シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年10月05日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 シュタイナーの人智学的医術の要約を随分と休止しているが、とりあえず老子の紹介を続けたい。前回は、脊柱下のクンダリーニの火の蛇と、脊柱上の松果腺を併せると、カゴメ紋の六芒星が顕れ、それが第3の目、つまり宇宙意識との融合を意味することを紹介した。

 宇宙意識とは、いうまでもなく、タオのことである。

 さて、この六芒星は、シュタイナーの人智学では、人間のアストラル体を表す。だから、六芒星をアストラル界の象徴と考えると、カゴメの歌から、クンダリーニの火の蛇が鳥に昇華し、火の鳥のイメージが顕れてくるから面白い。火の鳥とは、不死鳥で、大宇宙意識のことに他ならない。

 3次元の物質界の意識では、みえなかったエネルギー体の蛇が、第3の目、つまりアストラルの4次元意識から、不死鳥として顕れてくる。まさに「上にある如く下にもある」だ!

 さて、その第3の目の不死鳥となるべく、クンダリーニの火の蛇を昇天させる方法は、ヨガと気功があるが、日本では、丹田呼吸法が有名である。

 そこで、「丹田」という言葉を調べると、面白いことがわかる。

 丹(タン)は、タオにも似ているが、以下の3つの意味をもつそうだ。

  ☆  ☆  ☆

丹(タン)



 2 黄色みを帯びた赤色顔料。日本画に用いる。鉛の酸化物で、人工的に製造される。鉛丹。黄丹。

 3 薬。特に、道家における長寿・不老不死の薬。

  ☆  ☆  ☆

 上記の1は、錬金術からきたのだろう。錬金術でいう、硫黄と水銀とは、中和(融合)剤のことで、硫黄は、炭酸塩と燐の融合、水銀は、外惑星の金属と内惑星の金属の融合を意味し、液体、つまり水やエネルギーの流れ、を意味する。だから、「融合する」という意味をもつ。

 上記の2は、鉛とあるが、鉛は土星に由来し、土星は、人体では松果腺を意味する。松果腺は赤灰色である。

 上記の3は、勿論、火の蛇からくる火の鳥の宇宙意識のことだろう。宇宙意識は長寿で不老不死である。

 だから、1~3により、火の蛇と松果体を融合することの意味が、「丹」にあることがわかる。「丹」を日本では、「に」と呼ぶが、恐らく、火の蛇と松果体の、陰陽の2つという意味を後で付け加えたのだろう。

 そこで、続けて「丹田」と「錬丹術」を調べる。

丹田
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B9%E7%94%B0

錬丹術
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8C%AC%E4%B8%B9%E8%A1%93

 上記のウイキの「丹田」から、上中下の「三丹田」説があることがわかる。そこでは、「上丹田は神(しん)を蔵し、中丹田は気を蔵し、下丹田は精を蔵す。」とある。

 だから、これまでの話から、宇宙意識と融合する第3の目の神を蔵す「上丹田」が、松果腺で、火の蛇であるクンダリーニの精を蔵すのが「下丹田」であることがわかる。

 で、「中丹田」は、どこかといえば、「気を蔵す」とあるので、気は、プラーナ、つまりエーテルの貯蔵庫なので、太陽神経叢のことだろう。太陽神経叢は、外の太陽に対する人体内の太陽のことで、人体に入ってきたエーテルエネルギーを、生存に必要な分だけ蓄積確保し、入ってきた分だけを出し、常に人体の恒常性を保っているそうである。

 太陽神経叢に蓄積したエーテルエネルギーを浪費すると、生命力が急速に欠乏し、衰えていくという。

 「上丹田」を正三角形(正四面体)、「下丹田」を逆三角形(逆正四面体)、両方の境界融合面の三角形(上下2つの正四面体をあわせた6面体)を「中丹田」とすると、「生命の樹」が浮かびあがる。そして、それらは、前にも述べたが、三種の神器の、鏡が上に、勾玉が中に、剣が下の丹田に対応する。

生命の樹
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AE%E6%A8%B9

77459499ee5cd428.jpg

 上図から、「上丹田」の松果腺は、上部4つのセフィロトの、ケテル-ビナー-コクマーと、そして隠されているセフィラーのダートは、松果腺の第3の万象を見通す目を表し、その4つのセフィロトから正四面体の、大宇宙とつながる天の陽のピラミッドが顕れる。この正四面体は八咫鏡に相応する。

 また、上図から、「下丹田」の火のクンダリーニの蛇は、4つのセフィロトの、ホド-ネツァク-イエソド-マルクトからなる逆正四面体の、小宇宙の人間の基盤となる地の陰のピラミッドが顕れる。この逆正四面体は、天叢雲剣に相応する。

 そして、その均衡を保つのが、3つのセフィロトのゲブラーケセド-ティファレトの三角形、もしくは、その三角形を底面とし、そこに上のセフィロトのダートと下のセフィロトのイエソドをあわせて、上下2つの正四面体をあわせた6面体として顕れるのが、「中丹田」の太陽神経叢である。この6面体は、八尺瓊勾玉に相応する。

 エジプトのピラミッドの内部にも、必ず、上部に松果腺となる洞窟があり、下部には、クンダリーニの火の蛇を表すマルクトの王国の棺があり、その中間に、太陽神経叢があるはずである。だから、神殿には、必ず、三種の神器もあるはずだ。王の座と王妃の座と、王国の座である。

 さて、これまで述べてきたように、「生命の樹」は陰陽とその均衡の3つの柱からなるが、この3つの柱の意味は、前回のカゴメの歌から明らかになる。下にあるクンダリーニの火の蛇が、鳥になるのが、第3の目の開眼である。

 火の蛇が、翼をもって、鳥になるから、蛇が飛ぶイメージは龍となる。だから、赤龍のイメージとなり、また火の鳥の不死鳥のイメージとなる。

 すると、左側の峻厳の柱は、陰の左回りの天から下降する蛇で、翼を失った黒龍となり、右側の慈悲の柱は、陽の右回りの天に昇る蛇で、白龍となる。

 この3つの赤龍、黒龍、白龍からイメージされるものは何か?

 それは神社の鳥居である。赤い鳥居は、宇宙意識の火の鳥で、黒龍と白龍は、黒と白の交互の注連縄になり、昔は横綱を意味したが、いまでは慶弔時の黒白幕(鯨幕)となっている。

 横綱といえば、相撲で、相撲といえば、神と相撲をとって勝ったヤコブで、イスラエルの語源となった。つまり、イスラエルとは、ヤコブが自分の名を失い、宇宙意識と融合したという意味なのだろう。

 つまり、神社は、この世とあの世を結ぶ世界で、鳥居は、あの世のアストラル界の扉ということになる。鳥居をくぐれば、宇宙意識、神と一体となる意識をもたないといけないということになる。

 宇宙意識の前では、現世の名前は捨てられ、例えば相撲の土俵は、注連縄を丸く囲んだもので、相撲の前に、塩を撒き、水で清め、そして、手をうち、土俵入りの際には火の鳥の形の表現、もしくは、赤龍か、白龍か、黒龍かの運動を行い、「雲龍型」と「不知火型」になったのだろう。西洋風にいえば、ヤコブが階段を上る様子になる。

 だから、鳥居をくぐる前に、身を清め、上を下にして、頭を下げて、屈まないといけない。恐らく、手を二回叩くのは、左右の均衡を図り、上下、左右を入れ替えることを意味するのだろう。鳥居をくぐった先の領域は、あの世の意識なのである。タオの領域である。

 古代の神道の神社は、自然の山や石を神として、つまり宇宙意識として、その前に鳥居を立てたが、それは恐らく、宇宙意識をもてば、自然の山や石が、神様として現れてくるのだろう。それはいわば、意識の図書館のようなものなのだろう。オカルトでいう宇宙の進化の歴史を記録したアカシャ年代紀なのだろう。

 以上のようなことを、老子は、第11章で説いているが、次回に譲る。





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Last updated  2012年10月05日 16時53分06秒
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