シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年03月16日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
以下は引用のつづきである。
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軍神と日本(3)

ヨシャパテ王への救い

 ユダ王国に、ヨシャパテという王がいた。

 彼には「うかつ」な部分もあったが、真の神への崇拝には熱心だった。

歴代誌第二 19:4
 ヨシャパテはエルサレムに住んだ。それから、彼はもう一度ベエル・シェバからエフライムの山地に至る民の中へ出て行き、彼らをその父祖の神、ヤーエに立ち返らせた。
歴代誌第二 19:5

歴代誌第二 19:6
 さばきつかさたちにこう言った。「あなたがたは自分のする事に注意しなさい。あなたがたがさばくのは、人のためではなく、ヤーエのためだからです。この方は、さばきが行なわれるとき、あなたがたとともにおられるのです。
歴代誌第二 19:7
 今、主への恐れがあなたがたにあるように。忠実に行ないなさい。私たちの神、ヤーエには、不正も、えこひいきも、わいろを取ることもないからです。」
歴代誌第二 19:8
 なお、ヨシャパテはエルサレムでは、レビ人と祭司の中から、またイスラエルに属する一族のかしらたちの中から、主のさばき、および訴訟に携わる者たちを任命していた。エルサレムに帰ったとき、
歴代誌第二 19:9
 彼はこの人々に次のように命じた。「あなたがたは、ヤーエを恐れ、忠実に、また全き心をもって、このように行なわなければなりません。
歴代誌第二 19:10
 おのおのの町に住んでいるあなたがたの兄弟たちから、あるいは互いの流血事件について、あるいは律法、命令、おきて、定めなどについて、あなたがたのところに訴訟が持ち込まれた場合には、いつでも、あなたがたは、彼らがヤーエに対して罪を負い、その結果、あなたがたとあなたがたの兄弟たちの上に御怒りが下ることのないよう、彼らに警告を与えなければなりません。あなたがたはこのように行ないなさい。そうすれば罪を負わずに済むのです。
歴代誌第二 19:11


 彼が、その配下に発した命令は、神の観点から正しかった。彼の崇拝は神の心にかなった。そこで神は、ヨシャパテの危機に際して救いを施した。

歴代誌第二 20:1
 この後、モアブ人とアモン人、および彼らに合流したアモン人の一部が、ヨシャパテと戦おうとして攻めて来た。
歴代誌第二 20:2
 そこで、人々は来て、ヨシャパテに告げて言った。「海の向こうのアラムからおびただしい大軍があなたに向かって攻めて来ました。早くも、彼らはハツァツォン・タマル、すなわちエン・ゲディに来ています。」
歴代誌第二 20:3
 ヨシャパテは恐れて、ただひたすらヤーエに求め、ユダ全国に断食を布告した。
歴代誌第二 20:4
 ユダの人々は集まって来て、ヤーエの助けを求めた。すなわち、ユダのすべての町々から人々が出て来て、ヤーエを求めた。
歴代誌第二 20:5
 ヨシャパテは、主の宮にある新しい庭の前で、ユダとエルサレムの集団の中に立って、
歴代誌第二 20:6
 言った。「私たちの父祖の神、ヤーエよ。あなたは天におられる神であり、また、あなたはすべての異邦の王国を支配なさる方ではありませんか。あなたの御手には力があり、勢いがあります。だれも、あなたと対抗してもちこたえうる者はありません。
歴代誌第二 20:7
 私たちの神よ。あなたはこの地の住民をあなたの民イスラエルの前から追い払い、これをとこしえにあなたの友アブラハムのすえに賜わったのではありませんか。
歴代誌第二 20:8
 彼らはそこに住み、あなたのため、御名のために、そこに聖所を建てて言いました。
歴代誌第二 20:9
 『もし、剣、さばき、疫病、ききんなどのわざわいが私たちに襲うようなことがあれば、私たちはこの宮の前、すなわち、あなたの御前に立って――あなたの御名はこの宮にあるからです。――私たちの苦難の中から、あなたに呼ばわります。そのときには、あなたは聞いてお救いくださいます。』
歴代誌第二 20:10
 ところが今、アモン人とモアブ人、およびセイル山の人々をご覧ください。この者たちは、イスラエルがエジプトの地を出て来たとき、イスラエルがそこに侵入することをあなたがお許しにならなかった者たちです。事実、イスラエルは彼らから離れ去り、これを根絶やしにすることはしませんでした。
歴代誌第二 20:11
 ご覧ください。彼らが私たちにしようとしていることを。彼らは、あなたが私たちに得させてくださったあなたの所有地から私たちを追い払おうとして来ました。
歴代誌第二 20:12
 私たちの神よ。あなたは彼らをさばいてくださらないのですか。私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」

 神は祈りに答えた。

 神の霊が一人の人の上に下り、彼は神の意図を告げた。

歴代誌第二 20:13
 ユダの人々は全員主の前に立っていた。彼らの幼子たち、妻たち、子どもたちも共にいた。
歴代誌第二 20:14
 ときに、ヤーエの霊が集団の中で、アサフ族の出のレビ人ヤハジエルの上に臨んだ。彼はマタヌヤの子エイエルの子ベナヤの子ゼカリヤの子である。
歴代誌第二 20:15
 彼は言った。「ユダのすべての人々とエルサレムの住民およびヨシャパテ王よ。よく聞きなさい。ヤーエはあなたがたにこう仰せられます。『あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。
歴代誌第二 20:16
 あす、彼らのところに攻め下れ。見よ。彼らはツィツの上り道から上って来る。あなたがたはエルエルの荒野の前の谷のはずれで、彼らに会う。
歴代誌第二 20:17
 この戦いではあなたがたが戦うのではない。しっかり立って動かずにいよ。あなたがたとともにいる主の救いを見よ。ユダおよびエルサレムよ。恐れてはならない。気落ちしてはならない。あす、彼らに向かって出陣せよ。ヤーエはあなたがたとともにいる。』」
歴代誌第二 20:18
 それで、ヨシャパテは地にひれ伏した。ユダのすべての人々とエルサレムの住民もヤーエの前にひれ伏して主を礼拝し、
歴代誌第二 20:19
 ケハテ族、コラ族のレビ人たちが立ち上がり、大声を張り上げてイスラエルの神、ヤーエを賛美した。

 さあ、「神の戦い」とはどのようなものなのか?

 すべての民が、それを知ることになった。

歴代誌第二 20:20
 こうして、彼らは翌朝早く、テコアの荒野へ出陣した。出陣のとき、ヨシャパテは立ち上がって言った。「ユダおよびエルサレムの住民よ。私の言うことを聞きなさい。あなたがたの神、ヤーエを信じ、忠誠を示しなさい。その預言者を信じ、勝利を得なさい。」
歴代誌第二 20:21
 それから、彼は民と相談し、主に向かって歌う者たち、聖なる飾り物を着けて賛美する者たちを任命した。彼らが武装した者の前に出て行って、こう歌うためであった。「ヤーエに感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」
歴代誌第二 20:22
 彼らが喜びの声、賛美の声をあげ始めたとき、主は伏兵を設けて、ユダに攻めて来たアモン人、モアブ人、セイル山の人々を襲わせたので、彼らは打ち負かされた。
歴代誌第二 20:23
 アモン人とモアブ人はセイル山の住民に立ち向かい、これを聖絶し、根絶やしにしたが、セイルの住民を全滅させると、互いに力を出して滅ぼし合った。
歴代誌第二 20:24
 ユダが荒野に面した物見の塔に上ってその大軍のほうを見渡すと、なんと、死体が野にころがっている。のがれた者はひとりもない。
歴代誌第二 20:25
 ヨシャパテとその民が分捕りをしに行くと、その所に、武具、死体、高価な器具を数多く見つけたので、これを負いきれないほど、はぎ取って、自分のものとした。あまりにも多かったので、彼らはその分捕りに三日かかった。
歴代誌第二 20:26
 四日目に、彼らはベラカの谷に集まり、その所でヤーエをほめたたえた。それゆえ、人々はその所の名をベラカの谷と呼んだ。今日もそうである。
歴代誌第二 20:27
 それから、ユダとエルサレムの人々はひとり残らず、ヨシャパテを先頭にして、喜びのうちにエルサレムに凱旋した。主が彼らに、その敵のことについて喜びを与えられたからである。

 神は、その民を守った。

 正しい信仰を保つ限り、神は臣民を捨てない。

 ユダの民には、くすしい戦略もなく、重装備もなかった。

 ただ、その神に祈っただけであった。

 イスラエルが「正しい信仰」を保っていた時には必ず、神は祈りに答え応じ、強い敵から国を守ってくれた。

 従って、神国に「莫大な軍事予算」や、「狡猾な戦略」は要求されない。

 純粋でゆるぎない信仰だけが、必要とされていたのである。

歴代誌第二 20:28
 彼らは、十弦の琴、立琴、ラッパを携えてエルサレムにはいり、主の宮に行った。
歴代誌第二 20:29
 地のすべての王国が、ヤーエはイスラエルの敵と戦われたということを聞いたとき、神の恐れが彼らの上に臨んだ。
歴代誌第二 20:30
 このようなわけで、ヨシャパテの治世は平穏であった。彼の神は、周囲の者から守って、彼に安息を与えられた。

 神のもたらす平和は、このようにして永続する。

 『軍神』は、ただ勝利を手助けする存在ではなく、勝利の後に「平和な時代」をもたらしてくれるのだ。

 「万軍のヤー」の救いは、それほど完璧なものである。

付録:軍神はどこにいる?

 神国の民は、どこに向かって祈るべきなのか?

 ヨシャパテが、どのように祈ったかを思い出そう。

歴代誌第二 20:9
 『もし、剣、さばき、疫病、ききんなどのわざわいが私たちに襲うようなことがあれば、私たちはこの宮の前、すなわち、あなたの御前に立って――あなたの御名はこの宮にあるからです。――私たちの苦難の中から、あなたに呼ばわります。そのときには、あなたは聞いてお救いくださいます。』

 『―あなたの御名はこの宮にあるからです。―』

 ・・・この注釈は、とりわけ重要な部分である。

 日本において、神の名を担う宮は『伊勢神宮』だ。

 そこには、先祖から伝わる選民の神

 『万軍のヤー』とその『御子』が祀られている。

 一方、旧軍部が重んじたのは『靖国』だ。

 しかし、その宮に『ヤーエ』はいない。

 「万軍のヤー」に背を向けた軍が、どのようにして守られるというのか?

 現人神(天皇)を『神』と位置付けた間違いも大きかったが、指導者が「ヤーエに背を向ける」という根本的な間違いを犯して戦った。

 このため日本は、「その通りの結果」を受け取ったのである。





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Last updated  2012年03月21日 10時48分39秒
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