シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年11月27日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回の抜粋紹介の続き

 ☆  ☆  ☆

 1944年12月16日付の『ニューヨークタイムズ』紙は、「ニューヨーク国家銀行局」の動静について5段にわたる記事を掲載した。ブッシュの銀行に関しては、その最後に次のように記されている。

 「ニューヨーク・ブロードウェイ39番地ユニオン銀行は、本社をブロードウェイ120番地に移す許可を得た。」 しかし、この「ブロードウェイ120番地」とは、政府の「海外資産管理局」の住所なのだ。

 つまり、ユニオン銀行のナチスへの資金援助は、政府の手に引き継がれたのだ。戦後、プレスコット・ブッシュは、アメリカ上院議員となり、アイゼンハワー大統領と親交を持った。ニクソンを政界入りさせ、1952年の選挙戦においてアイゼンハワー政権に加えたのは自分だと語っている。

 スカル・アンド・ボーンズは、他国の秩序破壊者に援助するだけではなく、自ら母国において破壊行為を行ってきた。

 ロドニー・スティックは、著書『欺くアメリカ』の中で、「ペガサス」というコードネームを持つCIAエージェントのチームが、J・エドガー・フーバーの電話を盗聴した事実について触れている。彼らは、ケネディ暗殺計画について語るフーバーの声をテープに収めた。テープの中で登場する名前は「(ネルソン・)ロックフェラー、アレン・ダレス、(リンドン・)ジョンソン、ジョージ・ブッシュ、J・エドガー・フーバー」である。

 ブッシュ前大統領は、1963年当時、自分はヒューストンに住んでおり、また石油会社ザパタ・オフショア社の経営に専念したため、CIAには関わっていなかったと述べている。また、「CIAのジョージ・ブッシュ君」に宛てられたフーバーの手紙についても、その存在を否定している。

 最初、CIAは、当時ブッシュが協力者であったかどうかについてはコメントしないと述べていた。しかし、この手紙の存在が世間に知られるようになると、「このジョージ・ブッシュは1988年に大統領になったあの人のことではなく、同姓同名の別人である」と言い出した。「ジョージ・ブッシュ」という名前の下級職員がCIAに勤務していたことは確かだが、彼はFBIからメッセージを受けるような立場にはいなかったし、事実、受けたことなど一度もない。



 『リアリスト』紙(1991年夏)は、「ブッシュは、かの有名なCIAエージェント、フェリックス・ロドリゲスと共に働き、キューバ侵攻に参加する右派の亡命キューバ人をリクルートしていた。マイアミのキューバ人社会を侵攻に向けて組織化することは、ブッシュの務めだった。

 …最近明らかになったFBIの文書には、ジョージ・ブッシュが1963年のジョン・ケネディ大統領の暗殺に直接に関わっていたと記載されている。文書には、CIAによって送り込まれた狙撃者の位置が記されている。当時ブッシュはテキサスに住んでおり、ヒューストンとマイアミの間を毎週往復していた。1960年と61年に、ブッシュは侵攻のためにマイアミでキューバ人をリクルートしていた。…」と述べた。

 ニクソンと主席補佐官ハルデマンの会話を記録した1972年6月23日付のテープの中で、ニクソンは、FBIの調査によって、自分たちが「ピッグズ湾の件」に関与していたという事実が暴露されることを恐れていると語った。ハルデマンはその著書『権力の終焉』の中で、「ピッグズ湾の件」とは、JFK暗殺を表すニクソンの暗号であったと述べている。

 当時、ブッシュのパートナー、ロバート・モスバッカーは、テキサスにおいて、ニクソンのために資金調達者として働いていた。このテープの中で、ニクソンは、「キューバ人」と「テキサス人」という言葉を頻繁に使用ているが、「テキサス人」とはブッシュ、モスバッカー、ベイカーのことを指す。

 ケネディの暗殺には、単にキューバ侵攻の口実を作るためという政治的な目的だけではなく、アメリカの社会に揺さぶりをかけるという心理的な目的もあった。ジェームズ・シェルビー・ダウンワードは、「魔術、セックス、暗殺、象徴学」という記事の中で、ケネディの暗殺は、「王の殺害」と呼ばれるオカルトの儀式の一つであると語った。

 これは、心的外傷を与えることによって、大衆の心をコントロールし、既存の政体に揺さぶりを掛けるための革命的手法である。首謀者たちは、あからさまな陰謀を見せ付けることによって、自らの力を誇示し、同時に、大衆に無力感を与えようとする。確かに、ケネディの暗殺後、凶悪犯罪は増加し、政府への不信、社会悪の増大が顕著に見られる。この事件がアメリカ人の心に残したトラウマは大きかった。

 スカル・アンド・ボーンズが、既存の社会秩序を崩壊させ、自分たちに都合のよい体制を作るために用いている手段には、麻薬がある。そもそも、スカル・アンド・ボーンズは、阿片貿易によって財を成した商人によって創立されたのであり、彼らが麻薬密売に関与しているとしてもそれほど驚くべきことではない。

 ベトナム戦争以前、黄金の三角地帯(世界の生阿片の大部分を生産するインドシナ北部のビルマ・タイ・ラオス・中国が国境を接する地域)は、フランスの諜報機関と白人ギャングによって経営されていた。フランスが引き上げた後は、アメリカが引き継ぎ、シシリアのギャングの助けを借りて、アメリカ諜報機関が支配してきた。

 この麻薬ネットワークについては、アルフレッド・マッコイの『東南アジアにおけるヘロイン政策』と、ヘンリック・クルーガーの『巨大ヘロインクーデター』、サム&チャック・ギアンカナの『ダブル・クロス』において詳しく解説されている。

 レーガン政権において、国家麻薬阻止制度の長官を務めていたジョージ・ブッシュ副大統領は、「麻薬戦争」に関わった政府の最高責任者であった。

 米国麻薬強制取締局(DEA)の前局長フランシス・ミューレン・ジュニアは、ブッシュの仕事を「知的欺瞞」であり、「資産というよりも、むしろ負担である」とも述べた。この発言の後、彼は辞職し、会計検査院の報告書は闇に葬られた。



 テレビ番組「シクスティ・ミニッツ」のプロデューサー、モニカ・ジェンセン・スチーヴンソンは、秘密の麻薬取引の実体を暴露するルポを放映しようとしたところ、CBSニュースに拒否され、さらに、辞職に追い込まれた。彼女は、その後、著書『キス・ザ・ボーイズ、グッドバイ』の中で、米国の諜報機関が、戦争捕虜と戦争後行方不明兵士に関する政府機関を隠れ蓑にして黄金の三角地帯から阿片を密輸していると述べた。

 そもそも、CIAは、スカル・アンド・ボーンズの中心メンバー、ロバート・A・ロヴェットによって創設された組織である。

 「1945年10月22日、戦争長官ロバート・パターソンは、第二次大戦後のアメリカの諜報機関創設に関する政府諮問グループとして、ロバート・A・ロヴェットを長とするロヴェット委員会を創設した…。この新しい機関は軍部の『意見を聞く』だろうが、対外諜報活動や対抗諜報活動の分野においては独立して活動しなければならない。

 独立した予算を持ち、公聴会を経ずに議会から直接 活動費を受け取れるようにすべきだ。1945年11月14日、ロヴェットは、国務、戦争、海軍各長官の前に現われ、…戦時中のOffice of Strategic Services(戦略的任務局)を復活させるよう強く迫った…。CIAは、…ロバート・ロヴェットの訓令にしたがって、1947年に創設された。」(『ジョージ・ブッシュ――非公認バイオグラフィー』)

 そのため、当然、CIAは、スカル・アンド・ボーンズの思想と活動に強く影響されていると考えることができる。イェール大学歴史学教授ガッディス・スミスは、「イェール大学は、他のいかなる大学よりも、CIAに対して強い影響を与えている。CIAには、まるで同窓会のような空気が漂っている」と述べた。もちろん、イェール大学のOBに流れる主人脈は、ボーンズメンである。



 スカル・アンド・ボーンズは、テロや暗殺、革命によって社会不安を起こし、麻薬やポルノによって国民の倫理や家族を崩壊させ、世界や国内に混沌を生み出そうとしている。そして、その混乱の中から、自分たちが目指す中央集権的、国家主義的体制を作りだし、米英を中心とした世界統一政府を築き上げようとしている。

 スカル・アンド・ボーンズにとって、軍事力の行使は政治権力を獲得するのに避けられない選択である。彼らは、真に歴史を変えるためには、軍事力は必要不可欠であると教えられている。彼らにとって倫理などどうでもよいことなのだ。ここが日本の武士との違いである。日本の武士道は、武士の間の名誉を重んじ、道徳を尊重した。しかし、スカル・アンド・ボーンズにとって、大切なのは、彼らの組織に属しているかどうか、ということだけである。誰でも彼らの結社に入っていない人間は劣っており、それゆえ、彼らにとって操作され、利用される対象である。

 1990年代初頭のブッシュ政権は、日本を利用する対象としか見ていなかった。いくら日本の政府が湾岸戦争において多額の戦費を支出したとしても、彼らにとってアングロサクソンの白人以外の日本人など、自分たちの体制を固めるために利用すべきコマに過ぎないのだ。

 また、1980年代にアメリカを脅かす経済力をつけた日本は、彼らにとって目の上のタンコブだった。彼らは、WASP以外の国が世界のパワーとなることを望んでいないのだ。だから、陰謀を含めてあらゆる手段を講じてライバルを叩き落そうとした。1990年代の日本は彼らの罠にはまり、バブル崩壊後、深刻な経済不況に陥ってしまった。

 このような裏の事情があるにもかかわらず、小泉内閣は、必死になって軍艦を派遣し、アメリカに気に入られようと努めている。愚かなことである。どんなに頑張っても、WASPではない日本は、所詮、二流国に落とされる運命なのだ。

 ブッシュにとって、重要なのは、イギリスなど同じ人種、文化、言語の国だけである。彼らが目指しているのは、世界の互恵的協調ではなく、WASPによる世界支配である。だから、ブッシュ政権が始まったときから、戦争が起こるのは決まっていたし、その戦争の後に、彼らが目指す地域にアメリカの支配を確立することは計画されていたのだ。

 父親の時には湾岸戦争、子供の時には同時多発テロ。この親子の時だけ、このような重大な事件が起こるのはどういうわけだろう。過去を振り返っても、スカル・アンド・ボーンズのメンバーが政権において重要な地位を占めたときに、戦争や血生臭い事件が起こり、彼らの意にかなわない人々が暗殺されているのだ。

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 文字数制限を超えたので次回に譲る。





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Last updated  2012年11月27日 14時58分08秒
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