シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年03月07日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回まで、例の古代ヘブライ語のサイトから引用し、教育を考えてみた。

 日本の教育とは、正しい神、キリストが父と呼んだヤハウエであり、主たる神であり、その正しい神を崇拝するために、偶像崇拝をなくし、真贋を見極める洞察力を獲得するものでなければならないことが明らかになった。

 この教育の精神を、大和魂と表記し、「ヤマトダマシイ」と読むことができる。

 古代ヘブライ語では、「ヤマト」は「ヤハウエを崇拝する民」という意味で、「ダマ」は、日本語の「玉」で、「宝石」や「完全性」を意味し、英語のdiamond(ダイヤモンド)のdiaの語源で、「シイ」は、「然り」や「従う」という意味をもつようである。

 だから、「ヤマトダマシイ」は、「ヤハウエを崇拝する民の完全性に然り」という感じになる。

 また、「ヤマト」を、「ヤマド」と読むと、古代ヘブライ語では、「天地と共に、永久に続くこと」という意味をもつようで、「天地と共に永久に続く完全性に然り」という感じになる。

 要するに、完全性を崇拝し、追究することを意味するのだろう。

 さて、問題は、何が「完全性」なのか? にある。

 完全性を取り違えると、忽ち偶像崇拝に陥り、不完全故に、神の怒りを買ってしまう。だから、完全性を見極める能力が必要である。



 しかしながら、近づく手立ては残されている。

 それは人間自身が不完全な存在だと自覚し、お互いを補完し合うことで、能力を高めあうことである。

 明治維新で有名な西郷隆盛は、「一人でできることには限界がある」と述べている。だから、西郷さんは、人を入れる器となった。

 「押してだめなら引いてみな」

 という格言が浮かぶ。人間の様々な能力を入れる器となれば、少しでも神に近づける。

 様々な人間を入れる器になれば、最終的に、神を入れる器になることに気がつく。

 実は、この発想こそが、古代イスラエルから伝わる聖杯の叡智なのである。

 「敬天愛人」という西郷さんの座右の銘は有名である。西郷さんの人生を研究すると、西郷さんの器の大きさが響いてくる。

 勝海舟の海舟座談に、坂本龍馬が、西郷を評して、「小さく叩けば小さく鳴り、大きく叩けば、大きく鳴る鐘のようだ」と述べたことが書かれている。西郷さんは、文字通り、鐘のような器だった。

 世間一般では、明治維新は、西郷と海舟でなされたように思われているが、海舟は明治維新というよりも、江戸幕府の無血開城や事後処理に功績があり、明治維新といえば、西郷と山岡鉄舟の2人の功績が大きいように思える。

 西郷は、海舟をそれほど気にかけておらず、鉄舟に惚れ込んだようである。海舟自身も「自分はズルイ」と吐露しているが、海舟は山師的なところがあり、その海舟の山師的なところを西郷は好かなかったのだろう。



 どうやら、西郷は、海舟だけは油断のならない存在として、その器に入れなかったようである。というよりも、海舟が器に収まるような人物ではなかったことがわかったのだろう。

 西郷と海舟は、島津斉彬を介して面識がある。久光の怒りを買って、西郷が島流しにされたときに、海舟は会いにいったことがあり、いずれ薩摩が幕府に反旗を翻すことがわかり、密貿易などコソコソやってないで、幕府を倒せば、おおっぴらに開国できるというようなことを述べて、海舟は西郷を驚愕させた。幕府の小役人が幕府側の立場とは逆の発想を言うことに海舟という人物の真価をみたわけである。

 斉彬を介しての、西郷と海舟の上記の出会いのなかに、将来の日本の国家像が出来上がったといえる。当時の江戸幕府の弱者いじめが酷かったからである。

 西郷は、元は、薩摩の年貢を調べていた小役人だったが、あまりの賄賂や不正の横行に我慢が出来ずに、身分をわきまえずに、藩主に進言したため、周囲の怒りを買っていたが、斉彬が、お庭番に取り立てた。

 西郷は、また月照という勤皇の僧と意気投合し、一緒に身投げまでするような正義感の塊というべき人物なのである。



 「薩摩(サツマ)」を古代ヘブライ語で解釈すると、「サツ」は、「探す」という意味で、英語のsearchの語源でもあり、「マ」は、マートだと、日本語の「的(マト)」を意味し、イタリア語のmot・toの語源にもなるそうで、「核心」とか「秩序」という意味をもつようである。

 だから、「サツマ」は「核心や秩序を探す」という意味になる。

 では、実際、薩摩の教育はどのようなものだったのか?

 薩摩では独特の教育制度 「郷中教育」が行われていたという。

 調べたいときに検索してすぐに出てくるネットは素晴らしい。以下は、次のサイトの抜粋である。

http://blogs.yahoo.co.jp/kobayashi_rk/28983896.html

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 ○薩摩独特の教育制度 「郷中教育」

 江戸時代、庶民を対象とした教育機関としては寺子屋がありました。維新後の日本が急速に近代化を成しえた背景として、寺子屋が高い教育基盤を築いたことがあげられます。

 武士を対象とした教育制度としては,薩摩独特の教育制度「郷中教育」があげられます。

 薩摩城下には数十戸を単位としておよそ30の郷中(今でいう町内会)があり、勉学・武芸を通じて、先輩武士が後輩を指導し、ここから維新の傑物を数多く輩出しました。

 武士の子弟は、一日のほとんどを同じ年頃や少し年上の人たちと一緒に過ごし、心身を鍛え、躾・武芸を身につけ、勉学に勤しみました。年長者を尊敬すること、負けるな、うそをつくな、弱い者をいじめるな、などなどが、人として生きていくために必要なこととしてたたき込まれたのです。

 郷中教育を受けた志士たち:
 西郷隆盛 (1828-1877)軍人、政治家
 大久保利通(1830-1878)内務卿
 寺島宗則 (1832-1893)外務卿(外務大臣)
 小松帯刀 (1835-1870)政治家
 松方正義 (1835-1924)第4代、第6代内閣総理大臣
 村田新八 (1836-1877)政治家
 五代友厚 (1836-1885)実業家
 大山 巌 (1842-1916)元帥陸軍大将
 森 有礼 (1847-1889)文相
 東郷平八郎(1848-1934)元帥海軍大将
 山本権兵衛(1852-1933)第16代、第22代内閣総理大臣
 ...!

 郷中教育の指導者は,同世代の「先輩」が務めました。

 この郷中教育のはじまりは、豊臣秀吉の朝鮮出兵の時に遡るとか。このとき、留守を預かる武士の青少年の風紀が乱れ、これを心配した留守居役の家老たちが考案した青少年教育制度、それが郷中教育というわけです。イギリスで始まったボーイスカウトも、郷中教育を研究し、そのよい点を採り入れ組織されたものだということです。

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 また、薩摩藩と会津藩の教育制度が似ているという以下のサイトも参考になる。

http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/bakumatsu15.htm

 特に以下の、いろは歌との関係を述べるサイトは興味深い。
http://www2.osk.3web.ne.jp/~aranishi/personal8.htm

 以下はその抜粋である。

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「400年の歴史を持つ郷中教育」
 新しい日本の夜明けである明治維新には、薩摩から多くの人材が出て、かれらが近代日本を築く礎となりました。 「ふるさと維新館」でも語られていますがこれらの人々は幼少の頃から郷中(ごじゅう)教育 で育った人々です。薩摩藩の郷中において行われた藩士の子弟同士の相互の助合いによる教育制度。島津家中興の祖、島津忠良(日新公)の「いろは歌」の教えを中心にしており、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、留守を預かった大口郷の地頭、新納忠元が武士の心得をまとめ、郷中教育に発展していった。郷中教育は島津 義弘公のころに確立され、今日まで継承されてきた400年の歴史を持つ薩摩藩独特の青少年教育です。

島津日新公のいろは歌
 島津日新斉忠良公  明応元年9月23日(1492年)伊作亀丸城に生まれ、幼名菊三郎。21歳のとき伊作、田布施城主となり三郎左衛門忠良と称し、36歳のとき髪をそり相模守入道日新斉と号する。日新公は文武、神,儒、仏三教をきわめ、善政をひいた「薩摩の聖君」と呼ばれる。中でも「いろは歌」は天文8年から14年ごろの作で、藩政時代から薩摩武士、士道教化、師弟教育の教典となった。今の時代にも通じる多くの教えを含んでいる。

歌  いにしえの道を聞きても唱えても 我が行いにせずばかいなし

大意 昔の賢者の立派な教えや学問も口に唱えるだけで、実行しなければ役に立たない。実践して実行することがもっとも大事である。

 この歌は薩摩藩教学の金科玉条となったもので47の代表名歌である。
 薩摩藩から維新の時代に行動的な武士を輩出したのも納得できます。

 『 郷中教育』は、各自が日常守るべき規約を定めて、違反した人は、処罰するという厳しいものでもあった。  






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Last updated  2012年03月08日 09時15分38秒
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