の閉塞感を生み、様々な問題をもたらした』
『渦巻きは、おそらく生命と自然の循環性をシンポライする意匠そのものなのだ。そのように考えるとき私たちが線形性から非線形に回帰し、「流れ」のなかに回帰していく存在であることを自覚せずにはいられない』で、やっとこ納得いたしました。
結構、初歩的なことがわかっていないので・・・。
きっかけをありがとうございます☆ (2012年01月20日 23時02分39秒)

Re[2]:ありがとうございます♪(01/16)  
5dolphin  さん
どうも∞万華鏡∞さま
>すみません、わかりずらい表現で・・・。
>My設定で、ご自身のプロフィールの設定をしなおすことなのですが、別にしなくても既存の状態でいられるようなので、変更しなくても大丈夫みたいですね。

一応自分でも調べてみたのですが、わからなかったです。
すいません、お手数おかけしました。

>そうそう、「非線形現象なので、線形思考・・・」
>とは具体的にいったいなんなの?>結構、初歩的なことがわかっていないので・・・。
>きっかけをありがとうございます☆

考えてみれば、一般読者を想定していなかったので、痛いところをつかれました。理系的な知識を前提にして要約しているので、用語の解説をしないといけませんね。どうもすいません。

線形思考とは、例えば、なんらかの仮説を検証するための実験データをグラフにしたときに、直線の形で現れるもので、直線の形で、推測や予測等を見積もる思考です。例えば、2倍に働けば、2倍に収入が増えるという単純な思考です。

対して、非線形思考とは、同じような実験データをグラフにしたときに、直線の形ではなく、曲線や、不規則な形に表れるもので、データを取捨選択することなく、そのままの形で、人間側の観点を変えていくもので、様々な分析法が提案されている複雑な思考です。

つまり、非線形思考とは、TPOに応じて、観点を変えていく臨機応変な思考法です。カオス理論が代表です。宇宙で起こる現象のほとんどは非線形現象なんです。つまり、単純ではないということです。にもかかわらず、多くの人は、線形思考に従っているわけです。マスコミの報道は、線形思考に誘導する典型です。

非線形思考を解説するのは大変なので、こんな感じで理解してください。1種のイメージトレーニングです。プラトンの幾何学的思考です。 (2012年01月21日 08時40分29秒)

Re[2]:ありがとうございます♪(01/16)  
5dolphin  さん
>『動的平衡』この本の中にありました。偶然じゃないですよ^^求めていましたから^^
>一節に・・・
>『私たちはあまりにも機械的な自然観・生命観の内に取り囲まれている。そこではインプットを二倍に増やせば、アウトプットも二倍になるという線形的な比例関係で世界を制御することが至上命題となる。その結果私たちは常に右上がりの効率を求め加速し、直線的に進まされる。それが、ある種の閉塞感を生み、様々な問題をもたらした』
>『渦巻きは、おそらく生命と自然の循環性をシンポライする意匠そのものなのだ。そのように考えるとき私たちが線形性から非線形に回帰し、「流れ」のなかに回帰していく存在であることを自覚せずにはいられない』で、やっとこ納得いたしました。
>結構、初歩的なことがわかっていないので・・・。
>きっかけをありがとうございます☆

『動的平衡』は読んでいませんが、タイトルから高校の教科書にでもしたいですね。 (2012年01月21日 09時46分28秒)

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