シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2013年02月01日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 前回からの続きで、皇室に関係する、一角獣と獅子の紋章の比較を、あるサイトから抜粋して紹介する。

 ☆  ☆  ☆

天皇家の紋章に覧る獅子と一角獣
http://lucky2zacky.jugem.jp/?eid=366

 (更にロスチャイルド家の紋章を並べるとややこしくなるのでこの二つにて)

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 ■日本皇室紋章(左側)
 ・吠えた(口を開けた)一角獣が向かって左に位置し“自由の身”である
 ・中央上部のカゴメ紋形状の王冠に鎮座するのは一角獣である


 ■イギリス王室紋章(右側)
 ・吠えた(口を開けた)獅子が向かって左に位置し、右の一角獣は鎖に繋がれている
 ・中央上部のクラウンに乗るのは王冠を被った獅子である
 ・中央の盾は4分割、イングランドの紋章(3匹の獅子)が2つ、
 アイルランドの紋章(弦鳴楽器ハープ)、スコットランドの紋章(立ち上がる獅子)
 ※スコットランドの象徴はユニコーンである

 百獣の王であるライオンに唯一立ち向かえると言われたユニコーン
 「私は自ら泳ぐ」とノアの方舟に乗り込むのを拒んだ孤高の存在

 王と玉のような感じなのでしょうか
 二つの紋章の相違から察するに、口を開いた神獣の優位性が伺えます
 そこを踏まえた上での、日本人にはとても身近な存在がもたらす混乱がこれ

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 (「狛犬について私が知ってる2,3の事柄」より引用)

 狛犬ですね、正確には「獅子狛犬」と言います
 一般的なその定義は、向かって右側に位置し角がなく口が開いているものを
 「阿形(あぎょう)」と呼び、左側に位置し角が1本で口が閉じているものを
 「吽形(うんぎょう)」です、二つ合わせて「阿吽(あうん)の呼吸」です


~阿吽(あうん)~
 (1)密教で、宇宙の初めと究極。万物の根元と、宇宙が最終的に具現する智徳。悟りを求める菩提心と、到達する涅槃(ねはん)。
 (2)寺院の山門の左右にある仁王や狛犬(こまいぬ)の相。一方は口を開き、一方は口を閉じる。
 (3)吐く息と吸う息。呼吸。阿吽の呼吸。
 (4)対立する二つのもの。

 対立する獅子と一角獣の立ち位置と優位性が、時の支配者や場所場所によって
 入れ替わり立ち替わり状態ですが、ライオン(獅子)とは何か?
 ユニコーン(一角獣)とは何か?知れば知るほど己の無知を知る訳です

 ☆  ☆  ☆

 以上のように、一角獣と獅子の紋章が、神社の狛犬と関係し、阿吽の呼吸につながることがわかる。阿吽の呼吸は、ヨガでは有名な、3つの音、「あ」と「う」と「ん」を意味する。

 「あ」の音は、「あぁ、暑い」というように、身体を冷却し、アルカリ性に導く働きがあるようで、「う」の音は、「うぅ、寒い」というように、身体を温め、酸性に導く働きがあるようで、「ん」は、「ん~」というように重い荷物を持ち上げたり、踏ん張るときに全身に力を漲らせる働きがあるようなことがヨガではいわれている。

 そこで、オカルトの知識をかりると、阿吽の狛犬は、なんらかの言葉を表すものであることに気づかされる。

 狛犬が言葉を表す、ということから、狛犬の源流の「スフィンクスの謎かけ」を連想する。スフィンクスの謎かけは、「朝は足が四本あって、昼になると二本の足となり、 夜には三本足となるものとは何か?」で、その答えは、「人間」だが、シュタイナーによれば、この謎かけは、人間が足腰から老いることも意味している、と述べている。

 この謎かけは、なんらかの合言葉になっているように感じられる。

 上記に紹介した例の紋章を眺めていると、オカルティストなら、生命の樹を思い浮かべるだろう。そこで、生命の樹と紋章を比較する。

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 シュタイナーによれば、生命の樹は、霊界と交信するための言語の一覧表だったそうである。だから、阿吽の呼吸を表す、一角獣と獅子は、峻厳の柱と、慈悲の柱に置き換えられるのではないか、と思う。

 また、オカルトでは、一角獣が月を表し、獅子が太陽を表すので、月が峻厳の柱で、太陽が慈悲の柱を表すのだろう。生命の樹は、人間を表すので、スフィンクスの謎かけの答えにもなっている。

 中央の均衡の柱が、人間の脊柱で、32~34個の骨からなる。秘密結社の位階が32~34なのは、この背骨の数を元にしていることは以前紹介した。生命の樹は、10のセフィロト(ダアトを入れると11)と22のパスからなるので、あわせて32~33の段階がある。

 生命の樹は、人間が、一種の楽器であることを悟らせてくれる。言葉は、音によって経験を色づけしたものである。

 王の紋章が、お互い似ているのも、古代の言語が、霊界の言葉に対応し、創造の言葉であったことが、生命の樹から明らかになる。しかし、もはやそのような知識はなく、言葉の背後で、神々が働いてくれていることを忘れてしまっているのが現代人である。

 オカルティストなら、例えば、スフィンクスの謎かけの「朝は足が四本あって、昼になると二本の足となり、 夜には三本足となるものとは何か?」は、

 生まれたときの本来の姿は、霊(自我)、魂(アストラル)、幽(エーテル)、肉体の4つの体だが、この世の物質界に夢中になっている姿は、幽(エーテル)、肉体の2つの体になり、死んであの世にいくときには、肉体を失うので、他の3つの体になる、というようにも捉えられる。

 スフィンクスの正体は、人間本来の自由意志を、物質的制約から肉体が絞めつけることで、人間がつくりあげたイメージなので、死んで肉体を失うと、消滅するものだが、二本の足で立ち続ける者は、肉体とともに殺されてしまうわけである。

 この二本の足は、陰陽にもかかっていて、その均衡がないと滅ぶという、なにやら教訓めいたものにもなっていて面白い。





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Last updated  2013年02月01日 14時58分59秒
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